先日ある商品の価格テストを行った。
売り方マーケティング7つの間違いの桑原です。
とりあえず100円ほど値上げしてみたが
1日目のうれた個数は10個と通常と変わらない
しかし、この商品は週後半に売れる商品 で
週後半に突入して2日目うれた個数は
10個と週末の割には伸びない
その翌日も夕方まで様子を見てみたが
夕方の時点で売れていたのは
6個伸び悩んでいるよ うな感じがする。
とはいえ10個は売れるペースではあるが
これと同時にほかにチェックしているデーターがある。
同商品を扱っているライバルの
ランキング変 動とうれた個数のチェック
これを同時にやっているのですが
ライバルのランキングが2000位ほど上昇してきて
うれた個数も通常より多い。
で私のランキング は通常より500位ほど落としている。
という事は100円の値上げでお客様が私の商品ではなく
ライバルの商品を選び出したという結論に達した。
なので、昨日から値上げした金額分を下げてみた。
結果ライバルはランキングを2000位落とし
私のは500位上げて結局19個までこの日は売れたと。
という事はこの商品の売値は100円上げる
前の値段が現時点では適正である事がわかる。
上値は調べたので今度は下値を調べに行く。
これを繰り返してこの商品の適正な正価を調べにいく。
この観察・分析・判断をするからうれるわけです。
売れない人を見ていると適当に売値をつけて売れない な?
売れないな?と頭抱えているだけ。
それでは売れないのです。
市場とライバルと商品を観察して分析してこそ売れだす。
自分で売りたい値段を適当につけて
売れない売れないってなる傾向が多いですね。
適正な観察方法を身に付ければ売れていきますよ。
ちなみにこの商品100円値段を上げたことで
通常週末は1日15~20個売れる数を
10個に落としさらにライバルにお客様を
送り込む始末となりました。
値上げした事によりでた利益は100円×10個=1000円
安い値段で売ったとき利益は
この商品仮に1000円の利益が出るとしたら
1000円×本来売れた数の増加分
5~10個なので5000円~10000円とな ります。
高く売る事で損をすることって結構あるんです。
じゃあ100円とかの上乗せじゃなくてもっと乗せたらと
言う人がたまにいますがとたんに売れ行きが 0個になります。
売れるという事は仕入ロットを増加させることに繋がるんです。
在庫切れリスクまで考えると適正在庫の仕入れが
必要になりますので発注数を 上げなければなりません。
発注数が上がるという事は仕入単価が安くなります。
ちなみに粗利90%の商品とかになるのは
これをやっているからです。
それとそんな単価で仕入れて仕入先 は
やっていけるんですか?
という心配をされる方がいましたが
私は値引き交渉は一度もしたことがありません。
ロットが上がったときに相手の言い値で仕入れて いるだけです。
当然相手の言い値ですから無理も言っていませんし
相手も無理のない金額提示をしてきています。
相手が安いんじゃなくて
日本が高すぎるんじゃ ないでしょうか?
最後余談でしたが売れるものを売り
市場を観察するこれができれば普通に
売り込まなくても売れて行きますよ。
ちょっと興味があるもっと勉強したいという人が
いましたら毎週末メルマガで
もっと濃い内容をお届けしています。
興味のある方は下記から。
https://mm.jcity.com/MM_PublicSubscribe.cfm?UserID=skynet&MagazineID=1&MoreItem=1
メルマガは0円集客という件名で届きます。