4月上旬、北茨城方面の山を彷徨って草撮り山行をした記録です。
多少県境を越えたりしてますが、県境はあくまで県境。そこは茨城なのだ……。
行った山は2022年にも訪れたところだが、当時は撮るのに夢中になるほどスミレ類が多く、ルート半ばで疲れ果てて無事敗退した苦い記憶があります。
もともと登山道終点(山頂ではない)まで行く予定も無かったのだが、やっぱりその先は気になっていた。
その後山を歩ける身体造りを始め、今年は筑波山をゴリゴリ歩き回れる程度には肉体改造も出来たと思う。
やっぱり筋肉は一度無茶なほどに苛め抜かないと生まれ変われない。
今回は2022年とは異なりスミレは既にやや過ぎ。種類も異なっていた。
まぁ狙って撮りに行くより、その時ある草を撮る方針なので、これはこれで。
ただ、おおよその見当は付けて行くけど何が咲いているか把握しないで行くので、その場で同定がなかなか難しい。だいたい「変な○○」と思いながら撮って、よくよく観察したり帰宅後に整理同定したりで、別種だと気が付く始末。
まだまだ精進が足りん。
ニリンソウは筑波山ほどの群落は無いものの、あちこちで満開だった。
しかし、やっぱりガク片枚数が多いのが散見したな……。
以下備忘録
ニリンソウ
ニリンソウ
ニッコウネコノメ
ミヤマキケマン
アケボノスミレ
トウゴクサイシン
ウスバサイシンにしては花の色が薄いなと。
トウゴクサイシン
トウゴクサイシン
ユウシュンラン
ユウシュンラン (絶滅危惧II類 (VU))
なんだか葉がひょろひょろの変なギンランだなと思ってたが、
よくよく観察して脳内記憶を探ったら、ユウシュンランじゃんこれ! となった。
セントウソウ
フモトスミレ
フモトスミレ
ヤマエンゴサク
ヒトリシズカ
エイザンスミレ
シハイスミレ → マキノスミレ
ヒナスミレやフジスミレなどの可能性を考えたが、消去法で同定。
どうにも落ち着かず再考を重ねた結果、マキノスミレで落ち着く。
水芭蕉
オキナグサ
シデコブシ
イワウチワ
イワウチワ
フタバアオイ
ヒトツバエゾスミレ
エイザンスミレにしては葉が変と(以下略)。
茨城北部方面にも生えてるのかこれ……。
見かけたのは僅かに一か所だけだった。
ツルキンバイ
カタクリ
既に終わりかけだったが、僅かながらキレイな状態を保っている株があった。
今年の春は訪れが遅くゆっくりだなと思ったが、春の草を観ているとそんなことは無かった。
次回は、たぶん、4月後半戦に移ります。