★★★★★TABI~いつか形へ~★★★★★ -26ページ目

灼熱・・・

tanson

『タクシー、タクシー!』


目を合わせたら執拗に付きまとわれる。


慎重に慎重に、


自分の視線の先を誘導させる。



タイ バンコク以上にアジアの活気、喧騒さを感じた町。


曇っていても汗が噴きだす。

ベトナム ホーチミンシティにて


離れるほど伸びる影・・・

2ri

『明日もいい日でありますように』


幸せな影?


それとも淋しい影?


2つの影はどこへ消えていくのであろう。


暗闇の向こうに。


静かな1日の終わり。


ひと気の全く無い中華街・・・。


がらがらのレストラン・・・。


遮断なく響くどデカイBGM・・・。


むなしく輝くイルミネーション・・・。


寂しさを感じた町。


自分と向き合える町。

マレーシア マラッカにて

あま~い・・・

cofeemei

「今日は出発しないと。」


朝早起きして最期の街を散策した。



旅は短い。


帰国の日から逆算していくと


どうにもゆっくりしていられない・・。


ぶらりといえでも駆け足で。



朝食のミーゴレンとあま~いコーヒー。


しかし、あっちのコーヒーは甘い。


暑いから甘い?!

マレーシア ペナン島にて

まだまだおいしい・・・

oisi

『これうまいんだぜー』


とすごい勢いでかぶりついていた。



よっぽど美味しいのか、


カブトムシが食い尽くすぐらい外のまで食べていた。


自分も昔メロンをこのくらいまで食べてお腹を下した経験がある。


気をつけたいものだ。


そして結局、これがなんの果物かは定かではない・・・。

ラオス ビエンチャンにて

都会から都会へ・・・

oritatu

シンガポールからバスで数時間。


きらびやかな2本のビルが目に止まり、


到着地点が近いことを知った。



日もとっくに落ち、


いつのまにか夢心地にいる私に


有無も言わず道を切り開いてくれる。



見知らぬ土地に下ろされ、


疲れた頭から目標地をひねり出す。


目標地が決まったら、


移動手段を決める。


移動したら目的地(宿)を探す。



宿に着いたら、


次の日の計画を立てる。


残金とにらめっこする。



ひとりって考えることがいっぱい・・・。

マレーシア クアラルンプールにて

ドラゴンフルーツを売る・・・

yatai

「どれにするかい?」


かごつきの台車でカラフルな果物を売る女性。


そんな嫌な顔しなくても・・・。

タイ バンコクにて



ちゃんと撮ってよ・・・

笑顔

どこの国でも子供は元気。


このように写真を撮ると、


『見せて見せて~』


とすごい勢いで飛び掛かってくる。



それぞれ自分の顔をチェックすると、


お互い目を合わせ、


満面の笑みで感想を言い合う。

ベトナム チャウドックにて

国境となる駅・・・

thailand maly

『ゆっくり南下しよう。』


私は、タイの南の町ハート・ヤイから国際鉄道に乗り込んだ。


朝6:00の列車で数時間。


マレーシアを目指した。



列車での移動では、


本を読んだり、好きな音楽を聴いたり。


この先の計画を立てたり。


現地通貨の手持ち資金を確認したり。


窓の外の壮大な景色を眺めたり。


単調な風景を眺めたり・・・。




音楽は不思議なもの。


その土地土地で聴いた音楽は、


いくら時間が経っても脳にしみ付いていて、


随分あとにその音楽を聴くいてもそのときを思い出させる。



写真はタイからマレーシアにはいるときの国境の駅。


ここのイミグレーションでタイの出国手続き、マレーシアの入国手続きを行う。

タイ パダン・ブサールにて

西日が落ちるとき・・・

toluku

東へ西へ。



陽は昇れば必ず落ちる。


雨が降ればいつかは止む。


生きていればいつかは死ぬ。



楽しいときがあればつまらないときもある。


楽しくたって、つまらなくたって生きている。


生きているなら楽しくたって、つまらなくたって充実したものに・・・。

(充実って何だろう??笑)




旅だって始まりがあれば終わりがある。


絶対終わりがある。

(このときは本当に切ない。。)

(我ながら思う。)

(なんでこんなにへこんでいるんだ。自分。と・・・)


写真は、帰路空港へ向かうトゥクトゥクから。


太陽が落ちきった頃、飛行機は飛び立った。


外の闇とともに私の世界は夢心地・・・。


目が覚めた頃、現実世界が私の目に飛び込んでくる。

カンボジア プノンペンにて

そして徐々に姿を・・・

sosite

時は止まらない。


待てと言っても止まらない瞬間。


「いつまでも見ていたい」


そんな願いは遠くからはるばるやって来たからといって


叶うわけもない。



「もう一度、蒼の世界を・・・」


といっても叶うわけもない(笑)

カンボジア シェムリアップにて