★★★★★TABI~いつか形へ~★★★★★ -17ページ目

カメラを持って歩いていると・・・

少年

野球そっちのけで、


こちらへ駆け寄ってきた。



『俺らを撮ってくれよ!』


おそらくこう言ったのだろう。


手で胸を叩きながら元気よく。



しかし、


写真を撮ったあと


彼らが発した言葉には胸をついてしまった。

スリランカ ニゴンボにて

涼しげな・・・

yu

日が暮れる。


あと少しで・・・。



暗くなる前に早く行かなきゃ。


そんな顔をしてボートを漕ぐ。



しかし、その動きにはゆとりがある。


日本で時間に追われるそれとは違う。

ラオス、ビエンチャンにて

黙っていても・・・

laolaoyu

この川べりに小さな食堂が並ぶ。


メコン川の川べりに。


学生。


カップル。


おじさん。



食事をしながら、


ビールを飲みながら、


思い思いの時間を過ごす。


こんな大きい夕日にも目を向けずに・・・。



ひとは当たり前の光景に感動を忘れてしまう。


初心、原点に戻る気持ちを。


いつでも持っていたいたい。



身近なところに感動を。


それが豊かなこころ育むのではないか。

ラオス、ビエンチャンにて(再)

モンスーン時期に訪れて・・・

arashi

この地は熱帯性モンスーンに属する。


モンスーンとは季節風のことである。



5月から9月にかけて。


赤道付近から湿り気を含んだ季節風が雨をもたらす。


しかし、それは一日降り続くわけでない。



私が訪れたときはちょうどこの時期。夕方になると


このような怪しい空となり涼しい風が吹き始める。



その風が次第に強くなると、


いよいよ大粒の雨がしとしとと私の肌を濡らす。

スリランカ、コロンボにて

私にとって宿とは・・・

yado

旅行をするとき、


泊まる宿がどうであるかということは


少なくとも行き先を決める上で、


決め手のひとつになるであろう。


普段の生活における衣食住のひとつであるように。



しかし、


わたしは後回しになってしまう。



体をやすめる場所。


目を瞑る場所。


そとの熱気から体を冷ます場所。


服を着替える場所。


あるいは


荷物を置く場所。



そんな最低限を備えるような宿であった。


5$の宿。

スリランカ コロンボにて

共存生活をおくる・・・

live

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そのパワーに圧倒された。


それぞれが自由きままに。


自分のペースでその時間を過ごしている。



他を気にせず。


我そのままに。



人間。


牛。


カラス。


犬。


猫。


ここまで密集して共存しているのには驚きであった。


リゾート地のはずれ。


スラムを形成する地区。

スリランカ ニゴンボにて

必死に・・・

slipada

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せっせと。


頂上を目指した。



特別な朝日を見るために。



次の日がハードな一日になることは


まったく考えずに。


このときを迎える為に。

スリランカ スリー・パーダにて

一家そろって・・・

family

聖なる山に向かって。


バスを待つ。



ウェサック祭が各地で開かれる


この時期もっともめでたい日。


釈迦様の誕生日を祝う日。



待つこと30分。


私達は聖なる山スリー・パーダを目指し


バスに乗り込んだ。

スリランカ ナラタニヤにて

薄い雲の下・・・

arashimae

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今日も一日が終わる。


昨日とは違う夜を迎えて。



旅先では、


同じ場所に泊まるということはほとんどしない。



いろいろ見てみたい。


いろいろな場所に行きたい。


いろいろな人々の生活を見てみたい。



そんな気持ちが私を前へ進ませる。


迎える夜の数だけ、泊まる宿の数がある。

スリランカ アルトゥガマにて

雑踏・・・

町の中心にある鉄道駅。


この場所からそれぞれの道が開く。


長距離鉄道も走る始発駅。

スリランカ コロンボにて