風邪の初期症状など、
咳が続く時に服用する咳止め薬には、
気管支拡張成分として、
たいていキサンチン類という成分が
含まれています
この成分は、咳止めの他にも
気管支ぜんそくの治療薬としても
用いられています。
このキサンチン類は
体内で尿酸に変化することが知られています。
咳止め薬として飲む程度ならいいのですが、
寿司ネタのイクラなどプリン体を
多く含む食品と一緒に摂ることで
痛風疾患になることがあり
注意が必要です。
プリン体は、体内でキサンチンになり
その後尿酸に変化します。
そのため、尿酸の血中濃度が濃くなり、
痛風になる可能性が高くなります。
痛風は尿酸が体の中にたまり、
それが結晶になって
激しい関節炎を伴う症状があります。
放置すると激しい関節の痛みを繰り返したり、
体のあちこちに結節が出来たり、
腎臓が悪くなったりする重大な病気でもあります。