第37回のWebライティングが無事に開催できました。
受検者の方が無事に会場に来れ、受検できたことに安堵しつつ、検定監督の方のいつもながらの臨機応変な対応には感謝するしかありません。
会場検定としては、この3年の中で一番受検者数において落ち着いた回でした。
お仕事、行楽、行事など本格的に「コロナ前」へ戻りつつあることを欠席連絡の内容からうかがうことができます。
今回の最終出席率は77%、前回とほぼ変わらずです。
1級合格率は26%、残念ながら低調な状態が続いております。
認定証と一緒にお送りする結果表を見ながら再度確認をしてもらえると嬉しいです。
課目1から課目6まであるので、点数が伸び悩んだ理由をひとつだけあげることは難しいですが、予想している平均点を下回る課目がありました。
課目2の「Webライティング基礎」は10/12以上を得点しておかないと他の課目での得点力をかなりアップしないとカバーすることが厳しくなります。
今回の検定で課目2において10/12を下回る方が34%になりました。
1級合格率が伸び悩むのは、「どれか1課目の得点力が弱い」ことも関係していると思います。
では課目2ってそんなに難しい出題内容かと言えば、そのようなことはありません。
以前もこちらで書いたように、一番出題傾向が変わっていない課目であり、テキストベースなので、どうしてなのか?とこちらも不思議に思っています。
もう一度問題を見返して、アドバイスとしてお伝えすることがあるとすれば、
「深読みしないでほしい、迷ったら素直な気持ちで判断してほしい」
ということだけです。
Webライティングは誰かに何かを強制する、「MUST」なことはありません。
相手の立場にたって文章、サイトを作って欲しいという願いは持っています。
課目6のミニ論文は点数分布としては15/16の方が最も多かったです。
気になるお題は
「ChatGPTなどのAIが進化し、あらゆる内容に関して正確で分かりやすい文章を素早く制作できるようになってきています。
それに対して、今後私たち(又はあなた)が行うべきこと、又はどのように対応するかについて書いてください」
こちらで共有していた採点基準としては…
(1)「私たち(わたし)」という主語が入っているか、または具体的なことが書かれていて判断ができるか
(2)問題文の最初の2行ですでに進化しているという前提なのでこの部分の説明は不要(あっても良いが…比重の問題)
(3)様々な考えがあって当然だという前提において、詳細な内容については採点として判断はしない
ただし、(1)にも関連するので「行うべきこと」「どのように対応するか」が具体的に書かれているかは問いたい
(4)言葉の用法ミスやねじれの文章、表記ゆれなどは減点対象
こういったことを確認して採点を行いました。
(1)はそろそろ恒例になりそうで、ドキドキしていたのですが…
「私たち(わたし)」が入っていない方は23%、前回前々回を踏まえて50%超えたらどうしようかと思っていましたが、一安心??です。
それでも約4人に1人の方が書いていないという現状は残っています。
もう予想がつくかと思いますが、15/16の方の大半が(1)が抜けている、もしくは文章を読んでも判断できないのです。。。
残念極まりないです。
15点で非常に残念でしたが、本当にこれだ!模範解答と言えるミニ論文の方、要約してご紹介します。
「ChatGPTを含めてAIをうまく使い、利用することが大切。共存を考えていきたい。インターネット上に積み上げられた情報をまとめることができるAIの上に付加価値をつけるために自分は「○○」をするつもり。相手ができない点に力を入れたい。より良い方法を模索していきたい。」
※○○は、ご自身で考えられた具体的な行動なので、こちらで詳細を書くことは控えます。
→具体例もあり、論旨もまとまっており、文章の構成も手直しする必要がまったくありません。一か所非常に残念な(4)があり減点となりました。見直しの時間が十分にとれなかったのかもしれません。
長くなりましたが、もう一方!
「今後私たちはさらなる責任と倫理観を持つことが必要。誰かを傷つけるのではないか、という判断がAIにできないと現状では予想する。~中略~ 誰もが文章における責任や倫理観を学ぶ必要がある。」
→炎上だけではなく「傷つける可能性」がAIと人間の違いかもしれない、ということに着目した違った視点の文章で、非常に興味深かったです。これからのWebライティングのさらなる立ち位置に思いを馳せました。文句なしの満点です。
他にもご紹介したいのはやまやまですが…
次回ブログにて今回のミニ論文を拝読していて感じたこと、アドバイスなど詳細にできればと思っています。
次回の第38回検定は8月27日になります!
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