生成AIいわゆる人工知能の発展が、
目覚ましいのは周知のとおりです。
ChatGPTの出現により、文章の世界にも
生成AIの波が押し寄せてきています。
Webライティングの世界でも、
ChatGPTを活用する動きが出てきています。
その中で私たちはどう対処すべきでしょうか。
ChatGPTを実際に使ってみましょう。
①キーワードの検索
コロナ関連で、「オーバーシュート」を入力すると、
インターネット上の情報をもとに説明してくれます。
情報を整理したうえで、どういう状況をさすのかを
説明してくれます。
②体調不安への対処方法
「疲れがとれにくい」と入力すると、
疲労をためるのは身体や心に悪影響があることを
説明した上で、解消方法をいくつか紹介してくれます。
③文章の校正
文法に誤りがないか、誤字脱字がないかを
AIがチェックして修正してくれます。
「どこを直したか?」と質問すると
修正部分を説明してくれます。
④長文の要約
WebページのURLを入力して要約を頼むと
Webページの内容を簡単にまとめてくれます。
要約によって重要な情報が抜け落ちてしまう場合が
あるので注意が必要です。
⑤関数等の数学
関数の作成では、与えられた条件をもとに、
作成することができます。
その関数の意味の説明も記載してくれます。
⑥問題作成
「中学3年の世界史の問題」「17世紀フランス」といった
細かな条件を付けて問題を作ってと依頼すると、
いくつかの問題を作成します。
答え合わせをしたいときは、「答えは?」と
続けて入力すると答えが一覧表示されます。
⑦画像に関して
画像に関しては一般に公開されていませんが、
写真を入力すると、どこの場所なのか可能な限り
調査してくれるそうです。
実際に、ChatGPTで文章を作成する場合、
「~300字以内で」と字数制限を入力することで、
文字数の指定が可能です。
複数ある回答を分かりやすく列挙したい場合は、
「箇条書きで教えて」と付け加えます。
「である調で教えて」といったように入力すれば
語尾を変換してくれます。
最近ではChatGPTには安全対策が施されており、
不適切な内容や攻撃的な表現が回答に
含まれないようになっています。
倫理的に問題のある質問や悪意のある発言に対して
対応しにくくなっており、
悪用されるリスクが低くなっています。
古典的学説など価値基準が定着した事案や
論理的な文章は、かなりレベルの高いものができます。
数学でいえば、大学の定期テストに出題されるような
微分方程式など見事な回答を導きます。
特に日本では、機械学習が著作権法上、
「情報解析」の規定で、原則自由です。
著作権者の許諾を得なくても、
AIによる著作物を使った学習が
広く認められています。
ChatGPTを利用するにあたって、
私たちが気を付けなければならないことも多々あります。
新聞記事作成を学習したAIが
出力した記事中に、AIが過去に学習した
小説や論文にあった創作的な言葉遣いを
そのまま使用して著作権侵害になった
ケースもありました。
無名の作家のイラストや風景写真、文章では、
生成されたものがその人の著作物と酷似している
とは気づかない場合が多いといいます。
出力した文章が、定石というか
模範解答のようなものでないかを
確認する必要があります。
学生のレポートの内容が酷似していても
それほどの大きな問題にはなりませんが、
これまでに発表された作品に似たような
表現が使われた場合には、
著作権侵害などの問題も残ります。
著作権問題以外にも、現在のChatGPTにも弱点はあります。
テレビで活躍している落語家についての
紹介文を依頼したところ、
まずは、その方を知らないという回答。
さらに、略歴や出演番組などの情報を追加しても
その人の評価基準が定まっていないのか、
得意とする演目も的外れで、
こちらの要望する回答には至りませんでした。
ChatGPTは、2021年9月までの情報で処理を行っているため
新しく評価の定まった事案等はきちんと考察が必要です。
「おいしい料理を紹介して」とか
「面白いギャグを教えて」
といったことに対しての回答は、まだまだ不十分です。
「おいしい」とか「面白い」といった
嗜好やセンスが必要な部分では、
ChatGPTには行き届かない点も多く、
Webライターの活躍の場はなくならないと思います。
ChatGPTをはじめとする
生成AIとの共存を目指すためには、
ライターが豊富な知識と経験、
優れた表現力を身に着けて
対応していくことが
今後求められるのはないでしょうか。
次回第39回検定は11月26日、今年最後になります!
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