協会のWebライティング検定では毎回、

課目6としてWebライティングに関する

ミニ論文が出題されます。

ミニ論文は、読者に情報や意見を伝えるために
必要な文章力を身に着けるための課題です。

第37回Webライティング検定試験を
終えて、気になった点がありました。

ミニ論文の課題は、
「ChatGPTなどのAIが進化し、
あらゆる内容に関して正確で分かりやすい

文章を素早く制作できるように

なってきています。
それに対して、今後私たち(又はあなた)が
行うべきこと、又はどのように対応するか

について書いてください」
でした。

問題冒頭に
「ChatGPTなどAIが進化し~」とあります。
ここで、

論じるテーマは「進化しているAI」です。
ChatGPTそのものではありません。

例えば、「大谷翔平など大リーグの投手は
多彩な変化球を操るが~」という問題文では、
大谷翔平選手は一つの例で、
大リーグの投手のことを論じなさい

という課題です。

ところが、今回の試験では、
ChatGPTという話題のキーワードに
引っ張られ、ChatGPTに対する論評に
多くの部分を割かれた方が4割近くに

上りました。
問題文を的確に把握できていなかった

ことは残念でした。

こういう場合の攻略法として、書き出しは、
「ChatGPTの出現により、絵画、作曲の分野

だけでなく、文章の世界にも生成AIの波が

押し寄せてきています」
というように現状を示すなどはいかがでしょうか。

 

Webライティングを行う上では、

結論を冒頭に書く方法もありますが、

問題文を理解していることを示しことも

ひとつの方法です。


次に、ChatGPTをはじめとするいわゆる生成AIの
長所や短所を示しながら、自分の考え方に
結びつく分析や事例を丁寧に提示します。

ここではChatGPTの事例を挙げてもいいでしょう。

2月16日配信のメルマガでも紹介しましたが、
芳川代表が、「日本WEBライティング協会」を
紹介する文章を書かせたところ、
自分よりうまいかも、と舌を巻く出来栄えでした。



ある大学教授によると、
昨年秋ぐらいから学生が提出するレポートの
レベルが格段に向上しましたが、
内容が酷似していたのだそうです。

ChatGPTを使っている学生が
増えたのではないかと推測し、
今年に入ってからはレポート提出と同時に
どうしてそのような論理的展開になったかを
面談で確認する方法に変更したとのことです。

評価が定着した事案については問題ないのですが、
新しい理論のようにまだまだ研究の余地がある分野の
課題に関して間違った内容がそのまま論拠として
示される事も多々あったそうです。

 

先日の検定でも、「AIでは、他人を傷つける
内容かどうかを判断できないのではないか」
という指摘をされた受検者もいらっしゃいました。

こうした考察や分析を重ねて本論を展開するのが
いいと思います。

 



最後に結論を導きますが、問題文では、
「今後私たち(又はあなた)が
行うべきこと、又はどのように対応するかについて
書いてください」
とありました。

私たちはどのようにするかという
意思表示が必要となります。

今回の受検者の中には、
「生成AIと共存することを前提にする」
「生成AIではまだまだ不十分な分野を開拓する」
「倫理観を持ったWebライティングを目指したい」
といった意見を明確に示された方が

たくさんいらっしゃったいました。

いずれも読み手がなるほどと思う意見です。
 

読み手を納得させるミニ論文が
高得点につながるのと思います。

 

 

次回の第38回検定は8月27日になります!

★第38回Webライティング能力検定★

 

 

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