Webライティング能力検定のミニ論文は、読者(採点者)からの返事を届けることはできないけれど、解答用紙には実はたくさん書き込んでいます。
主なものを挙げると…
・OK
・がんばって
・もったいない!
・どうして○○入れないのー
・ちょっと言い回しがおかしいのでは…
・△△が足りない
・これはWebライティングなんだろうか?
・私もそう思う!
・応援しています
受検者の皆さんと会話しているような感じが多いですね。
第42回のミニ論文を拝読した中でもたくさんの返信を書きましたが、これだけは返事を届けたい内容があったので、こちらでお伝えしたいと思います。
問いを思い出しつつ…
問題:Webライティングにおける誹謗中傷が起こる原因と、それを防止する方法について述べてください
一部要約しながらご紹介します。
『読み手のことを考えない文章を書いてしまうことがあり、それがWebライティングにおける誹謗中傷が起こるの原因となります。そのためには、読み手の視点にたった文章を書ける能力を「高める」ことが重要です。人との関りの中で倫理観を育みながら人間性を高めることも必要です。様々なコンテンツにも触れながら言葉選びや表現力につなげます。何が誹謗中傷に当たるか情報収集をし、意識しアップデートし続けることも重要です。』
内容的に奇抜なものはないけれど、すっきりとした分かりやすい文章です。
Webライティングを学んでいたとしても、きちんとした倫理観を持っていたとしても、「可能性」があることを踏まえているのは深く共感しました。
それと同時に、「高める」ということは、もともと多くの方はきちんとした能力や倫理観を持っているということが前提であるというのも、読んでいて不快にならない表現だと感じます。
読者として納得して、落ち着いて読了しましたので、採点としてはここまでです。
ただ、この方は最後にメッセージを寄せてくれました。
『ここまでやったとしても起こるのが誹謗中傷です。失敗しました。』
そのメッセージに対して返信を届けたいと思います。
『いいえ、失敗ではないと思います。』
わかっていてもできないことや忘れてしまうことがあります。
Webライティングでも、そうでないことも、全てのことにおいて「絶対」はないからこそ繰り返し確認することが重要だと、「また」気づきました。
ありがとうございました。
「誹謗中傷の原因」と多くの方が回答していたのは『人』でした。
Webライティングは読者に「読んでよかった」と思ってもらうためのひとつのツールにすぎません。けれど、それを使うのは人である、と多くの方が考えていることがわかりました。
第43回Webライティング能力検定は2024年12月!
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