新年度、新しい生活が始まったり、新しい人を迎え入れたり、何等かの変化が多くの方にあったかと思います。
私自身もようやく落ち着いたな、というところです。
時間も人も進んでいる中ではありますが、本当に今回が最後!第44回Webライティング能力検定のミニ論文の振り返り最終章をお届けいたします。
前回の内容の最後から引き続き、ミニ論文の満点とは…を考えていきたいと思います。
問題:
あなたが、社会にとって有益だと思える事柄について、ブログ、SNSなどで発信する場合、何のテーマでどのような内容で書くことができますか?(仮定や願望でも結構です。)
課目6の平均点は14.9点。
採点する前に確認しておいたのは以下の3点(+欲望)です。
1)事柄(有益だと思える)
2)テーマ(事柄を踏まえた)
3)その内容
※できれば…その内容を述べる際にWebライティングはどのように使われるのか知りたい(欲望)。
第44回のミニ論文をざっくり振り返るとこのようになります。
内容に問題がなく、1)2)3)がしっかり書いてある方は満点になります。
ただここで悩ましかったのが、16点だけれども(欲望)をかなえた文章を書かれた方が5名いらっしゃったことです。
(申し訳ありません、前回は6名と伝えていましたが正確には5名でした。)
全体の割合からすると5名の方は少数派です。
今回の(欲望)は、ライターや広告などの仕事で例えてみると
・目に見える顧客(勤務先)のニーズは完璧にかなえている
⇒内容に問題がなく、1)2)3)がしっかり書いてある16点
・顧客のアピールポイントを潜在的に把握して提供している
⇒顧客が期待しているさらなる効果などを理解している16点
16点は確かにミニ論文では満点ですが…それをを超える「満点」が今回は明確になったと思います。
要約しながら、ご紹介します。
A.
1)仕事の効率をあげ、社会全体の生産性があがることにつながるもののひとつとして、コミュニケーション不備による時間の浪費の改善、解消が考えられる
2)仕事上の有益なコミュニケーション方法
3)Webライティングの技術を紹介するともっとスムーズなコミュニケーションになるのでは
欲)相手の立場にたつ文章の書き方、メールの送受信内容を端的にするコツ…など今回学んだことを紹介
B.
1)○○が普及しても意味を知らない方もいる
2)○○の意味や具体例を伝える
3)正確でわかりやすい情報、実例をまとめる
欲)画像を活用した具体例、フォント機能やALT機能なども活用…など今回学んだことを紹介
※○○は今後発信される可能性がある具体的なものなので伏せさせていただきます。
C.
1)AIの発展にともない、文章を書く技術を奪われるのでは…という懸念や分析や効率化などメリットもある
2)情報発信におけるAIとの共存
3)AIの良いところを活かし、ユーザーが求めることを発信していけるという未来の提案
欲)炎上のリスク対策や心のこもった表現方法…など今回学んだことを紹介
D.
1)健康は大切(ここは理由をもっと書いてほしかったですが…健康は重要なので納得しました)
2)食事と生活習慣について
3)実践しやすい、自分自身が有用だと感じていることを紹介
欲)公的ソースのリンク、体験談を抱負に掲載する、コメントを通じた交流を図るには…など今回学んだことを紹介
E.
1)仕事ではなく「趣味」についてを述べてくれている文章はこの方だけでした。
趣味が社会にとって有益である!と自信をもって述べて欲しかったです。
2)映画鑑賞の記録と感想
3)制作背景やひかれたポイント、別角度の意見などを織り交ぜながら発信
欲)関連情報の正確性の担保、特定の対象を侮辱しないためには…など今回学んだことを紹介
もちろん、16点を取られている方と内容に遜色があるわけではありません。
ミニ論文の顧客は「Webライティング能力検定」です。
顧客は読者に何を伝えて欲しい、と願っているのかを考えながら文章を作成することはとても大切なことだと思います。
今回は多くの方が提案してくださる文章が本当に十人十色で、勉強になることばかりでした。
ありがとうございました!
第45回も来月に控えています。
今後も楽しみに拝読いたします。
次回検定は…第45回Webライティング能力検定!
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