はるばる行って参りました。 「そんな大げさな・・・」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、本当に遠いんです。

通常、観光などで短期滞在をされる方にとっては、入国管理局(イミグレーションオフィス)などとは無縁ですが、ビザを取って長期滞在(ビジネス・観光・ロングステイ)をする外国人にとっては何かと用事ができる場所です。

今までは、BTSから多少の距離こそあれ、バンコクの都心にあったのですが、このたびバンコクの北側、ほとんどドンムアン元国際空港に近い方へ移転が行われました。

現地は、政府の合同庁舎が建っており、複数の省庁関連オフィスが集中しています。 お客様を入国管理局へお連れする事もあり、今日は下見をしてきました。

まず行き方ですが、慣れない方は、首都圏から直接またはBTSの北側終着駅「モーチット」からタクシーがお勧めです。 所用約15分、料金は100B前後でしょうか。 行き先は「スーン・ラーチャガーン・ジェーング・ワッタナ」(ジェーンワッタナの政府センター)で通じるのではないかと思います。

それで、分からないようだったら迷わずタクシーを替えましょう。

もう少し、節約したいという方は、今回僕の使った方法で。 BTS「モーチット」まで移動し、ジャトゥジャク公園前で待機しているロットトゥ(バンタイプの乗り合いバス)「クレット行き」に乗ります。

一応、ここでも「スーン・ラーチャガーン・ジェーング・ワッタナ、OK?」と聞いておきましょう。 ロットトゥ料金は25Bです。

ジェーングワッタナ通りに入って、「CAT」の大きな看板を過ぎたところで降車。 ただし、ロットトゥは自分で降車を運転手に告げなければならないので、やや上級者向けでしょうか。

タクシーで行く場合は、政府庁舎入り口を左折して、Bビルディングまで行ってもらいましょう。

ロットトゥで来た人や、タクシーで来たのに入り口で降ろされてしまった人は、ここから広大な敷地の中をBビルディング目指してさらに移動が必要です。 入り口にモーターバイクタクシー(20B)か、無料のシャトルバスがありますので、歩いていくのだけはやめましょう、死にます(笑)。

着いてみると、とにかくでかい! さすが、土田舎に作っただけあって敷地は有り余っていたのでしょうか? こんなに大きくしなくたってという程。 しかも、このBビルディングは、内側が巨大な吹き抜けになっていて、はっきり言って1Fの商業施設部分以外は何にもありません。

この吹き抜け部分の冷房費だけで一体どれだけのお金がかかっているのか・・・。

巨大な吹き抜け

それにしても、問題なのは立地条件。 ただでさえ、公共交通機関を乗りこなすのが大変な外国人をこんな所まで連れてこさせるとは・・・。 せめて、地下鉄などが開通してから移転してくれればいいのに・・・。

長期滞在の外国人は、みな90日間ごとにお参りをしなければなりません。 うーん、これってもしかしてタクシー利用促進のために政府が協力したのか・・!?

とうとう3日目、二人とも連日の外出で少し疲れ気味。 しかし、今日(日曜日)にどうしても行かなければならない場所が、水上マーケット。

水上マーケットというと、日本人向けのガイドブックでは、「ダムヌンサドアク水上マーケット」が有名ですが、どうしてもツアーでなければ行程が複雑ですし、その分値段もお高め。 兄者の希望もあり、もうちょっとローカルな雰囲気が味わえる場所と言うことで、白羽の矢が立ったのが今回「タリンチャン水上マーケット」です。

前日と同様に、兄貴とはBTSナナ駅で待ち合わせ、さすが日本人双方共に時間までに到着しているところは、やはり日本人同士の阿吽の呼吸でしょうか(笑)。 ここから、BTSでサイアムへ向かいます。

今回は、タリンチャン水上市場方面行きの79番路線バスで移動します。川向こうなので、チャオプラヤーエキスプレス(水上バス)でも行けるかもしれませんが、多少時間がかかっても、路線バスならば水上マーケットまで一本で行けるところがうれしいです。 料金はお一人様18Bなり。

水上マーケットはバスの終点ではないので、初めての人は下りる場所がわかりにくいかもしれませんが、車掌さんに「タリンチャンマーケット」とでも伝えておけば、教えてくれます。

水上マーケットに到着してからは、まずもってボートツアーの予約をします。 こちらのボートツアーが週末のみ開催のため、前回は乗れませんでした。 今回は、朝早めに出かけたためか順番待ちもなく10時45分発のツアーがとれました。 料金はお一人様99B。

周囲をぶらぶらしながら、露店を眺めている内にすぐ出発の時間。 ロングテールボート(尾長船?)に乗り込みます。一艘で約30人くらいでしょうか。ボートは船着き場を離れます。 一応ガイドが同乗しますが、ほとんどの説明はタイ語です。

しばらくすると、運河の両脇に民家が建ち並ぶところを、ボートは波しぶきを上げながら進んでいきます。 ここらあたりで、兄貴は声を上げて喜びます。 時折、岸辺に見える犬や上半身裸の住人などが、まるで生のアトラクション(TDLのジャングルクルーズ)のようだと(爆)。

このツアーは、このように運河を進みながら、途中2つの水辺のマーケット(おみやげ物屋)に寄りながら、全行程3時間近くにもなる、と~ってもお得なツアーです。 チャーター船のような自由行動と快適さはありませんが、コストパフォーマンスは最高ではないかと思います。

ちなみに、天気の良い時は日に焼けてしまうので、日焼け止め・帽子・うちわなどの対策をお忘れなく。 バンコクにも慣れて、ちょっとガイドブックに載っているような観光地では満足できなくなってきたリピーターの方や、シティステイではなくローカルの雰囲気を味わいたい方にはピッタリのツアーです。

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├○ タイバンコクの日本国大使館発行の緊急情報からの転載です└────────────────────────────────────

新型インフルエンザの発生について【続報40】(2009年11月5日)

1.タイの状況

(1)タイ保健省は、10月31日までに新型インフルエンザにより184人の死亡が確認された旨、11月4日発表しています。

(2)タイ保健省の問い合わせ先等

タイ保健省の新型インフルエンザに関するホームページ(英文)

・新型インフルエンザに関するホットライン(24時間対応。但し、午前8時から午後4時頃までは、英語対応可とのこと。他の時間帯は、タイ語対応のみ)

  保健省疾病対策局 02-590-3333、02-590-1994

2.在留邦人の皆様へのお願い

(1)タイにおいては、10月31日までに、新型インフルエンザにより184人の死亡者が出ております。感染の状況につきましては、ここ数週間は、感染拡大は小康状態に入っているようですが、在留邦人の皆様には、警戒を怠らず、冷静に正確な情報を入手するよう努めると共に感染予防対策を徹底し、発熱等症状があり、感染が疑われた場合には速やかに医療機関で受診して下さい(特に基礎疾患がある方)。

(2)4日現在、バンコク日本人学校では、中学部3年生が学年閉鎖(11月4日~5日)、小学部の2クラスで学級閉鎖(11月5日~6日)を行っており、インフルエンザ様症状による欠席者が増えているとのことです。

(3)バンコクにおける新型インフルエンザへの病院の対応状況等は、「大使館によくある問い合わせ」に詳細が記載されていますので、御一読下さい。

(4)各自が警戒の意識を高めて状況の変化に対応できるよう感染予防対策に留意することが重要ですので、下記の点に留意し、感染予防に努めて下さい。

 (イ)手洗い、うがいを励行する。

 (ロ)食料、水、医薬品などの備蓄品を確認する。

 (ハ)不要不急の外出を控えること、人混みを避けること、また、人混みにでる場合にはマスクを着用することなども考慮する。

 (ニ)発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、迷わず医療機関の診療を受けてください。

(5)病院より、検査の結果「新型インフルエンザ」への感染が確認された場合は、任意ですが、大使館にその旨御連絡をお願い致します(大使館に寄せられました情報の保護につきましては、大使館が十分に管理致します)。

3.新型インフルエンザワクチン接種に関する日本政府の対応等について

(1)10月1日、日本政府は、新型インフルエンザワクチン接種の基本方針を発表しました。 その中で、優先接種する対象者については、以下の通り。

 (イ)インフルエンザ患者の診療に直接従事する医療従事者

 (ロ)妊婦及び基礎疾患を有する者

 (ハ)1歳~小学校低学年に相当する年齢の者

 (ニ)1歳未満の小児の保護者及び優先接種対象者のうち身体上の理由により予防接種が受けられない者の保護者等

※ 詳しくは、首相官邸HPを御参照願います。

※ 接種時期については、10月19日の週より、優先接種対象者(イ)に対して始まっており、その他の優先接種対象者に対しても11月初旬より、順次接種を行う旨公表している自治体もあります。

(2)新型インフルエンザのワクチンを海外にて接種することを希望する場合、滞在国・地域当局の方針等に従って接種を受けることとなります(タイ政府は、ワクチン接種の時期、優先順位等の方針については、検討中)。

(3)また、新型インフルエンザを本邦で接種することを希望する場合、接種対象者や接種の方法、場所等の詳細については、接種を希望する自治体(都道府県で設置している新型インフルエンザ相談窓口)に御相談下さい。

 大使館では、引き続き状況を注視して情報収集に努め、今後、関連情報を迅速に提供していきます。

 ※ 5月12日、大使館内に緊急対策本部を設置しました。また、新型インフルエンザに関する電話相談窓口(午前8時30分~午前12時、午後1時30分~午後5時45分)、メールによる問い合わせ先を以下の通り、設置しておりますので、お問い合わせ、御相談等ございましたら、下記まで御連絡ください。

大使館代表電話:02-207-8500(内線702)

メールアドレス:taishikan.influenza.madoguchi@eoj.or.th

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在タイ日本国大使館ウェブサイト

注)一部リンクについては、URLを張り直ししてありますので、原文とは異なる部分があります。

日本でも、秋口から冬にかけて再流行が懸念されている新型インフルエンザですが、タイでも先日保健省大臣が国内の約600万人が感染したとの報告を出しました。

人口6000万人ですから、すでに全人口の1割、10人に1人が感染したことになります。 およそ、感染に異常な危機感を持っている日本ではパニックになりそうな数字ですが・・・。

あまり人混みを好まない自分としては、通勤時間以外には感染の機会はさほど多くはないのですが、心配なのはインフルエンザウィルスが変異すること。 人から人への感染を繰り返すことによって、ウィルスがより耐性や毒性が強くなることが十分に懸念されるとのことで、どうせならまだ軽く済む内に感染して、体内に免疫を作ってしまった方がよいという人もいるようです。

うーん、感染症に関してはかからずじまいが一番よいとも言えないのでしょうか。 そういえば、子供の頃、はしかや水疱瘡、おたふく風邪などは、大人になってから罹ると大変な事になるので、みんなと一緒に罹ってしまえ~などと言われた記憶があります。

今回も、この例と同様に、皆に遅れをとらずに罹ってしまった方がよいのか!? でも、そんな事になったら会社の仕事を独りで裁いているのに、会社は立ちゆくのか!? まぁ、独りにしておいて何か起こってから対応を考えようという会社のリスク管理の方が問題だと思いますが・・。

2日目は、兄貴たっての希望でディープなスポットへ。 といっても、もうガイドブックなどではよく紹介されているシリラート病院です。 ここには、かの有名な死体博物館(?)があります。 日本ではこんなものはないだろうと思うので、結構観光客には人気なのかもしれませんね。

シリラート病院は、チャオプラヤー側向こう岸、つまりトンブリ地区にあります。バスに乗って陸路でも行けると思うのですが、一番簡単なのがチャオプラヤーエクスプレスという川ボートを使うこと。

今回は、BTSのサパーンタクシン駅近くのボート乗り場から乗船。初めての川ボート(一般乗り合い)だったので、なかなか楽しめました。 川からの眺めのさることながら、ボートのガイドさんが一つ一つの桟橋紹介の他に、あそこの施設はなんだーといった説明をタイ語と英語で説明してくれるんです。

一般乗り合いなので、タイ人の通勤用にも当然利用されていると思いますが、観光客へのサービスも忘れていません。 そして、シリラート病院近くの桟橋、「ワンラン」船着き場へ。 料金は確か一人18Bだったと思います。

ワンラン船着き場を出るとすぐ右側がシリラート病院の敷地です。 王室関係者が利用されることもあって、歴史を感じるようないくつもの建物が並んでいます。博物館はチュラロンコン大王の銅像を過ぎて、さらに奥まった所にありますが、「博物館」という日本語の表示もあるので、さほど迷わずにたどり着けます。

古びた建物の2階にそれはあります。 入場料金は外国人40B、タイ人20Bです。中にはいると・・・。

うっわー、いきなり交通事故か何かの写真でしょうか、タイヤの後がついた背中くらいなら良いのですが、電車事故で首が取れちゃったものなど、エグイ写真がまずお出迎え。

その後は、レイプ殺人犯のミイラや、犯罪に使われた凶器の展示、その後は胴体がつながった俗に言う「シャムの双生児」やら、脳みそ・内臓の標本など、冷房の利きとは別な意味で、非常に涼しく閲覧できました。

そんなものを見た後で、すぐ市場で食事をとります。 せっかくなので、イサーン料理(ガイヤーン=焼き鳥、ソムタム、豚肉のスパイス和え)などをつまみながら、タイ人ローカルの食事を堪能しました。

本当は、この後中華街近くにある「刑罰博物館」にも行こうかと思っていたのですが、何度電話しても応答がないので、今回は取りやめ。 代わりに、王宮前広場から出発するトラム観光に乗りつつ、カオサン通り入り口で途中下車。

ここは、言わずとしれたバックパッカーの聖地。 しかしながら、ここ最近では外国人観光客向けのパブが並び、タイ人達もそんなおしゃれなスポットを探して訪れるそうです。 そういえば、以前によく見かけたでかいバッグを背負ったバックパッカー達をあまり見かけませんでした。 それとも、まだ日中なので活動時間外なのか?

そんな話をしながら、スターバックスコーヒーでゆっくりと休みを取りながら、近況等を話して、2日目が終わりました。