消費者情報処理メカニズムとプロモーション
・・・なんだか難しい言葉だよね
要するにね
買うか買わないかの最終決定をするのは?
もちろん消費者(適切な言葉がないからご容赦)だよね?
じゃあ効果的な消費者プロモーションを行うには
まず消費者の購買に関する意思決定や情報処理まで
操作しちゃいましょ。ってな考え方なんだ。
まずは消費者の情報処理のメカニズムを知ること
これすっごく大事
次に、そのメカニズムに沿って
プロモーションの方法を組み立てることが必要だよね
うーーん どう選択させるのか?を知れば
選択させるためにどうするのかが自ずと見えるはずだよね
消費者は選択しているのではなく選択させられてるって
いってもいいぐらい用意周到にやってるもんなんだ。
まず、外部から与えられた刺激、これを外部情報と呼ぶとするね
そこから感覚レジスターを通り短期記憶に入る
(視覚や聴覚などの五感の瞬間的な記憶の貯蔵庫と考えて)
そのまま購入するケースがある。これを衝動買いっていうんだよ(笑)
うん 短期記憶ってのは「あれがいい」「これがいい」
うまそうだ・・なんてね
その時は活性化するけどすぐ消えてしまう記憶のことね
でも普通は短期記憶に入った瞬間に・・
えっと・・売り場でサイトで何かを見た時のことね
ファーストインプレッションってやつだよ^^
一般的には悩むよ。買うまでには至らない。でしょ?
そのとき情報取得と情報統合が行われる
もちろん瞬間的に無意識でね
そして必ず目標(いつか買うぞ)
あるいは長期記憶っていう内部情報に貯蔵されるんだ
今までの少しおさらいね
ぼくが釣り道具のリールをテレビCMで見て情報は知ってるとする。
(これ広告効果)
ダイワの新製品の廉価版のリールだとするね
店に入った瞬間そこにシマノのイベントやってて
(インストアプロモーションだよね)
ミニスカートのお姉ちゃんが同クラスのリールのデモやってる
なに?メルマガ登録でお姉ちゃんが粗品配ってる
もちろん登録したさ
まぁ金は買うつもりだから当然持ってるんだ
このまま買えば衝動買いだね はは
わかりやすっ!(笑)
でも今日の目当てはダイワのリールだからってんで
そのブースを離れてリールの売り場に行く。
この時点でミニスカートのお姉ちゃんとシマノのリールは
長期記憶に貯蔵されたって訳
あ!テレビで見たダイワのリールが品切れだ
入荷待ちかよ・・・ってんで店内をぐるぐる回る
そろそろ閉店だ・・・どうしよ
あ もう一軒の店は遅くまであいてる
移動だ!
もう一軒行った先で、なんと今日は定休日
来週また来ようって今日のところは、あきらめることにする。
数日後、メールがはいる。
シマノからだ。
なになに?シマノの新製品のリールのかなりリアルな
情報と著名人のコメントで面白おかしく書いてある
しかもぼくがやりたい釣りの現場での出来事。
実際はブランドに思い入れがあって
ぼくは、シマノはたぶん買わないけど
これが釣りをはじめたばっかの人なら効く
これが長期記憶を呼び起こすスイッチみたいなもんだって考えて
レストランの入り口のサンプルでカレーに決めるのが五感レジスタ
そんで短期記憶から購入が衝動買い。
ウエイターがオーダーを取りに来た際、
「本日のおすすめはビーフストロガノフです」「うまそうじゃん・・」
「でも今日はカレーの気分だから今度食おう・・・」
こいつが長期記憶なんだよ
長期記憶は潜在意識に仕舞われるから
次に行くまで覚えてないもんなんだ
その時、前回と同じようにウエイターが
「本日のおすすめはビーフ・・・・」
決まりだよな(笑)
ここ難しいけど面白い
だろ?