セールスプロモーション その7 | ネットショップ支援会社のWebコンサルティングブログ

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消費者情報処理メカニズムとプロモーション

・・・なんだか難しい言葉だよね


要するにね

買うか買わないかの最終決定をするのは?

もちろん消費者(適切な言葉がないからご容赦)だよね?
じゃあ効果的な消費者プロモーションを行うには
まず消費者の購買に関する意思決定や情報処理まで
操作しちゃいましょ。ってな考え方なんだ。


まずは消費者の情報処理のメカニズムを知ること
これすっごく大事


次に、そのメカニズムに沿って
プロモーションの方法を組み立てることが必要だよね


うーーん どう選択させるのか?を知れば
選択させるためにどうするのかが自ずと見えるはずだよね
消費者は選択しているのではなく選択させられてるって
いってもいいぐらい用意周到にやってるもんなんだ。


まず、外部から与えられた刺激、これを外部情報と呼ぶとするね
そこから感覚レジスターを通り短期記憶に入る
(視覚や聴覚などの五感の瞬間的な記憶の貯蔵庫と考えて)
そのまま購入するケースがある。これを衝動買いっていうんだよ(笑)


うん 短期記憶ってのは「あれがいい」「これがいい」
うまそうだ・・なんてね
その時は活性化するけどすぐ消えてしまう記憶のことね


でも普通は短期記憶に入った瞬間に・・
えっと・・売り場でサイトで何かを見た時のことね
ファーストインプレッションってやつだよ^^

一般的には悩むよ。買うまでには至らない。でしょ?
そのとき情報取得と情報統合が行われる
もちろん瞬間的に無意識でね


そして必ず目標(いつか買うぞ)
あるいは長期記憶っていう内部情報に貯蔵されるんだ


今までの少しおさらいね

ぼくが釣り道具のリールをテレビCMで見て情報は知ってるとする。
(これ広告効果)

ダイワの新製品の廉価版のリールだとするね
店に入った瞬間そこにシマノのイベントやってて
(インストアプロモーションだよね)
ミニスカートのお姉ちゃんが同クラスのリールのデモやってる
なに?メルマガ登録でお姉ちゃんが粗品配ってる
もちろん登録したさ


まぁ金は買うつもりだから当然持ってるんだ
このまま買えば衝動買いだね はは

わかりやすっ!(笑)


でも今日の目当てはダイワのリールだからってんで
そのブースを離れてリールの売り場に行く。
この時点でミニスカートのお姉ちゃんとシマノのリールは
長期記憶に貯蔵されたって訳


あ!テレビで見たダイワのリールが品切れだ
入荷待ちかよ・・・ってんで店内をぐるぐる回る
そろそろ閉店だ・・・どうしよ

あ もう一軒の店は遅くまであいてる
移動だ!


もう一軒行った先で、なんと今日は定休日
来週また来ようって今日のところは、あきらめることにする。


数日後、メールがはいる。
シマノからだ。

なになに?シマノの新製品のリールのかなりリアルな
情報と著名人のコメントで面白おかしく書いてある
しかもぼくがやりたい釣りの現場での出来事。


実際はブランドに思い入れがあって
ぼくは、シマノはたぶん買わないけど
これが釣りをはじめたばっかの人なら効く

これが長期記憶を呼び起こすスイッチみたいなもんだって考えて


レストランの入り口のサンプルでカレーに決めるのが五感レジスタ
そんで短期記憶から購入が衝動買い。

ウエイターがオーダーを取りに来た際、
「本日のおすすめはビーフストロガノフです」「うまそうじゃん・・」
「でも今日はカレーの気分だから今度食おう・・・」
こいつが長期記憶なんだよ


長期記憶は潜在意識に仕舞われるから
次に行くまで覚えてないもんなんだ

その時、前回と同じようにウエイターが
「本日のおすすめはビーフ・・・・」


決まりだよな(笑)


ここ難しいけど面白い

だろ?