ソーシャルメディア時代のリスク | ソーシャルコミュニケーションの達人(旧ブログ)

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☆2013年10月よりオリジナルドメインの新ブログに移行しました

ソーシャルメディアは原則として「知り合い」同士でつながるものなので、ついつい仲間内の気楽なコミュニケーションの場というつもりで、不特定多数の人が見ていることを忘れてしまう危険性について以前記事にしました。(ソーシャルメディアの落とし穴

FacebookはTwitterと比べると閉鎖性が高く、そこでの発言があっという間に拡散してしまうリスクは少ないものの、やはりネット上での発言である以上、いつ、どんな形で伝播していくかはまったく分かりません。

今日、Twitterを眺めていたら、こんなものを見つけました。

放射性物質が怖いから福島を差別するけどがんばろう日本

前後の文脈を読まずとも単体で「皮肉」と理解できるか、など一連のやり取りについての評価はそれぞれでしていただくとして、私が今回「怖いな」と思ったのは、ソーシャルメディア上での発言は一部が切り取られ、場合によっては尾ひれがついてあっという間に伝播してしまうことがある、という事実です。

政治家やタレントなどの発言が、ある意図を持って一部だけ切り取られてマスメディアによって広く拡散された結果、発言者が窮地に陥る、ということはこれまでも度々見られた現象です。(最近もまたありましたねぇ~…)

これまでは「有名人はお気の毒に」と人ごとのように思っていましたが、今や私自身がいつそういった出来事の当事者になるか分からないのです。

これは「ソーシャル」がメディア化したことよる一つのデメリットといえるでしょう。

「そんなの怖いからやっぱりネット上でコミュニケーションなんかやめておこう」と思われる人もいるかもしれません。

でも、もう後戻りはできないのです。ネット上でのコミュニケーションを拒否すれば、これから実社会でのコミュニケーションに大きな支障が出てしまう、そんな世の中になっていくのです。

それならソーシャルメディアのメリットとデメリットを熟知し、リスクを減らしつつメリットを最大限享受するよう努力するのが最善の道です。

正直なところ、私も不安でいっぱいですが、今後ともがんばってこの情報化社会を生き抜いていこうと思っています。

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