前回、ハリエットブラの試作2号を作ったのだけどね。

 

 

色々考えて、やっぱ違うな、と。

 

まずこのカップのトンガリ問題。

 

着用すると、この先っちょが余っちゃう。

ここをつまんで、型紙に反映させればいいのかと思ったけど、そんな高度なこと私に出来るわけもなく。

 

きっと、前回のこの型紙変更(↓)では、この先っちょが鋭角になって尖っちゃうのね?

 

 

ということで、再挑戦。

 

要は、胸の収まりをよくするため、1号のカップのBCD(Bottom Cup Depth、カップ下側の深さ)を長くしたいのだ。

つまり、Lowerカップの繋ぎ目の辺の長さを伸ばしたい。

 

ちょうど、このチュートリアルを見つけた。型紙もハリエットと同じスタイル。これは行けるのでは。

 

ということで、早速作業開始。

 

チュートリアルでは、新しい2点を線を引いて繋ぐとあるけど、そうすると書き直した線の長さが合わないかもしれない。

なので、今回もカットして開くやり方でいく。

 

 

7ミリくらい、このラインを伸ばす。

 

念の為、ちゃんと縫い合わせる時に長さが一致するか、毛糸を使って確認。

 

 

あとバンドサイズは、32(試作1号)ではちょっときつくて、でも34(試作2号)だと緩いかもしれない。

 

ということで、32のバンドを変更することにした。

 

真ん中で切って、

 

数ミリ離してテープで止め、ラインを書き足す。

 

 

これらのパーツをプリンターでコピーして、再度切り出して、完成。

 

これが今回使う型紙。

 

 

使う素材は、以前作ったブラックビューティ・ブラの残りの布と、後日買い足したFindings キット(ゴム類)。

なんかグレーは鎧っぽくなってイマイチだったので、試作品に良い。

 

裁断終わり。

 

このDuoplexの生地はリバーシブルで、片面がマット、もう片面が光沢がある感じ。光沢だとより鎧感がでるから、今回はマット側を表にすることにした。

 

胸元はフォールドオーバー・ゴム。(ここだけ縫い糸を黒にすればよかったかな。)

 

 

カップとクレードルを作って、

 

 

縫い合わせる。

ブリッジの幅も、自分に合ってるか再確認。

 

で、ゴム類をつけて、ワイヤーを通すチャネリングも入れる。

 

ステッチは、指でチャネリングの位置を確認しながら、ゆっくりと。

 

ストラップも作って付けて、

 

バックバンドにも縫い付けて、フックをつければ完成。

 

 

 

前。

 

 

バンドの長さはこれくらいでいいと思う。これは元々カチッとホールドするデザインだから、あまりゆったりじゃない方がいい気がする。

 

 

BCDが長くなった分、胸の収まりが良くなったと思う。

ただ、ちょこっとだけ、Upperカップにシワが寄るかもー。

でも、もう少し柔らかい素材だと、ひょっとしたら気にならないのかも。

ここはまだちょっと様子見だな。

 

 

でも着心地はなかなか。これで普通にお出かけできる〜。

 

最近もうちょっと可愛らしい色の素材を買ったので、このバージョンの型紙でもう1、2枚くらい作ってみようと思う。