1954年に「ビル・ヘイリーと彼のコメッツ」が発表したロックンロール・ナンバーです。
この曲がロックンロールの元祖と言われています。
でも、実は、発売当時は何とB面扱いでして、これがまた全くのノー・ヒットだったんです。
コメッツの曲で「クレイジー・マン・クレイジー」っていうのがありますが、これは「ロック・アラウンド・ザ・クロック」よりも1年前、1953年に発表されて、少しだけですがヒットしたんですね。
細かいことを言えば、ビルボードにチャートインした最初のロックンロール・ナンバーは、「クレイジー・マン・クレイジー」だったかもですね。
1955年に、映画「暴力教室」っていうのが公開されました。
そのテーマ・ソングにこの「ロック・アラウンド・ザ・クロック」が使われたことで、たちまち大ヒットしてしまいます。
何と8週間連続で全米のヒットチャート1位を独占しました。
ちなみに、映画「暴力教室」は、日本で言うと、「金八先生」や「ごくせん」とか「ルーキーズ」みたいな内容だったと思いますけど、・・・「違うか!」
この曲は、その後も10年ごとにヒットチャートを賑わして、1968年、1974年とリバイバル・ヒットしたのです。
ロックンロールの古典中の古典と言えるかも知れませんね。
ロックンロールの創始者と呼ばれるチャック・ベリーの「ジョニー・B・グッド」が世に出たのが1958年ですから、それよりも4年も前に「ロック・アラウンド・ザ・クロック」は発表されているのですからねえ。
ビル・ヘイリー恐るべしですよね。
そんなこんなで、次回は、「ジョニー・B・グッド」についてお話ししましょうかね。
つづく