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公開日時:2026年7月2日18時15分

 

本日の日本株は、日経平均-2.5%、TOPIX+0.1%、グロース250指数+1.8%と、指数の動きが大きく分かれた一日となりました。

きっかけは昨夜の米株です。ハイテク株が大きく売られ、SOX(フィラデルフィア半導体株指数)は-6.3%と急落しました。

報道では、著名投資家が一部ハイテク株の空売りを明らかにしたことが材料とのことですが、それにしても大きな下げでしたね。一昨日来の「不穏・不安定」という空気が広がった格好です。

 

その流れで日本株も、もともと高値警戒感のあった半導体・AI・データセンター関連が総崩れとなり、日経平均を押し下げました。

ただ、中身は見た目ほど悪くありません。TOPIXはプラスで、東証プライムの値上がり/値下がり銘柄比率は77%/20%。半導体を除けば、むしろ「その他全部が買われた」という印象の一日でした。

広く物色されたという意味では、いいマーケットだったともいえますね。背景では長期金利の上昇もあり、銀行・保険といった金融には追い風でした。

 

売られた側を並べると、キオクシア-13.5%、太陽誘電-10.0%、東京エレクトロン-7.4%、アドバンテスト-10.0%、ディスコ-9.1%、レーザーテック-6.0%、村田製作所-8.5%、フジクラ-7.9%、イビデン-9.2%、SCREEN-7.4%。半導体・AI・データセンター関連がきれいに総崩れです。

 

反対に、逆行高となった大型株が相場を支えました。ソフトバンクグループ+3.3%(OpenAI関連の追い風)、三菱UFJ+1.8%、三井住友+2.2%、みずほ+2.0%、トヨタ+2.5%、日立製作所+3.8%、任天堂+2.2%、ソニーグループ+2.5%、三菱重工+1.4%、川崎重工+2.5%といった顔ぶれですね。

 

中小型株も広く買われました。フリー+10.3%、FFRIセキュリティ+8.7%、QPSホールディングス+3.9%、パワーエックス+4.2%、タイミー+10.2%、カバー+8.5%など、物色はかなり広い範囲に及びました。

 

弱かったのは、直近IPOのLiNKX-20.0%、ネイス-23.0%がストップ安、北川精機-6.4%やフェローテック-7.9%など半導体系、データセクション-9.2%、QDレーザ-5.2%、アストロスケール-1.2%、オンコリスバイオファーマ-6.5%といった東証グロースの主力系です。

 

当面は、TOPIX優位・バリュー株優位のマーケットがしばらく続きそうな雰囲気です。

グロース株復権のタイミングについては、キオクシアと太陽誘電が切り返すかどうかを見ておけば見えてきそうです。

キオクシアは信用買い残が多くて大変そうですが、いったん信用買いの投げ売りがあるようなら、そこがむしろ大きな機会になりそうな面もあります。

 

今日はちょっと特殊な値動きなので、今日の動きだけで個別株の明日を判断するのは難しいですね。

今晩は米雇用統計が注目されます。その後、米ハイテク株が何もなかったように戻すかどうかで、明日の雰囲気と物色の方向が見えてきそうですね。まずはそこを見極めたいと思います。

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/24339/

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公開日時:2026年7月1日18時35分

 

本日の日本株は、日経平均+0.6%、TOPIX+0.4%と続伸しました。

 

日経平均は寄ってから10時前ぐらいまでに一時+2.7%まで買われた後、ほぼ変わらずのところまで下げ、引けにかけてまた若干買われる、という展開でした。

先週金曜にお話しした「不穏・不安定」と、それでも日本株の需給はいい、という両方が見られた1日でしたね。

こうした状況は、少なくとも短期的にはまだ続きそうです。

 

売買代金トップのキオクシアは-1.7%、韓国株安もあって下げました。

一方で半導体は幅広く物色されています。太陽誘電+12.4%、村田製作所+4.3%といったMLCC、イビデン+8.3%などのCPU関連、東京エレクトロン+2.1%、SCREENホールディングス+9.5%、KOKUSAI+5.2%といった前工程、SUMCO+17.4%、信越化学+3.6%などのウエハーが上げました。

 

ただ、指数は上げているのに、東証プライムの値上がり/値下がり銘柄比率は43%/53%と、値下がりの方が多い。

引き続き一極集中のマーケットですね。

 

第1四半期が減益だったJフロントリテイリングは-7.6%、公募増資とCBのニュースが出た川崎重工業-7.7%は下げました。

 

なお、この間も円は一時162円台後半と約40年ぶりの安値をつけており、金利上昇と合わせて大型・バリューに資金が寄りやすい地合いも続いています。

 

グロース250指数は-1.0%と、今日は中小型株が下げました。

先月末の少しお化粧買い的な上げの反動も、あったかもしれません。

 

しかし東証グロース市場の値上がり/値下がり銘柄比率は51%/41%と、値上がりの方が多い。

確実に中小型株への循環物色はあり、しかも広がりを見せていて、明るい兆しはありますね。

 

直近IPOのLiNKXは荒い値動きで-7.4%とさすがに今日は下げましたが、代わりとばかりにネイスが+22.5%のストップ高で中小型株を引っ張りました。こちらも中小型株全般にとっていい傾向です。

アスタリスク+17.3%も、ニュースをネタに大きく上げました(東証グロース市場の売買代金2位)。AIメカテック+7.0%、北川精機+4.9%、日本電子材料+7.1%など半導体関連もしっかりでした。

 

ただ、GNI-2.0%、パワーエックス-4.9%、QDレーザ-1.8%、トライアル-3.4%といった主力組が弱く、盛り上がりには欠けました。

 

大型株、中小型株ともに、指数・個別銘柄の不安定さは続きながらも、強い展開が期待される、という感じでしょうか。

 

また明日に期待です。


原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/24335/

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公開日時:2026年6月30日18時23分

 

本日の日本株は、米株がSOX(フィラデルフィア半導体指数)が+3.8%など米半導体・AI関連が買われたことを受け、日経平均+0.9%(70,062円、7万円台回復)、TOPIX+0.3%、グロース250指数+0.5%と上げました。

 

東証プライム市場の売買代金上位は、キオクシア+1.4%、太陽誘電が+8.3%、東京エレクトロン+3.3%、ソフトバンクG+1.2%と、フジクラ+6.0%で、ほぼいつものメンツが大幅高。

米アプライドマテリアルズの大幅高を受け、東京エレクトロンだけではなくKOKUSAI+8.8%、SCREENホールディングス+6.2%といったところも上昇し、光電融合、MLCC関連銘柄も久しぶりにスッキリ上昇しました。

フィジカルAIのハーモニック・ドライブ・システムズも、証券会社の目標株価上げを受けて+9.4%と買われました。

 

反対に、ファーストリテイリングが-1.9%、トヨタ自動車が-1.7%、任天堂が-1.7%と、内需・ディフェンシブや輸送用機器は売られました。

中小型株は今日もしっかり。

 

QDレーザ+1.3%、GNI+2.2%、宇宙でアストロスケール+3.2%、QPS+3.9%、Synspective+4.0%など主力がきっちり買われました。

フェローテック+4.3%、精工技研+4.5%、AIメカテック+3.4%、北川精機+14.5%といった半導体関連も大きく上げました。

 

一方で量子コンピューターのフィックスターズが-6.6%、蓄電池のパワーエックスが-4.8%、ペロブスカイトの伊勢化学工業が-5.9%と、これまで人気だったテーマほど利益確定に押されました。

 

今日のマーケットは全般的に、米株の上げ幅や、月末・上半期末のお化粧買い期待もあるなかで、上げが限定的でした。

 

東証プライム市場は値上がり(33%)よりも値下がり銘柄(64%)のほうが多く、ごく一部の大型AI・半導体が指数を押し上げただけ。

また。プライムの売買代金は10.8兆円と、月末・上半期末とはいえ商いが減少しました。グロース市場の売買代金も1,100億円弱と沈んでいます。

 

日本株は上げましたが、その裏では円が約40年ぶりの162円台、超長期金利も急騰と、なかなか不穏な一日でもありました。

そして、今週はウォーシュFRB議長の発言や米雇用統計も控えています。

 

明日から始まる下半期の日本株相場は、やや不安定な始まりになりそうです。

 

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/24329/

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公開日時:2026年6月29日20時24分

 

今日の日本株は、半導体関連銘柄の弱さで日経平均が朝方大きく下げたものの、引けにかけて切り返し、日経平均+0.2%、TOPIX+0.5%。

 

先週金曜日と同様、東証プライムの値上がり/値下がり銘柄比率は69%/26%と、指数の上げ幅以上に物色の広がりが感じられる中身です。

倉庫・運輸、保険、サービス、不動産、小売、陸運、医薬品、電気・ガスといった、内需株、ディフェンシブ株を中心に買われました。

盛り上がりには多少欠けますが、半導体関連銘柄を除いてのリスクオン的な地合いでした。

 

半導体関連は、韓国が総額142兆円規模という巨額の半導体投資計画の発表で救われました。

特に特徴的だったのは売買代金トップのキオクシアです。引けこそ-4.0%と下げて終えたものの、安値からは大きく切り返し。これにつれて半導体関連全体が底上げされ、日経平均もプラスで引けました。

キオクシアが本格的に戻り局面に入れば市場が盛り上がりますので、期待してみています。

 

そして今日いちばんの主役は中小型株でした。グロース250指数は+3.0%と、非常に強い一日です。

 

東証グロース市場の売買代金上位3社(データセクション-14.0%、QDレーザ-2.6%、パワーエックス-0.1%)は下げたものの、物色はむしろ主力株でもわき役的な株や、非主力株へと広く回り、大型株とはひと味違う形での広がりが見られました。

 

バイオではジーエヌアイグループ+10.8%、オンコリスバイオファーマ+7.0%、サンバイオ+9.7%。

カバー+11.4%、タイミー+3.9%、フリー+7.3%も買われました。

久しぶりに宇宙関連(アストロスケール+4.1%、Synspective+3.2%)が賑わい、テーマ株ではペロブスカイトの伊勢化学+8.0%、レアアースの岡本硝子+11.6%や東洋エンジニアリング+11.3%にも資金が向かいました。

 

何より、直近IPOのLiNKXが今日もストップ高(+19.4%)、GO(+2.8%)もプラスとなって雰囲気がよくなり、ちょっとだけブルマーケットの様相でしたね。

 

明日までは、半導体関連以外への物色が続きそうだと見ています。

中小型株は、月末・月初のお化粧買いへの期待もあり、少なくとも明日までは、この強さが続いてくれるとみています。

 

明後日、月が替わってどうなるかは、その時点で改めて判断したいところですね。

とりあえずまた明日に期待です。

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/24321/

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公開日時:2026年6月28日14時26分

 

投資主体別売買状況・現先合算(6月3週、6/15-6/19)

海外が4週ぶりの買い越し(+7,800億円)、個人は2週連続の売り越し(-5,700億円)。

同週の日経平均は、米国とイランが戦闘終結で合意したと伝わり、週間で5,000円超上昇。

 

海外は買い越し。財務省ベースでも4週ぶりの買い越しとなり、外人買いが主導したと言えるだろう。

個人は売り越し、投信も大幅売り越し(-5,700億円)となった。

 

気になるのは、海外のTOPIX先物売り越しで、数千億円(3千億円程度か)は、GPIFインハウスの売りと思われる。日本株上昇で、ウェイトが26%に接近、ウェイト調整売りを実行したであろう。

先週末の大幅下落もあり、GPIFのウェイト調整売りは止まる可能性が高い。

 

また、引き続き配当金支払いによる買い需要は健在(6/29に1兆9,000億円)で、足元の需給関係は悪くないのであるが、次週では、7/8、10にETFの分配金捻出売り(推定1.6兆円)が控えており、警戒感が強まっている。

 

【以降、会員様向け情報です】

原文URL
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