きもの着付とお料理教室wayoriの順子です。
昨日はきもの着付基礎クラスのお稽古でした。
まずは、着付の経験がある受講生達だったので今まではどのように畳んで準備をされていた
のかを伺いました。
予め言っておきますが着付けには正解はありません。
畳み方はそれぞれだったのですが・・・準備によっては着付が大変なことになってしまいます。
帯を巻くのも大変、巻いているうちに着物がぐずぐず乱れてくる・・・なんてこともあります。
また、他装を長くされている方はクリップを使って効率的に準備
効率的と言いたいところですが私は道具は極力使いたくないので準備にクリップは使いません。
着付けは準備も含め、繰り返していくうちにやり方が変わったり、小物が変わったりしていくと
思います。
しかし、何も考えずに繰り返しているだけでは何も変わりません。
着付けは伸びしろしかありません
着物も確認しました。
反物から選んで仕立てた場合は紋様の名前や意味、相応しい着用時のシチュエーション、
相応しい帯など把握しているはずですが譲り受けた着物や親御さんが選んでくださった
場合は「たぶん○○だと思います」と言う風にあやふやな方が多いです。
自分で選んでいても知識がない頃に購入されたものもあやふやかもしれませんね。
いつもお伝えしているのですが「訪問着」「付下げ」「色無地」というカテゴリーで分けては
いけないと思います。
それはあまりにも大雑把過ぎます。
ドレス、ワンピース、スーツと分けているのと同じことです。
ドレスと言ってもウェディングドレスや歌手のステージ衣装のようなものもありますし、
フォーマルドレスもあります。フォーマルドレスもいろいろあります。
ワンピースもスーツも同じ。
お洋服屋さんで「ワンピースを探しています」と言ったら、「どのようなワンピースですか」
とか「どのようなシーンで着用される予定ですか」など聞かれますよね。
着物だって同じです。
訪問着と付下げは仕立て上がってしまうとどちらかわかりにくいものも多いです。
カテゴリーが重要なのではなくて、紋様の意味や柄の配分や大きさ、地色の色目、装飾、
八掛の色、紋などを比較するとカジュアルよりの訪問着もあれば華やかな付下げもあり
ます。
色無地も地紋の有無、光沢の有無、紋の有無、紋の種類などによっても異なります。
最初は知れば知るほど難しいかもしれませんが知識が深まると案外わかりやすくて
簡単に思うかもしれませんよ
最後は5分くらいで着物が着られました
自宅に戻って一人で同じように着られるかと言えばまだまだそうではないと思いますが
今はそれで大丈夫です。
カリキュラムの中盤は繰返して、回数をこなすことが大切です。
今までは準備、片付け、長襦袢までの着方などを丁寧に繰返し、心おきなく回数をこなす
準備を重ねてきたのです。
特に経験者は癖を見直すことが大変
これからは繰返し繰返し流れよく着付けます。
着付学院に「着付け舞」と言うお稽古があり、3分程度の音楽に合わせて着物と帯を着上
げていきます。
「舞」と名がつくくらいですから音楽に合わせて優雅に舞うように着上げます。
一つ一つの動作を音楽に合わせるようになっているので早くても遅くてもNGです。
もちろん鏡も見ません。だって、ステージでお見せしますので
緊張して小物を取り損ねたら一巻の終わりです
今でもこのお稽古を熱心にやったことが糧になっています。
恐らく私が一番頑張ったのは着付舞だったような・・・。
これが出来れば百人力と思っていた20代でした
この日の装いです。
絽の小紋に紫陽花の染帯です。
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