3月夏日の装いで・・・ | きもの着付とお料理教室 wayori @港区白金

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母の影響で子供の頃から日本の伝統衣裳「きもの」をこよなく愛し、日本の伝統食をベースとしたマクロビオティック、
母から受継いだ手作り発酵食品・保存食を日々の暮らしに取り入れています。
お教室やブログを通して、みなさんの暮らしのお役にたてるとうれしいな♪

きもの着付とお料理教室wayoriの順子です。

 

土曜日はエレガンスクラスのお稽古でした。

3月は教室ではなくて料亭ランチです音譜と言っても、食事が目的ではなくて、

目的に合わせた準備をするところから始まっています。

 

お稽古の一環であること、料亭、昼間、春、お題などを考慮し、手持ちの中で工夫を

することが重要です。

 

そして、当日のお天気がどのようであっても大丈夫なように準備をしておきます。

カリキュラムはエレガンスクラス進学前にわかっていることですのでタイミングをみて、

少しずつ準備をすれば間に合います。

羽織物や雨の用意は機会がないとなかなか購入しません。

それぞれ、たくさんは不要ですのでお稽古に合わせて揃えておけばもう安心照れ

 

食事の合間にコーディネートについてお話ししていただきました。

その意図は、着物の場合は何も考えずに適当にコーディネートをする方は少ないです。

 

思いや意図があってのこと。

大切な方との思い出が秘められているかもしれない。

数少ない手持ちの中で工夫して選んだものかもしれない。

その日のために新調されたものかもしれない。

 

そのような思いを着物姿の方から読み取れるような方になって欲しいと思っています。

そして、参考にしていただければ幸いです。

 

入店前に足袋カバーや羽織物を脱ぐタイミングや脱ぎ方について説明し、大人数で

一度に入店する際は後ろの方への配慮を忘れず、詰めること、終わったら声を掛ける

ことなど着物に限ったことではありませんが「気遣い」を忘れないで欲しいと思っています。

 

 

毎年、赤坂の浅田さんを利用させていただいていたのですが、今回は青山店へ。

いつもお部屋を担当してくださっていた方が偶然青山店へ移動されておられて、今回も

担当してくださいました。

とてもホッとしました照れ(引き寄せてしまったような・・・)

 

 

エレガンスクラスは半年ごとに受講生が入れ替わります。

9月まで続く方と3月が最後の方がいらっしゃいます。

 

3月で修了される方々に感想や残る方へのエールを一言お願いしましたら、「順子先生

からは着付けだけではなくて、たくさんのことが学べます」とおっしゃったので、てっきり

格、紋様、染め、織りなど着物に関することかと思いきや・・・「人生観」とのこと。

 

よく受講生達がおっしゃってくださるのですが、「大人になるとなかなか言ってもらえない

ことを先生がおっしゃってくださるので有り難いです」、「先生がおっしゃってくださって、

自分自身の気づきがあり、改めようと思ったことが幾度かありました」などと。

 

そんなに大袈裟なことをお伝えしているつもりではありませんが、私は勤務先でも

着付教室でも他の習い事でも比較的厳しい上司、先輩、先生に恵まれていました。

 

人に厳しくするということは大変な覚悟が必要です。

 

自分自身は「出来る」ことが前提ですし、嫌われたり逆恨みさたりする可能性もあるし、

真意が伝わらないこともあり、怖いし、難しいです。

それでも、根気よく伝え、育ててくださる方々に囲まれて20代を過ごしました。

 

相手が素直な心で受けてもらえるようにするには尊敬してもらえないと難しいと思います。

 

私はまだまだ未熟ものですがそれでも信頼し私の言葉を真摯に受け止めてくださる

受講生達に私はいつも感謝しています。本当にありがとうございましす。

 

この日は夏日の予報ガーン

3月ですので夏日とわかっていてもいろいろ悩みますよね・・・。

 

カジュアルなお出掛けなら単衣でもよいかもしれませんが、お稽古ですし、手持ちがまだ

不足している方もいますし、前日の午前は大雨に強風だったので夏日のイメージが出来

ないし・・・とにかく、急に陽気がかわるのは困りますショボーン

 

 

私の装いは袷の付下げでした。

 

このお稽古では枝垂れ桜の訪問着を着ることが多いのですが3月末なので例年だったら

もう桜の着物は着ないだろうと思っていました。しかし、ようやく開花宣言されたばかり。

桜の訪問着でもいいかもと思いましたが夏日の予報びっくり桜の訪問着は絞りなのでやめ

ました。

 

夏日なのでスッキリとした着物がいいなと思い、付下げに。

帯も名古屋帯で身軽に。

暑さの工夫は長襦袢、肌襦袢、羽織物でしました。

長襦袢は正絹の紋紗、肌襦袢はクレープ織の六分袖(普段は四分袖くらい)、羽織物は

もじり織の道中着。

肌襦袢の袖の長さのこだわりについてはお稽古でお話しいたしましたので省略お願い

 

こんな日は見えるものや目立つもの(着物)は、季節や場に寄せて、それ以外で工夫を

すれば、まだカラッとした暑さなら乗り越えられます。

その工夫をしたものについて皆さんにお見せすることが出来てよっかたわウインク

 

 

羽織物は袷でも単衣でも暑そう・・・でも、紋紗やレースは透けすぎすぎなので礼装には

まだちょっと早いわね~と思い、もじり織に。

 

もじり織は、米沢の白根澤さんのもので着尺から仕立てました。

着物に仕立てた場合は単衣仕立てにします。

ひと昔前だったら薄物として着ていたかもしれませんが、このご時世では5・6月と9・10月

中旬くらいが良さそうです。

しかし、私は着物よりも羽織物の方が着用の機会が多いと思ってカジュアルなバチ衿の

道中着に仕立てました。

 

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