補整を減らし、正しい位置に最小限。 | きもの着付とお料理教室 wayori @港区白金

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母の影響で子供の頃から日本の伝統衣裳「きもの」をこよなく愛し、日本の伝統食をベースとしたマクロビオティック、
母から受継いだ手作り発酵食品・保存食を日々の暮らしに取り入れています。
お教室やブログを通して、みなさんの暮らしのお役にたてるとうれしいな♪

きもの着付とお料理教室wayoriの順子です。

 

1dayレッスンのスケジュールはこちらです。

https://ameblo.jp/wayori/entry-12564071437.html

どうぞよろしくお願いします。

★3/30(月)の「浅草散策とお買い物」は、12/17に満席になりました。

★1/28(火)夜クラスの「スンドゥブ・チゲ」は、12/26に満席になりました。

各回キャンセル待ちにて受付中です。

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昨日は個人レッスンでした。

現在、着付のクラスのレベルは3段階あります。

 

半年間・12回の基礎クラス。

1年間・12回のエレガンスクラス。

エレガンスクラスには基礎クラス再受講特典があります。

 

その上にブラッシュアップクラスがあります。

ブラッシュアップクラスのカリキュラムには個人レッスンが1回あります。

 

ここまでお稽古を重ねていくと、ご自身でも研究をして、我流になる部分があります。

 

私はちょっと変わっているかもしれません。

基礎クラスではとにかく私と同じように、私の真似をして、私の言う通りにやってください。とお願いするのですが、基礎を習得できたら、研究して我流でも他流でも構いませんので「やりやすいやり方」で「成りたい姿」に近づいて欲しいと思っています。

 

「wayoriの着付教室だけではなくて、余所で習っても構いません。余所で習って腑に落ちないことがあれば私に聞いても構いません。どうぞ余所に行ってみてください。」とときどき申しております。

 

たにぐち順子に拘る必要はないのです。

私に遠慮して他に行けない。行っても内緒にしないといけない。なんて思って欲しくないのです。

 

10人いれば10人違う着付小物を使い、違う手順で着装しています。

余所を見てみるのも楽しいです。

 

目が肥えてくれば先生のレベルもわかりますので無駄な時間とお金はかけなくて済むでしょう。

 

ぐるぐる、あちこち行ってみて、「やっぱりwayoriがいいな」と思って帰ってきたら抱きしめちゃいます爆  笑

「絶対に他には行きません」とおっしゃってくださる方もおり、それはそれで嬉しいでのですが~ラブ

 

話が随分と逸れましたが、昨日の個人レッスンはブラッシュアップクラス生でした。

 

最初に着付の悩み、よくわからないところ、自信がないところなど伺います。

この日の着姿もチェックして、実技をします。

 

ブラッシュアップクラス生はお付き合いが長いですので本人の好みもわかっています。

好みと似合う姿が異なることもありますし、好みと本人の理想が異なること(本人は気付いてない)もあります。

 

長襦袢も脱いで、補整から見直しですメラメラ

 

この日の受講生はご自分で研究して、オリジナルの補整を作っていらっしゃいました。

このことは大変すばらしく褒めたいところですが、補整は難しいのです。

 

補整が原因で着姿がどこか男性っぽくなり、女性らしい柔らかさと色気が足りないのです。

セクシーやエロさは無くて良いのですが、色香は着物でも洋服でもほんのりと漂わせたいと私は思います。

 

今回、補整を減らし、位置を変えました。

ご本人が自分の体型を知り、それを補うためにベストと思って作った補整がまったくもって間違えてる!!

このような方は多いと思います。

 

補整を変えて、お召しいただきました。

 

過度な色っぽさも女っぽさもなく、もちろん男性的な硬い感じもなく、ほんの少し柔らかさを感じる着姿になりました。

黒地の普段着小紋に合った着姿ですキラキラ

 

他にもあれもこれもそれも言いましたが、ほとんどのことが基礎のお稽古で繰り返し言っていること。

いつの間にか我流になり、その我流が原因で崩れてしまい、負のスパイラル・・・ガーン

 

ほとんどの方のお悩みが衿元や衣紋。

原因は所作がほとんどです。

「着姿だけではなくて着付の所作も美しく」と何度も言う理由がここにもあります。

 

いろいろ腑に落ちることがいっぱいの個人レッスン。

 

ブラッシュアップクラス生でなくても個人レッスンはいつでも受講できますので、修了生の皆さん、いつでもどうぞチュー

 

スパルタ順子先生は健在ですニヤリ

 

この日の装いです。

粋な雰囲気がお似合いになる受講生だったので黒の万筋に。
帯周りは甘めのコーデ。
全体が甘いコーデになると落ち着かないかもしれませんが、粋な着物に品の良い甘さも合うので参考にしていただきたいと思いました。

 

 

岡重の染帯です。

上は関東巻き(一般的な巻き方)で、像さんがいます。
下は関西巻き(逆巻き)です。
 
関東巻きで習った方は関西巻きが苦手とよくおっしゃいますが、私はどちらでも大丈夫です。
ただ、右利きなので関東巻きがほとんどです。

 

 

 

お稽古が14時からだったので、その前に銀座へ。

お稽古の日は電車遅延や不慮の事故、時間の勘違いなどがあると大変なので原則お出掛けしません。

しかし、昨日は野暮用で・・・。

 

久しぶりにこのお草履で。

台と鼻緒裏は黒、天と坪は赤、鼻緒は母の着物の生地です。

 

母の着物の生地こを生かすためにこのお草履をオーダーしました。

 

鼻緒裏を赤、坪を黒も考えましたが、やはりこっちでよかったわ。

やっぱり前坪は赤がかわいいラブラブ

 

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