きもの着付とお料理教室wayoriの順子です。
昨日は、丸善日本橋3階ギャラリーで開催中の「京絞り寺田展」へ。
会期は、11/14~11/20です。
16:00-17:00の相澤慶子氏&寺田豊氏のトークショー
「着物と帯のコーディネート」を拝聴いたしました。
相澤慶子氏は「家庭画報」や「きものsalon」などの
エディターをされていらっしゃいます。
ですが・・・総絞りを纏ったお姿は女優のようなオーラです
トークショーは、展示されている美術品のような絞りの
紋様について解説があったり、
捨松の帯との組合せ、更には道明の帯締めをコーディネートして、
今風の合わせ方を見せていただいたりしました。
イベント案内のポストカードの左の着物は萩と鹿の子絞りです。
着物や帯の柄に良く見かける「萩」ですが、萩は女性を表し、
鹿の子絞りは「鹿」、鹿は男性を表すそうです。
萩のお花の咲く季節は「秋」、秋は実りの秋。
そこに流水のごとく鹿の子絞りが…。
もうこれ以上の説明は野暮ですね~。
またまた紋様の虜になってしまいました。
こちらは私の絞りの本です。
会場にも絞りの作品と一緒に開いて置いてありました。
この本は寺田先生と知り合う前に手に入れたものですが、
既に寺田先生への引寄せがこの本から始まっていたように思います。
この本、何度見ても飽きません
トークーショーの後は、作品を間近で拝見したり、
相澤様とお話しさせていただいたり
相澤様に着付を褒めていただきました。
寺田先生に「着付の先生だよ」とばらされてしまいましたが、
着付の先生は綺麗に着て当たり前と思っている方が多いし、
綺麗な着付だなぁと思っても先生に言うのは失礼と思う方も。
また、着付が綺麗じゃないと「先生なのに~」「先生のくせに」と
お腹の中では思う方もいると思います。
しかし、着付講師のお免状をいただいても「自装が綺麗」な方は
案外、少ないのですよ。
なぜなら、試験は他装が多いからです。
講師免状と言ってもどちらかと言えば着付師免状に近いと思います。
ですから、自装を褒められると本当にうれしいのです。
講師でなくても美しい着付の方はいます
ほらね~↓↓
私以外は、寺田先生の工房で作った帯揚げに
絞りを取り入れたコーディネートで素敵でした。
Hさんの羽織りは葵の絞りが上品で優雅、それを粋な羽織紐でビシッと
羽織紐も重要なお洒落アイテムだわ~と改めて思いました。
Kさんの絞りのお着物は「やたら三浦絞り」という技法で、
大変珍しく、出来る職人さんはそうそういらっしゃらない貴重なものとか
寺田先生に掛かれば、なぞは何でも解けちゃう
Jさんの羽織はお母さまの訪問着を仕立替えされたもの。
間近で見せていただいたのですが、絞りが細かくてお見事でした。
そうしたら、寺田先生が「あ、これうちのや」と。
「京絞り寺田」の作品と知り、Jさんも私たちもびっくり
眼福になったところで、三越地下へ。
お目当ては、たじまのお寿司
銀座では筋肉マンTシャツだった若旦那も日本橋では・・・
お寿司を買うだけでも笑いが絶えない私たち。
もっとおしゃべりしたかったのですが私はお先に失礼しました。
皆さんは・・・。(羨ましすぎて、写真をヤケ(?)アップ)
トークショーの前に洋菓子、後には甘味~
次回は逃さず、絶対食べる~
私はこの後、三越で主人の分のお惣菜を買い足し。
よく立ち寄るお店なのですが、
女性の店員さんに品物を受け取る際に「きれいですね」と。
驚いた私に、更に「本当、きれい。きれいですよ」と3回もきれい
車で待っていた主人にそのことを言ったら
「洋服で1回も言われたことないよね」と天国から地獄へ~
確かに事実です綺麗だなんて言われたことないわ
やっぱり、着物はすごい
女度10割アップ
母の着物で昔、流行ったみたいです。
色の数だけ手間が掛かっていて、仕立て替えの時に
呉服屋の90代の大旦那さんに「手摺りの更紗、いいね~。
昔は小紋でも手間掛けていいもの作って、それが売れたんだよね」と。
着物がよく売れた頃を懐かしんでおられました
同じ型染めでも紅型のような色使いとは全く違って、
江戸の渋好みが粋です。
帯はすくい織です。
すくいは絵画的な柄が多く、洒落た帯です。
お太鼓はアートでしょ
展示されているたくさんの絞りの着物や帯が映えるように
同系色のコーデでシックにまとめました。
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