こんにちは『プログレス学習教室』の坂田です。
朝夕の風にすっかり涼しさが混ざるようになり、ふと外に出て歩いていると、小川のほとりの緑の中に、ハッとするほど鮮やかな赤色が目に飛び込んできました。 毎年このお彼岸の時期を迎えると、まるで季節の約束を思い出したかのように、決まって姿を見せてくれる彼岸花です。
しっとりとした曇り空の下、群れて咲くその姿に引き寄せられるように近づいてみると、細く優美に伸びた花びらやしべの一つひとつに、小さな雨の粒がこぼれんばかりに宿っていました。 曇り日の柔らかな光を浴びて、無数の雫がまるで小さなガラス玉のように静かにきらめいていて、思わず息をのむほど繊細で、見とれてしまう美しさでした。
夏の終わりの強い日差しが和らぎ、こうして季節の花が咲くのを目にすると、日々の時間の流れが確かに秋の深まりへと進んでいることを実感します。 普段の生活のなかで慌ただしく通り過ぎてしまう道でも、少しだけ歩く速度を緩めて目線を落としてみると、足元には季節の訪れを静かに教えてくれる自然の息づかいがたくさん隠れています。
空模様が移ろいやすく、朝と昼の気温差も大きくなってくる頃合いです。 散歩の途中でふと出会う花や、肌をなでる涼やかな風に秋の風情を感じながら、どうぞ心穏やかな一日をお過ごしください。

