こんにちは!
プログレス学習教室の坂田です。
「夏休みだし、毎日3時間勉強するぞ!」
そう熱く決意したものの、なかなか行動に移せない……。
部活や山ほどの宿題、そしてこの厳しい暑さもあって、
「気がついたら今日も机に向かわないまま1日が終わってしまった」と悩んでいませんか?
がんばりたい気持ちはあるのに最初の一歩が踏み出せないのは、本当にもどかしいですし、つい自分を責めたくなってしまいますよね。
でも、安心してください。
動けないのはあなたの意志が弱いからではありません。
今回は、脳の仕組みを上手につかって、自然と机に向かえるようになる「コツ」をお届けします!
なぜ「1日3時間」の目標は挫折しやすいのか?
勉強を始めるとき、私たちはどうしても「時間」や「ページ数」といった【量】を目標にしがちです。
しかし、「毎日3時間」「問題集を5ページ」といった高い壁をいきなり作ると、脳は「これから大変な苦行が始まるぞ」と身構えて、強いブレーキをかけてしまいます。
特に夏休みのような長期休みは、最初から完璧な「量」をこなしようとするほど、一度予定がズレたときに遅れを取り戻すのが億劫になり、やる気が一気にしぼんでしまいやすくなります。
大切なのは「長さ」よりも「回数」!ハードルは地面まで下げる
脳のブレーキを外して、机に向かうのを当たり前にするために大切なこと。
それは、1回にかける時間の「長さ」ではなく、勉強に出会う「回数(頻度)」を増やすことです。
この夏、確実に習慣を身につけるために、まずは目標のハードルを「地面につくくらい」低く設定してみましょう。
【例えばこんな設定からスタート!】
「毎日、夜の7時になったら机の前に座って、教科書を開く。それだけ」と決めるのです。
教科書を開くだけなら、どんなに疲れている日でも10秒あればクリアできますよね。
大切なのは、脳に「毎日この時間に机に向かうのは、朝起きて顔を洗うのと同じくらい当たり前のこと」だと覚え込ませること。
実は、一度机に向かってページを開いてしまうと、脳のやる気スイッチ(作業興奮)が刺激されて、「せっかくだから1問だけ解いてみようかな」と自然に手が動き出すものです。
最初の一歩に必要なエネルギーを最小限に抑えることこそが、習慣を途切れさせない最大の秘訣です。
ゲーム感覚で集中する「25分+5分」のリズム
自分で決めた時間のリズムをさらに楽しくするために、おすすめなのが「25分だけ集中して5分休む」というサイクルです。
タイマーをセットして、ゲーム感覚で取り組んでみてください。
ポイントは、タイマーが鳴ったら作業の途中であってもあえてパッと止めること。
「早く続きをやりたい!」という気持ちを残したまま休憩に入ることで、次の集中時間へスムーズにバトンを渡すことができます。
「わかった」を「できた」に変える、もうひと手間
さらに、勉強の効果と楽しさをグッと高めるためのコツがあります。
問題を解いて丸付けをしたあと、解説を手や下敷きで隠して、真っ白なノートに自分の力だけで最初から最後まで解き直してみる「思い出し」のひと手間を加えてみてください。
目で見て「わかった」状態から、何も見ずに自分の手で「できた」という状態へ。
自分で自分の苦手をコントロールして「マル」に変えていく実感が持てると、勉強は「やらされる退屈な作業」から「自分で主導権を握って進める謎解き」へと変わっていきます。
無理に長い時間、机にしがみつく必要はまったくありません。
小さくても毎日、自分と交わした約束を「回数」として重ねていくこと。
その確かな足跡が、夏休みが終わる頃には「自分は毎日続けられたんだ」という、何よりも強い自信に育っているはずです。
今夜、いつもの時間になったら、お気に入りのペンを1本持って、教科書の最初の一文字に目を向けてみませんか?
自分で新しいリズムを作っていく楽しさが、あなたの夏休みをきっともっと充実したものに変えてくれますよ!
