忘れた頃に復習するだけ!テスト本番でスラスラ書ける記憶のコツ | プログレス学習教室 橿原市

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こんにちは!『プログレス学習教室』の坂田です。

せっかく時間をかけて覚えたのに、数日経ったらきれいに忘れてしまっていた……なんてこと、ありませんか? 周りのみんなはスラスラ覚えているように見えて、「自分は記憶力が悪いのかな」と落ち込んでしまうこともあるかもしれません。がんばった時間が全部消えちゃったように感じると、本当に悔しいですし、机に向かうのも嫌になりますよね。

でも、どうか安心してください。 覚えたことを忘れてしまうのは、あなたの頭が悪いからでは決してありません。むしろ、あなたの脳が正常に働いている、何よりの証拠なんです。

私たちの脳は、毎日入ってくる膨大な情報の中から、「生きるために直接関係のないもの」をどんどん消去していく仕組みになっています。1回読んだだけの教科書の言葉や英単語は、脳にとって「今すぐ命に関わる大事件」とは判断されません。だから、どれだけ必死に詰め込んでも、すぐにゴミ箱へと仕分けされてしまうのです。

1. 何度もノートに書くのはもったいない?脳の仕組みのウラをかこう

テスト前、不安だからって同じ単語をノートに何回も書き殴る……これ、実は一番もったいない練習なんです。脳がその作業にすぐ飽きてしまって、途中からただ「手を動かすだけの時間」になってしまうからです。がんばっている時間を本物の学力に変えるためには、脳の仕組みをちょっとだけ裏かく工夫が必要です。

2. 記憶のカギは「ええっと、何だっけ?」と頭をひねる瞬間

では、どうすれば脳に「これは大切な情報だ!」と認めてもらえるのでしょうか。

その秘密が、「忘れかけた頃に、もう一度思い出す」というタイミングの心理戦です。

脳は、新しく情報を入れたときではなく、一度忘れかけていたことを「ええっと、何だっけ……?」と必死に頭をひねって、手がかりを探そうとした瞬間に、最も強く記憶に刻み込まれるようにできています。あえて少し時間を空けて、脳が忘れかけた絶妙なタイミングで呼び戻すことで、「あれ?この情報、何度も使うな。いつでも取り出せる手前の引き出しにしまっておこう」と、脳が判断を変えてくれるのです。

3. 覚える時間を増やすより、「思い出すチャンス」を予約する

今日からの勉強で試してほしい具体的な工夫は、覚える時間を増やすことではなく、「思い出すチャンス」をあらかじめスケジュールに組み込んでおくことです。

たとえば、今日新しく覚えたことは、明日の勉強を始めるときに、下敷きなどで答えを隠して「小さなセルフクイズ」をしてみます。このとき、すんなり思い出せなくても全く問題ありません。「あ、悔しい、何だっけ!」と思ってから答えを確認する。その「悔しい!」という感情がトリガーになって、脳の記憶の回路はグッと太くなります。

その次は3日後、さらに1週間後というように、少しずつ間隔をあけながら、あえて「忘れかけた頃」に思い出す練習を仕掛けてみてください。

4. 最初の5分と25分タイマーで、勉強をゲームに変える!

いつも新しいページばかりをどんどん進めるのではなく、「机に向かった最初の5分間は、数日前に間違えてバツをつけた問題の解き直しにあてる」とルーティン化してしまうのがおすすめです。タイマーを25分にセットして、その時間だけは集中して過去の自分とクイズ勝負をする。ゲーム感覚で楽しむのも、脳を味方につける良い方法です。

「忘れること」を失敗だと怖がる必要は、1ミリもありません。むしろ、あなたの脳の引き出しをより強く、頑丈にするための大切なステップです。 何度も忘れて、そのたびに「あ、これだった!」と思い出す足跡を重ねていくうちに、特別なやる気に頼らなくても、テスト本番でスラスラとペンが動く本物の実力が身についていきます。

次にノートを開いて「あ、忘れちゃった」と気づいたときは、実力を一気に伸ばすチャンスが巡ってきたサインです。「よし、もう一回引き出しを整理しよう」と、ゲームのセーブデータをロードするような軽い気持ちで、目の前の1問に向き合ってみてくださいね。