こんにちは『プログレス学習教室』の坂田です。
1学期の数学は、実はどの学年も「計算」がメインの単元になっています。1年生の正負の数や文字式、2年生の連立方程式、3年生の展開や因数分解。これらはすべて、これからの数学の土台になる大切な部分です。
計算分野の目標は、なんと言っても「正確に」、そして「速く」解けるようになること。
「やり方は分かっているのに、テストになると時間が足りない」「もったいないミスが多い」と悩む人は少なくありません。計算力を高めるために一番効果的なのは、一回の猛勉強よりも、毎日のちょっとした練習の積み重ねです。
今日は、日々の計算練習を最高の武器に変えるための「3つのポイント」をお話しします。
ポイント①:途中の計算をしっかり書く
「めんどくさいから」と、途中の式を頭の中だけで済ませていませんか?
計算ミスが減らない一番の原因は、頭の中のメモリを使い切ってしまうことにあります。符号の処理、掛け算、文字の書き写しを同時にやろうとすると、どれだけ集中していてもポロッとミスが生まれます。
途中式をノートにしっかり書くことは、決して遠回りではありません。むしろ、頭をラクにさせてミスをゼロにするための、一番の近道です。イコール(=)を縦にきれいにそろえて下に書き進めていく。これだけで、自分のミスにもすぐに気づけるようになります。
ポイント②:タイマーで時間を測る
家で勉強するときは時間を気にせず解けるのに、テスト本番になると急に焦ってしまう。そんな経験がある人は、普段から「時間を測る」練習を取り入れてみてください。
「この10問を5分以内で解く」と決めてタイマーをセットするだけで、適度な緊張感が生まれます。
時間を意識して練習すると、脳がスピードに慣れていき、テスト本番でも「いつも通りのペース」で落ち着いて解けるようになります。ダラダラ勉強を防ぐ メリットもありますよ。
ポイント③:かかった時間や正答数を記録する
ただ問題を解いて終わりにするのはもったいないです。終わったらノートの端に「〇分〇秒 / 全問正解!」というように、記録を残しておきましょう。
記録をつけると、自分の成長が目に見えるようになります。「昨日は5分かかったけれど、今日は4分半でできた」「ミスが減ってきた」という小さな変化が、勉強をゲームのように楽しくしてくれます。
この「自分で自分の成長に気づくこと」こそが、次の日も机に向かう大きなエネルギーになります。
数学の計算は、スポーツの「素振り」や音楽の「音階練習」とまったく同じです。一気にたくさんやる必要はありません。毎日10分、この3つのポイントを意識して手を動かしてみてください。
2週間後のテスト本番、問題用紙を開いたときに「あ、いつも通りやれば大丈夫だ」と思えるくらいの強い自信が、今のあなたのノートの中に少しずつ貯金されていきます。
今夜の宿題から、まずはタイマーを準備して、1問目の途中式を丁寧に書くことから始めてみませんか。