こんにちは『プログレス学習教室』の坂田です。
しつこいようですが・・・。
学校のワークを一生懸命やって、提出期限にも遅れずにしっかり出した。ノートも文字でいっぱい。それなのにテストの結果を見ると、思うように点数が取れていなくてガッカリしてしまった……。そんな経験はありませんか。
保護者の方からも「うちの子、テスト前に夜遅くまで机に向かってワークを必死に埋めていたのに、点数に繋がらなくてかわいそうで……」というお話をよく伺います。がんばった時間が報われないのは、本当に悔しいですし、やる気もなくなってしまいますよね。
実は、勉強しているのに成果が出にくいとき、脳が「作業モード」になってしまっていることが多いのです。目の前のワークの白い空欄を埋めること、期限までに終わらせて提出すること自体がゴールになってしまうと、手は一生懸命動いていても、頭があまり働いていない状態になります。
ただ答えを書き写したり、なんとなく覚えている答えを当てはめたりしてページを埋めるのは、実はテスト勉強の「準備」であって、勉強そのものではありません。脳はそれを「形を整えるための作業」と認識してしまうため、せっかく書いた文字もテスト本番にはすっかり忘れてしまうのです。がんばっているからこそ、その時間を本当の実力に変えていくための、ほんの少しの工夫が必要です。
ワークを最強の武器に変えるために、今日から試してほしいシンプルな方法があります。それは、ワークを「答えで埋める場所」ではなく、「自分がどこを間違えるかを見つける宝探しの地図」として使ってみることです。
ワークを進めるときは、直接答えを書き込む前に、まずはノートに解いてみるのがおすすめです。このとき、全問正解を目指す必要はまったくありません。間違えた問題こそが、あなたが次のテストで点数を一気に伸ばせる「宝物」になります。
丸付けをしたあと、間違えた問題の番号の横に、小さくペンで印をつけてみてください。そして、ここからが本当のテスト勉強のスタートです。解説を読んで「なるほど」と思ったら、少し時間を置いてから、もう一度その印のついた問題だけを、何も見ずに解き直してみます。
自分の力だけでスラスラと式が書けたり、言葉が出てきたりしたら、その問題はクリアです。ワークのページをきれいに埋めることよりも、この「バツをマルに変える時間」をどれだけ作れたかで、テストの点数はガラリと変わっていきます。
ワークをただ終わらせるだけの苦行にするのはもったいないですよね。「どうすれば自分の頭に残るかな?」と実験するような気持ちで仕掛けていくことで、勉強の効率はどんどん上がっていきます。自分で自分の「苦手」を見つけて、それを一つずつクリアしていく楽しさを知ると、勉強は誰かに言われてやるものから、自分でコントロールできるおもしろいものへと育っていきます。
次のテストに向けて、まずは手元のワークを開いて、最初の1問を「宝探し」のつもりで解いてみませんか。あなたのノートが、あなただけの工夫で満たされていくのを楽しみにしています。