こんにちは『プログレス学習教室』の坂田です。
昨日のコラムでは、まずは「3分だけ」机に向かってみるという、スタートのコツをお伝えしました。今日は少し視点を広げて、これから始まる1学期の「見通し」についてお話ししようと思います。
新学期のバタバタが落ち着き、学校から年間行事予定や部活動の予定表が配られる時期ですね。「あぁ、行事がいっぱいだな」と眺めるだけで終わらせてしまうのは、実はもったいないことなのです。
こんな悩み、ありませんか?
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部活の大会と中間テストが重なって、勉強時間が取れない
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修学旅行や体育祭のあと、燃え尽きて勉強がおろそかになる
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いつもテスト1週間前になってから「時間が足りない!」と後悔する
中学生の生活は、想像以上に多忙です。特に奈良県内の中学校でも、5月から6月にかけては宿泊行事や部活動の大会が目白押し。無計画に突き進むと、気づいた時には「テスト範囲が全く終わっていない」という事態に陥りかねません。
なぜ「目先の予定」だけではいけないのか?
人間の脳は、締め切りが遠いものに対しては「まだ大丈夫」と楽観的に見積もってしまう習性があります(計画錯誤)。
特に中学生の場合、行事という「楽しいイベント」の陰に隠れた「学習のハードル」が見えにくいものです。行事が終わってから勉強モードに切り替えようとしても、心身の疲れから立ち上がりが遅れ、結果として成績が伸び悩む……という負のループにハマってしまいます。
今日からできる!「自律した学習者」への具体的アクション
自分で自分の時間をコントロールするために、まずはカレンダーや手帳を用意して、以下の手順で「未来の予測」を立ててみましょう。
1. 「動かせない予定」をすべて書き出す
学校から配られたプリントを見ながら、以下の3つをカレンダーに書き込みます。
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定期テストの日程(中間・期末)
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学校行事(修学旅行、遠足、体育祭など)
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部活動の大会や遠征
2. 「勉強ができない期間」をあぶり出す
予定を書き込むと、「ここは修学旅行で疲れているから勉強は無理だな」「この週は大会前で帰りが遅くなる」という、勉強の**「空白地帯」が見えてきます。 大切なのは、その期間を「頑張って勉強する」と決めるのではなく、「ここは勉強できないとあきらめる」**ことです。
3. 「逆算」してスタートラインを決める
勉強できない期間がわかれば、その分だけスタートを早めるしかありません。
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6月のテスト前の1週間が部活で忙しいなら、「5月の連休明けからワークを進めよう」
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修学旅行が5月にあるなら、「行く前にこの単元だけは終わらせよう」
このように、行事から逆算して「自分だけのスタートライン」を決めます。これが「自立学習」の極意です。
まとめ:予定を制する者が、成績を制する
自立学習とは、単に一人で問題を解くことではありません。**「自分の状況を客観的に見て、作戦を立てること」**こそが、本当の意味での自立です。
予定表を眺めて「忙しくなりそうだな」と感じたら、それは成長のチャンス。早めに作戦を立てることで、心にゆとりが生まれ、行事も勉強も全力で楽しめるようになります。
まずは今日、学校のカバンから行事予定表を引っ張り出してみませんか?そこから皆さんの「最高の1学期」が始まります。