4月23日
新型ウィルスの罹患者増加数が横ばいになってきて、
世間の興味は、
緊急事態宣言が5月6日をもって解除されるのか否か
に、移っているようです
はたして、このあたりの学校は、再開されるんでしょうか
再開されて、遅れを取り戻せるんでしょうか
これだけ、全国地域によって進度がまちまちだと、
本気で
学年開始時期を9月にしたらいいのではないかと
思うのですが・・・
大日堂(長法寺)で見かけたカタツムリ
大日堂ぼたん園、牡丹が咲き始めてきれいです
昨日に引き続き、きょうも理科のお話
きのう、1000mlの牛乳から、何グラムのモッツァレラチーズができるかというところで終了したのですが、
牛乳1000mlにたんぱく質は33.3g入っていることになりますので、
100gあたり18.4gたんぱく質が入っているチーズは、
単純に計算すると、約181.0gできることになります
クラフトのモッツァレラチーズは、約100グラム入り
(たんぱく質は約17.5g入っているそうです)
これが1.9個もできれば、ほんのわずかとはいえませんよね
ところが、実際には、その半分もできません
牛乳に含まれるたんぱく質のうち、3割以上が乳清に溶けだしてしまって、チーズにはならないからです
じっさいにチーズをつくってみられたかたがたの感想などがウェブに公開されていますが、
1リットルの牛乳から、ピンポン玉1個分ぐらいできる
というのが相場のようです
だいたい50gといったところでしょうか
さて、以前、理科①で、
理科のために小数の計算をたくさんしましょうというお話をしたのですが、
小数うんぬん以前に、
計算の入る問題とみると考えるのをスルーしてしまう理科嫌いさんがけっこう多いのが気になっています
計算の問題は、じつは、簡単で、単純です
一度解きかたがわかってしまえば、
用語を覚える植物や動物の分野よりもラクに解けるのです
覚えるのが、メンドクサイなーと思っているひとは、
ぜひ、計算の問題をコンプリートすることをお勧めします
中学1年生の単元では、ばね(フックの法則)
中学2年生の単元では、電流(オームの法則)
を、まずやっつけてしまいましょう
どちらも、比例ですから、数学よりもずっと簡単です
ただ、出題するほうも、工夫を凝らしてヒッカケをねらってくるので、
出題パターンを見極める必要があります
ヒッカケポイントを回避して、正解にたどり着くまで練習しましょう
さらに、計算以前に、
グラフを見ると解くのをあきらめる理科嫌いさん(数学嫌いさん?)も多いのですが、
これは小学校のときに、グラフをしっかり書かなかったからでしょう
理科のグラフは、縦軸の単位と、横軸の単位が重要なだけで、
あとは縦軸と横軸を読むだけです
定規なども活用して、目盛りの読み取りミスを防ぎ、
ひとりでグラフを読めるよう、グラフと仲良くしましょう
グラフを避けていては、グラフを読めるようにはなりません
理科が苦手という生徒さんは、
とにかく、グラフと計算の入った問題を、たくさん解いてみましょう
かたっぱしから解いたあと、はじめに戻って周回しましょう
最低でも5周はすると、まちがわなくなりますよ
たった5周です
それで、理科ができるようになるのですから、おいしい話ですよね