4月13日
きょうは、登校日でしたね
課題・宿題がたっぷり出たと思います
家で大人しくしておくほかないのですから、
ちゃっちゃと終わらせましょう
アスファルトの隙間からたくましく咲いたスミレ
雑草も庭植えの草花もたいしたちがいはないと思う
日常の写真ブログ「古代史のふるさとから」
家であらためて社会や理科を勉強するとき、
問題集を買ってきて、解いたり覚えたりすることが多いかもしれません
とくに社会は、まとめを読んで、たくさん穴埋めをして、たくさん解いて、たくさん書いて、一問一答でたくさん覚える科目、
そういう認識の人が多いことでしょう
たしかに、最終的には覚えなければならない用語がたくさんあるのですが、
覚える前に、しなければならないことがあります
それは、理解すること
そして、認識すること
社会は、覚える以前に、考える科目です
世界地理、おなじところを、何度も何度も覚えても、しばらくしたらまた忘れてしまう
アメリカの、これ、どういう川だったっけ、ここ、どういう都市だったっけ?
そのたびに、書いて、覚えて、
あー社会って、めんどくさいなー、いやだなー
そうなってしまっている生徒さんも多いようです
覚えることが主眼になっているから、
覚えるのが得意か不得意かで
好き嫌いのはっきりしている科目でもあるのです
覚えるのが好きで、社会の勉強は大好き、という生徒さんには、
とくに何も言うことはありません
その調子で、できるだけ正確に覚えようとだけ、言っておきます
社会はどうも苦手だなーと思っている生徒さんは、
この、ヒマな休校の家庭学習のあいだに、
新学年で学習する教科書の単元を開いて(歴史でも地理でも公民でも)、
まず読んでみましょう
そして、ほんのちょっとでも気になることばが出てきたら、
インターネットなどを活用して徹底的に調べて、ほかのだれかに報告することをお勧めします
調べたり覚えたりしたら、かならずだれかに自慢しましょう
ほかのひとに伝えることで、その内容が自分の身につきます
時間がある今だからこそ、
自分で好き勝手に勉強しても誰にも文句を言われない今だからこそ、
一つのことがらについて、深く掘り下げる機会です
人が集まる社会に、
その一員として参加し、
考え、判断し、行動することができるようになることが、
社会という科目を学習する目的です
教科書に書かれていることは、そのためのツールに過ぎません
用語を覚えることが社会を学習する目的ではありません
知っているだけでそれについて何も考えなかったら、
知らないのと大差ないのです
せっかくまとまった時間があるのですから、
学校の勉強ではできない学習をしてみることをお勧めします