12月14日
ここしばらく穏やかなお天気が続いています![]()
大掃除がはかどる。。。はずなのですが、
ぐうたらのほうが幅を利かせていて・・・![]()
近所のカエデやイチョウがすっかり散ってしまいました。
紅葉はきれいなのですが、落葉の掃除はちょっと面倒。
法令で空き地での焚き火が禁止されるようになって、
落葉焚きに焼き芋の楽しみもなくなりました。
とはいえ、この辺りは農地が多いので、
この時期には、野焼きの煙があちらこちらで上がっています。
住宅の多い郊外では、野焼きをいやがる地域もあるようです。
マルチングのビニルなどプラスチック類が燃えると、
たしかにあまり好ましくない臭いがすることもありますが、
雑草や落ち葉が燃やされるぶんには、においも気にならず、
なかなかの風情だと思って、眺めています。
さて、読解力シリーズ6回目のきょうは、
「オノマトペ」についてのお話です。
古くから、文学にも数多く登場している擬声語や擬態語は、
日本語の特徴のひとつで、表現に重要な役割を担っています。
オノマトペがなければ、世界に誇る日本文化、マンガも、成立しません。
電車で、小中高生の会話を聞いていると、
ほぼ指示語とオノマトペだけでしゃべっているなんてこともあります。
しかも、通じているばかりか、話がたいへん盛り上がっていたりします。
ただ、オノマトペは、話し言葉でこそ生きてきますが、
書き言葉に多用すると、幼稚で俗っぽい文章になってしまいます。
そのため、国語の問題に使われるような文章には、ほとんど登場しません。
文章中でなにかを形容するときには、
なんらかの熟語表現がなされていることがほとんどです。
そして、言葉の能力が不足すると、その表現が正しく読み取れないことも多いのです。
ふだんから、意識して、形容表現を磨いておく必要があります。
なにかをSNSにアップしてタグをつけるときには、
堅苦しい漢字が並ぶと「上から」感が出てしまったりして、
それよりもオノマトペのほうが好感を持たれますよね。
とくに食べ物は、感覚的要素が大きいので、オノマトペが効果的。
くだくだ説明しなくても、そのまま伝わります。
たとえば、
「#パンケーキ #ふわふわもちもち #ふわもち #ふわとろクリーム #とろりベリーソース #ルビー色 #パウダーシュガー」
(勝手にイメージして作ってみました)
では、オノマトペを使わないで、文章で同じ内容を表現してみましょう。
おいしさも魅力も伝えようと思うと、けっこう難しいのではないでしょうか。
「粉砂糖で飾られた黄金色のパンケーキは、存分に空気をふくんで真綿のような弾力、口に入れると程よい歯触りとともにほどけ、やさしい甘さと小麦と卵の香ばしさが広がる。添えられたクリームの泡立て加減がまさに絶妙。パンケーキの味わいに滑らかな奥行きが生まれ、おいしさが増す。さらにベリーソースをかけると、粉雪のパウダーシュガーにルビー色が美しく、どこか野趣を感じる香りと酸味のアクセントが効いて、極上の味わい」
極上の味わいを感じていただけたか、あまり自信はないのですが。。。
オノマトペを使わずに形容するとき、重要な役割を果たすのが、
「比喩」「たとえ」です。
「~のような」と例えてみるだけで、それが言い古された陳腐なものであっても、読み手に伝わりやすくなるのです。
また、読者の立場でも、形容部分を確実にとらえることで、文全体をクリアに読み取ることができます。
オノマトペは便利ですが、書き言葉にはそぐわないときがあるので、
読解問題では、あまり見かけないでしょう。
むしろ堅苦しい漢字が並んでいることのほうが多いと思います。
ふだんから、オノマトペを使わないで表現する練習をしておくと、
ことばの幅が広がります。
お気に入りの食べ物やステーショナリーなど、なんでもいいので題材に挙げて、
だれか相手を想定し、
オノマトペを使わないでできるかぎり細かく形容しながら、長所を伝えてみましょう。