4月11日
大分県で土砂崩れが起き、数軒の住宅が巻き込まれているそうです
一刻も早い救出を願っております
さて、
きのう、
教科書をもらったら、筋目をつけましょうというお話をしたのですが、
きょうはその続きです
教科書は、いちばんの参考書であり、問題集でもあるので、
まず教科書ができるようにならなければなりません
中学校では、定期テストで点を取らないと、それなりの成績にはならないので、
教科書をしっかり勉強しましょう
小学校からその習慣をきちんとつけておくことが大切ですね
第一段階は、内容がわかること
音読をしたり、例題を何度かくり返して解いたりして、内容を理解しましょう
この第一段階で、定期テストでは30点を確保できます
え?30点ぐらいしか、取れないの?と思うかもしれませんね
そうなんです
「わかった」状態では、30点ぐらいしか点を取れません
第二段階は、できる(解ける)ようになること
くり返して解いていくうちに、ヒントなしで問題を解けるようになります
英語では、ダイアログをおぼえて、本文の日本語訳ができる、
理科や社会では、教科書の太字の穴埋めができる状態です
この段階で、定期テストでは50点~60点を取れるようになります
定期テストで50点を取って提出物をきちんとやっていれば、
通知表には5段階の3がつきます
第三段階は、すばやく解けるようになること
問題を見て、えーと・・・と考えるのではなくて、見た瞬間に解きかたがわかる、
英語では、教科書の本文を覚えている、
理科や社会では、教科書の太字でない用語も覚えている状態です
ここまでになれば、定期テストで80点を取れるようになります
提出物ができていれば、通知表では4をもらえます
最終段階は、「光の速さ」で解けるようになること
かなり練習を重ねたレベルですね
英語では、本文をアレンジして英作文ができる、
理科や社会では、用語や現象の説明をほかのひとにしてあげられる状態です
これができているひとは、定期テストでつねに90点台を取れるようになります
成績は、ほとんどの教科で5がついているはずです
公立高校の成績上位校、
具体的には、
奈良高校、郡山高校、畝傍高校をめざすひとは、
最終段階をキープしてください
そのためには、どんなに部活で疲れていても、
毎日かならず30分以上勉強することが欠かせません
1年生の間は、
部活が始まり、定期テストの勉強のしかたもまだしっかり定着していないことだろうとの配慮で、
成績が高校入試に影響しないことになっています
だからといって、勉強をサボっていると、
2年生になって急にはできるようになりません
1年生のうちから学習習慣をつけるようにしてください