11月10日
本日…
エレベーターの日
1890年11月10日に東京の浅草に完成した12階建ての凌雲閣で日本初の電動式エレベーターが一般公開されたことを記念して日本エレベータ協会が1979年に制定
凌雲閣といえば、関東大震災で被災した姿ばかり写真で目にする気がしますが。。。
エレベーターは、故障が多くて、ほとんど役に立たなかったそうです
そうそう、エレベーターといえば、
当学習教室の入っている建物(賃貸集合住宅)にエレベーターを設置するらしくて、
ちょうど今日、橿原市の職員さんがその調査に見えるという話だったような。。。
教室は、1階なので、エレベーターの恩恵は全くないのですけど…
すぐ後ろにできて、もし音がうるさかったら、ちょっと困るなぁ。。。
先日、同業者の方とお話ししていて、
学校の国語の授業は、受験にはほぼ役に立たない
あれで読解力がつくんかいな
みたいな話になりました
たしかに、
国語で教育実習をした経験を思い返してみても、
自分の読解プロセスとはかけ離れたところで、
授業計画や板書案を作っていたような記憶があります
小学校の宿題でやっていた語句の意味調べ…役に立ったかなぁ
単に書き写していただけで、ぜんぜん覚えないですもんね
いま、語句の意味を言えるのは、その語句を経験的に知っているからであって、
辞書に載っていた内容を覚えているからではありません
国語の授業で、教科書をぜんぶ読むことってないですよね
国語の教科書には、多彩な内容が掲載されていて、
付録のページなんて、ものすごくページ数が多いのですが、
授業で付録のページを開くことは、まずありませんでした(私立のそこそこ進学校です)
ま、授業をほとんど聞いていなかったので、じつは開いていたのに記憶にないだけかもしれないんですけどね
でも、それが国語の教員免許を持っているのだから(古くて役には立ちませんけど)
由々しき事態です
国語の授業態度と受験国語の点数は、リンクしません
あれ、困ったぞ
教科書をしっかりやっておけば、公立高校の入試問題は解けるんじゃなかったっけ…
そうお話ししてきたと思うのですが。。。
思いっきり矛盾してます
こと国語に関する限り、教科書最強の図式は当てはまらないかもしれません
それは、学校の授業だけでは、読解量が圧倒的に不足するからです
一つの単元に5,6時間もかけて、しかも細かく語句の意味合わせまでして読めば、
読めるのはあたりまえ
でも、
入試問題を解くときに、辞書を調べながら数時間もかけて読むわけにはいきません
模擬試験でも、校内学力診断テストでも、
時間が足りなくなって、最後まで解けなかったとか、文章を読まずに解いた、
なんて話をよく聞きますが、
学校の国語授業と同じように解いていたのでは、時間が不足して当然です
入試問題の読解力をつけるには、
とにかく短い時間で、たくさんの文章を、正確に、読み取る練習をする必要があります
受験生の3年生さんに限らず、
1,2年生さんもできれば週1回、学校の宿題以外に国語の勉強をしましょう
まず、携帯電話のタイマーアプリや、キッチンタイマーなどを用意しましょう
国語の教科書には、後ろのほうに読み物がたくさんついています
(が、授業では取り扱いません)
それを利用しましょう
はじめは軽めの物語文でいいとおもいます
タイマーは5分にセット
5分間で読めるところまで(ただし、きちんと理解してください)読みましょう
タイムアップしたら、教科書を閉じて、
それまでのあらすじや大意をノートに書き出してみます
物語文なら、時代・時間、場所などと、だれがどうしたといったあらすじ
説明文なら、なにについて、どんなことがわかったのか。。。
ちゃんと書けた
つぎの5分は、続きから
前に読んだところを繰り返して読む必要はありません
5分あれば、かなり読めるはずなのですが…
現実は甘くない
5分で3段落ぶんも読めなかったひとは、1日の勉強で3セット読みましょう
5分で1ページぐらいしか読めなかった3年生さんは、少なくとも3日に1回は読んでください
かならず、あらすじや大意を書き出すようにしましょう
これがないと、いい加減に読んでしまいますので、読解の練習になりません
上位校の受験生さんは、まいにち、新聞のコラムにタイトルをつける練習をするといいです
ざーっと内容を読んで、さくっと20字以内で
このブログにも、タイトルをつけるのですが、
自分で書いている文章なのに、題をつけるのは、けっこう大変だったりして、
ときどき(しばしば)内容とはかけ離れたタイトルになっていたり。。。
スミマセン