公立高校に向けて|国語のボリューム、けっこうあるよ | プログレス学習教室 橿原市

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10月26日

 

本日、柿の日

 

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺       子規

柿の日は、子規がこの俳句を詠んだ奈良旅行に入った日にちなむ

「写生」俳句を提唱した子規ですが、この「法隆寺」はフィクション!

柿を食べながら(夕食後)じっさいに聞いたのは「東大寺」の鐘だったそうですウインク

法隆寺や奈良国立博物館の前では、柿を配布(無料グッ)したりします

 

この時期の柿、主流は、利根早生や平核無

渋柿なので、炭酸ガスなどで渋抜きしてあります(昔はヘタに焼酎を塗ったりしたもんだ。。。)

平たくて四角い、厚めの座布団みたいな外見ニコニコ

配布されるのは、コイツです

 

ほかに、甘柿の太秋

カリカリした触感が楽しい、けっこう新顔

大きさもかなりのものだけあって、それなりのお値段ですけどアセアセ

このへんが、10月の柿という感じですね

やっぱり富有が待たれます

五條(西吉野)や九度山、かつらぎあたりの産地に行くと、

6Lという巨玉(赤ん坊の顔ほどある)を売っていることがあって、見るだけで楽しい星カラフル

柿の時期ですね~

この時期、奈良名物「柿の葉寿司」の柿の葉も紅葉していたり(道の駅で売ってるものは)。。。

秋の京都紅葉もいいけど、奈良もいいよトナカイグッ

 

日本 アメリカ 韓国 フランス イギリス 中国 ブラジル ドイツ イタリア カナダ 地球 日本 アメリカ 韓国 フランス イギリス 中国 

 

さて、本題

受験科目をおさえたところで、ついでに、科目ごとの出題内容を見ておきましょう

まだ、過去問題を解くのはすこし早いです(冬休みからあとでよいでしょう)ので、

どのような形式で出題されるのかを見ておくだけでじゅうぶんです

 

これからは、資料の豊富な公立高校入試に関してお話ししますので

私立高校専願のひとには、すこし合わない内容の話になるかもしれません

 

下矢印奈良県(教育委員会)のホームページには、過去3年分の問題と正解が掲載されています

http://www.pref.nara.jp/17661.htm

いわゆる「赤本」を買えば、解説もついていますが、なくてもべつに問題なければ、これをプリントアウトして眺めるだけでいいでしょう

形式も内容もそのままなのですから

冬休みに入って、実力がついたなーと思ったら、実際に解いてみましょう

そのときには、採点を終えての結果報告のページも参考にしてください下矢印

http://www.pref.nara.jp/46598.htm

 

さて、国語からざっと内容を見てみましょう

29年度の問題は大問🈩の内容が著作権の関係で掲載されていませんが、例年通り論説文です

でも、これじゃあ解けないよね。。。残念タラー

漢字の読み書きが4問、重箱読み湯桶読みといった熟語の読みの構成が1問

全体に、漢字の問題はこの5問です

さらに、文法の問いが1問、大問二以降に語句の意味を問う問題が古典を含めて3問あります

さらに特徴的な書写の問題が、🈩の㈦

「=線部を全体の調和を考え、楷書で、一行で丁寧に書け」

はい、これ、奈良県恒例、毎年同じみですね

書くだけでいいんです(しかも、配点3点/50点満点)

ただし、楷書で、丁寧に、ですので、

とめはねはらいに注意して、漢字は大きめに、仮名は小さめに

問題文は掲載されていませんが、ありがたいことに正解はあるので、見てみましょう

出題は、

「私たちの暮らす世界」

らしいですよ

勝手に文言を変えないようにくれぐれも注意

(「の」を「が」に変えるとか、焦るとけっこうやっちゃうんです)

ここまで見てきた、ほぼ漢字や語彙の問題が、

さっきの漢字の問題と合わせて、配点的に、全体の約3割

文法なんて、1問ですからね(2/50)、

しかも、選択肢の問い、なんとなく選べそう

いまさら時間をかけて勉強しなくても、よさそうです(あ、こんなこと言っちゃって。。。ニヤリ)

文章の読み取りでは、

古典が3問(各2点/50)

選択肢の問題が2問

「簡潔に書け」という問いが1問、

そして、新手の、意見をつくって二文で書く問題が大問で1題(これは大変そう)

「文章中の言葉を用いて三十五字以内で書け」が1問(ここまで、それぞれ3/50)

最後に、いつもの大物、百字以上百五十字以内の条件作文です!

 

これ、かなりのボリュームですよ

朝っぱらの、まだ血の回っていない頭で考えるには、ちょっと重ため

文章を読むだけでもずいぶん負担なのに、速考、速記が求められています

作文は6/50の配点がありますので、“絶対に書くこと”!!

 

さあ、これから、どんな勉強をすればいいでしょう?

次回、国語の勉強についてみていきたいと思います