きょう、6月6日は、鑑真和上の命日
唐招提寺では、開山忌舎利会が行われています
歴史の教科書に必ず出てくる
ついでに、定期テストにも、「鑑真」もしくは「唐招提寺」が、
ときにはセットで、
必出の用語になっています
日本に戒律を伝授するために、故郷での名声をさらりと捨て去る徳の高さ、
渡海に5回も失敗しながら、あきらめずに危険な海に出る意志の強さ、
そんなことをうかがわせて静かに座す国宝「鑑真和上坐像」は、
天平文化を代表する脱活乾漆像です
それにしても、この鑑真さん、座禅を組んではるんですよねー
洛陽や長安で修業されていたころに、ようやく禅宗が興隆したぐらいでしょうか
最新の仏教を取り入れて修行なさったんですね
禅宗は中国では唐末五代から宋の時代にかけて発展し、
日本では、禅宗といえば、鎌倉仏教、
「臨済宗・栄西」「曹洞宗・道元」が、歴史の用語になっていますね
日本史では、もうちょっと掘り下げて、鎌倉五山と京都五山
「五山の上」ってのもありますが、これは足利義満が、じぶんが創建した相国寺を五山にねじ込むために南禅寺をむりやり別格に押し上げたもの
3代将軍の威光がどれほどのものか、わかるようですが
それほど仏教と政治は密着していたのでしょう
仏教の歴史を追っていくだけで日本史と東洋史を勉強できるんじゃないかしらん
若葉して御目の雫ぬぐはばや はせを