11月ですね
早いものです
霜月・師走はあっという間な感じがしますよね
11月といえば、半ばを過ぎると雪がちらついていた記憶があるのですが、
本当のところは、どうなのか、気になって奈良地方気象台のHPをのぞいてみました
最近の温暖化は、やはり顕著なようで、
この50年で年平均気温が0.9℃上昇したそうです
奈良県の年平均気温の平年値は14.9℃だそうですから、
なんと、50年で6%も上昇したことになります
(この割合で上昇していったら、500年あまりで2倍の気温になります)
グラフの傾向線はまっすぐに引かれていますが、
どう見ても、1980年あたりから急速に上昇しているように見えますね
そして、ソメイヨシノの開花日も、やはり1980年あたりから、かなり早くなっています
この温暖化が温室効果ガスからもたらされたものかどうかは、はっきりとはわかりませんが、
温暖化の傾向にあることは、確かなようです
それにしても、こうしてデータを見ると妙に納得するのはなぜなんだろう。。。
数字を示すと、たとえ根拠がなくても説得力がありますね
さっき、( )の中に書いた、「500年あまりで2倍」は、
割合を掛け合わせただけの単なる計算結果ですから、
根拠のあるデータではありません
でも、もっともらしい数字が出されると、本当らしく見えて、ドキッとしませんか
(500年後には平均気温30度ですよ。最高気温は想像を絶することになりますよね。ふつうには生活できません。かなりの生物が絶滅するでしょう)
じゃあ、こんな数字は嘘っぱちなのかというと、
べつにペテンにかけて詐欺をしようというつもりで数字を出したわけではないので、
ほんとうのところは、わからないのです
将来のことは、まったくわかりません
でも、温暖化が止まらないと、大変なことになることは、どうやら確かなようです
(すでに北極海の氷は少なくなって、ホッキョクグマの個体数が減っているそうです)
その温暖化を、人間の手で止めることができるのかどうかは、不明です
浴室暖房乾燥機に床暖房の家に暮らしている先進国の人が、途上国の人たちに、「君たちの経済発展は地球に悪い影響を与えるからちょっと発展やめといて」なんて、言えませんよね
だからといって、いったん手に入れた快適な暮らしは、捨てられません
(ニンゲンが絶滅すれば、温暖化が止まるという説もありますが)
というわけで、この先どうなっていくのだろうと、ちょっと思ってしまった霜月の始まりでした
明日は中学3年生の校内学力診断テスト
みんな、がんばれ