降りそうで降らない、ときどきほんのり薄日
さすがにまだ蒸し暑いですね
台湾で大暴れした14号に引き続き、台風16号が心配です
さて、「まいにち5分以上(中3は30分以上)勉強」は、どれほど有効か
きのうお話ししたとおりなのですが、
もう一度、しつこく繰り返してから、進みたいと思います
(こうやってしつこく言い続けるのが、塾講師のお仕事です)
単語・漢字・計算、なんでもいいので、まいにち5分以上(中3は30分以上)勉強、
効きます
勉強するためのルーティンワークって大事なんですよね
きょうは、受験校と受験科目、その勉強について、触れておきましょう
さっそくですが、
高校受験は、私学2校と、公立1校の、3校受けることをおすすめしています
「公立しか行かないから、公立1本で」という話をときどき聞くのですが、
それもけっこうなんですが、受験する身としては、一発勝負は、ちょっとドキドキしますよね
お話をうかがうと、たいていは、受験料と、その後の合格確定費(入学金に充当されますが、入学辞退の場合は返却されない)の問題で、
そんなムダ金払えるか
という気持ちはよくわかるのですが、ほぼ合格が確約されている一部の特色選抜を除いて、やはり、試験は水ものですから、ひとつは行ける高校を確保して向後の憂いなく公立高校の入試に臨みたい気がします
私学2校とまでは言わずとも、奈良県か、大阪府あるいは京都府の私立高校を、すくなくとも1校は受けておいたほうがいいでしょう
入試は、まず奈良県内の私学が、2月6日前後、大阪府(京都府も)の私学が2月10日前後に行われます(数日以内に合格発表があります)
そのあと、奈良県公立の特色選抜が、だいたい2月20日に行われます
(高専というスキマな受験もあるのですが、ここでは触れません)
特色選抜が実施されるのは一部の高校で、ほとんどがスペシャリスト養成コース(商・工・農林系、英語・数理系、音楽・美術・体育系、食物・被服系、看護、書芸など)です
特色選抜で合格すれば、辞退して一般選抜を受験することはできませんから、受験するには、心構えが必要です
まだ進路のことあんまり考えてないや~、とか、興味があることなんてまだはっきりしないよ、というひとは、特色選抜は避けて、一般選抜を受けたほうがいいでしょう
ただ、特色選抜の試験は、5教科ではなく、最大3教科(英・国2教科のところも)、
学校(コース)によって、英・数・国のところがもあれば、理数に特化した英・数・理のところ、文系科目のみの英・国・社のところがあり、
そのため、「べつに英語に興味ないんだけど、数学がものすごく苦手だから数学がないところを受ける」というひとが出てくるのですが
英語に興味がないのに英語(関連)科に進学するのは、いたずらに進路を狭めることになるので、やめておいたほうがいいです
そもそも、私学の試験に数学はかならずありますから、数学の勉強をしないわけにはいきません
(特色選抜にないので数学を勉強しない、だから私学は受けずに公立(特色)1本となるのは、本末転倒
もし、特色選抜の日に急病になって試験を受けられなかったりしたら、残るは一般選抜のみ
高校のランクをうんと下げて受験するしかなくなります)
一般選抜は、3月12日ごろ(来年は10日)、5教科250点満点、それに、調査書の135点満点を加えて合否が決まります
(特色選抜の試験はたいてい1科目40点満点、調査書の満点は、学校によって異なります)
くわしいことは、
に出ています
ところで、さきほどの、特色選抜の試験科目を見ていただくと、入試に英語はかならずあることがわかります
いまから本格的に受験勉強をするんだけど、なにから手を付けていいかわからない、というひとがいたら(遅いと喝を入れたくなりますが)、
もちろん、英語からということになるでしょう
「まいにち5分以上(中3は30分以上)勉強」にも、英単語(数字や曜日、月の名前がまず基本です。リスニングにもかならず出ます)を取り入れてみてください
さらに、計算練習をしっかりやっていれば、数学も怖くはありません
さて、のんびりしたひとでも、そろそろ、どれぐらいの高校を目標にしたらいいかな、受験科目はどうなっているかな、と、気になりはじめましたよね
それは、次回以降で、ぼちぼちお話ししていきましょう