「 職場での人間関係が
スムーズになったらいいのに… 」
と日々思う方に向けて
人間関係向上のために
ビジネスマナーを生かした具体的な方法を
ご紹介しております
ご来訪ありがとうございます
マナーインストラクタの衣理(えり)です。
現在、相手にスッと受け入れてもらいやすくなる
「摩擦を避けるフレーズ」を不定期でお届け中
前回の「摩擦を避けるフレーズ集」記事では
どうして“参考になりました”は
失礼にあたる言葉なの!?
を詳しく説明しています。
今回は
「職場の同僚・上司や取引先等からお誘いを受けた 」状況での
感じよく断る時に役に立つ基本公式をご紹介します
その<基本の公式>がこちら
= ①残念な気持ち + ②やむを得ない理由 + ③フォローワード
なんとなくわかっていても
「どんな言葉を使ったらいいんだろう…」 と
意外と悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですので、今回ご紹介する
この構造とそれぞれの代表的なフレーズ!
こちらを覚えておくことで
咄嗟の場面で
スムーズに感じが良く対応できるようになります
突然ですが、皆さん
学生時代を思い出してみて下さい
友人から魅力的なお誘いを受けた時
「すっごく行きたいけど、どうしても行けない!!!」
という想いを、このように表現した経験ありませんか?
/
いいなぁ!行きたい!!
でも、その日どうしても家に居なきゃなんだよなぁ…
本当に行きたかったからすっごく残念だよ…。
次はぜったい参加するからまた誘ってね♪
\
こちらを<基本公式>に当てはめてみると…
①残念な気持ち
本当に行きたかったからすっごく残念だよ…。
②やむを得ない理由
どうしても家に居なければならない
③フォローワード
次はぜったい参加するからまた誘ってね
「そうしたいけど、どうしてもできない」時って
無意識にこの公式に沿って伝えていると思いませんか
しかし
ビジネスでお断りする場面では
“すごくそうしたい”という気持ちの時
ばかりではありませんよね
そんな時こそ
「そうしたいけど、どうしてもできない」
といった表現を用いることで
相手にソフトな印象を与える事ができ
次にもつながるようになります。
次に、どのような場面でも使いやすい
代表的なフレーズをご紹介しますね
<オススメのフレーズ>
~ ①残念な気持ち~
オススメのクッション言葉
- あいにく…
- 残念ながら…
- せっかくですが…
<オススメのフレーズ>
~ ②やむを得ない理由~
角が立たない理由としてはこちらの4つがオススメ
① スケジュールの問題
② 仕事や勉強の問題
③ 健康上の問題
④ 家族(家庭)の問題
伝え方例としては )))
- すでに(別の)予定が入っているため
- 外せない用事がございますため
- 体調がすぐれないので、今日は早めに帰って明日に備えたいと思います。
- 家庭の事情でどうしても都合がつきません。
具体的な理由を言わないまま
断るのもやむを得ないと思わせることが出来るフレーズも併せてご紹介
- 急なさしつかえがありまして…
- よんどころない事情で
しかし、こちらは具体的な理由を言わない分、
緊迫した様子を相手に感じさせます
ですので、一度OKした予定を
急遽キャンセルしなければならない時にのみ
ご使用されることを個人的にはオススメします
<オススメのフレーズ>
~③ フォローワード~
次にも繋がるようなフォローの言葉を入れると
相手はまた誘いやすくなります。
- 次の機会がございましたら、ぜひ参加させてください。
- もしよろしければまたお声がけいただけたら嬉しいです。
- 今後ともよろしくお願いいたします。
もし次に繋げたくない(誘われたくない)場合は
代わりに“相手を気遣うような表現”をオススメします。
- いつもお声がけ(もしくはお誘い)くださり、ありがとうございます。
- 何度もお断りしてしまって、申し訳ございません。
- 私の分も楽しんできてくださいね。
①~③をつなげた文例
せっかくの機会ですが
体調がすぐれないので、今日は早めに帰って明日に備えたいと思います。
次の機会がございましたら、ぜひ参加させてください。
あいにくその日は外せない用事がございますため出席が難しい状況です。
もしよろしければまたお声がけいただけたら嬉しいです。
残念ながら家庭の事情でどうしても都合がつきません。
私の分も楽しんできてくださいね。
まとめ
「嫌われるんじゃないか…」
「相手に失礼なんじゃないか…」と断れずになんでも受けていたら
残念ながらその後も都合よく使われ続けてしまいます
今回のテーマの“断る”ということは
自分自身を守るためにもとても大切なこと。
相手との関係を崩さないために
断り方にも工夫が必要です!
ただ一言「できない」と断るのではなく、
相手の希望にこたえられない
御詫びや感謝の想いを込めることで
職場での同僚・上司 そして お客様は受け取る印象は変わり、
次につながるような良好な関係を築ける手助けとなってくれます
少しでも増えますように
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