マナーインストラクターの衣理(えり)です。
「今より少しでも豊かなLifeにしたい

という皆さまの想いのお手伝いをしております。











共通のモノサシのようなもの
あなた自身を高めてくれるものでもあります
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前回の記事
「今だからこそ、あなたの“想い”をしっかり言葉にして伝えましょう」では、
しっかりと相手に言葉にして伝える事の大切さと
その際のPOINT
「何を伝えたいかではなく。相手への伝わり方が大切」
について書きました
あなたが伝えたいことが 相手にまっすぐ伝わるために
すぐにでもできる方法の一つをお伝えしたいと思います。
突然ですが、
「How are you?」(訳:元気?)と聞かれたらどのように答えるか
学生時代に英語の授業で習いましたよね?
そうです!
「I'm fine thank you!and you?」(訳:元気だよ。あなたは?)ですよね
文法というよりフレーズのように覚えている方も多いかと思います。
日本語では
「元気?」と聞かれたら「元気だよ!」と答えるのが普通ですが
英語では元気?と聞かれたら
「聞いてくれてありがとう」とお礼を言う習慣があるようです。
実は私、DMM英会話を約2年ほど続けていますが
最初の挨拶で、私の「I'm fine thank you!and you?」の回答のあとは
どの外国人講師も必ず「Thank you for asking ♪」(訳:聞いてくれてありがとう)
と言ってくれます。
今回注目していただきたいのは、この「お礼を言う」という所
この「ありがとう」を言う行為、
コミュニケーションにはとても大切なんです。
なぜなら
相手の発した言葉をまず受け入れることは、
「あなたのことを認めていますよ」
という事をあらわす行動の一つになるのです
その受け入れる行為が、
今回の例で言う「お礼を言う」にあたります。
「言葉を受け入れる = 相手を受け入れる」
相手が“この人は自分を受け入れてくれている”と感じることで、
あなたと「もっと話したいなぁ~」と好感を持ってくれます。
そうすることで
あなたの言葉もまっすぐ届きやすくなるのです。
以下、あなたが久しぶりに会ったお友達のAさんとの会話だと思って
想像してみて下さい
Aさん 「久しぶりだね!」
あなた「ほんとに久しぶり~。元気だった?」
Aさん 「そういえば前話してたあの話どうなったの?」
元気だった?と尋ねたあなたの気持ち。
…無視はされてはいないとしても、なんだか寂しいですよね
この状態では、このあとの会話も
なんとな~く素直に話せなくなってしまいそうです。
大切なのは「あなたを認めていますよ」
という事が伝わること
「相手のことを認めている」ことが伝わる言葉であれば
「ありがとう」でなくても構わないのです
例えば
- 「そうだね」等の相手の想いに同意したり
- 相手の言葉を繰り返したり
「あなたを認めていますよ」と伝えるためには
もちろん言葉だけでは十分ではありません。
他にも仕草・態度や表情などを使って伝える必要があります。
しかし、
言葉一つでも相手への印象は少しずつ変わっていくものです。
まずは言葉一つでも日常に取り入れてみて下さいね
今回は、
「あなたが伝えたいことが相手にまっすぐ伝わるため」には
まずは
相手に好意を持ってもらうことが必要
良い関係を築くために
「相手の言葉を受け入れる」ことが一つの方法
という内容をお届けしました。
本日も最後までご覧くださり、ありがとうございました。
皆さまの明日が今日よりも快適になりますように
衣理(えり)