マナーインストラクタの衣理(えり)です。
ご来訪ありがとうございます
マナーは
様々な場面で 多くの方がスムーズに物事を進めるための
共通のモノサシのようなもの
あなたや周囲の人の暮らしを快適にするのはもちろん、
あなた自身を高めてくれるものでもあります
そんな“マナー”にフォーカスを当て
皆さまが少しでも快適な生活が送れるような情報やヒントをお届けします
前回は、「会話中に相手の名前を呼ぶことで、
コミュニケーションがスムーズに進むようになる!」
という内容をお届けしました。
前回の記事はこちら
今回は、「相手の名前を呼ぶ」以外の
コミュニケーション力アップの方法をお届けします。
その方法は…
「相手にカラダを向けること」です。
話している相手に対し
顔や目線だけを向けるのではなく、
カラダ、足先まで向けることで
相手への好意をあらわすことができるのです。
「ブックエンド効果」
この言葉、恋愛心理学でよく使われているようなのですが、
私は今回調べてみて、初めて知りました
意味を調べてみると…
ブックエンド効果 (ぶっくえんどこうか)
:好意を持っている人といる際に、自然と視線や姿勢が傾くこと
これは、好きな人や興味のある人といる際、通常時と比べて姿勢や視線が変化すること。
相手の話をよく聞こうとすることや、相手を安心させようとすることから変化が起きると言われています。
興味のある話に、前のめりで聞いてしまうように
想いが強いと、無意識にカラダに表れるもの。
つまり、あなたが「この人ともっと良い関係を気づきたいなぁ…」と思ったとき
このブックエンド効果を用いることで、相手への好意を伝えることもできます。
納得して行動する事の大切さ
前回の「会話中に名前を呼ぶこと」や
今回の「カラダを相手に向けること」は、
すでに無意識に行っている方も多いのではないでしょうか。
無意識ということは…
裏を返せば
苦手な人の前では、ほとんどできていないということ
あなたの「苦手だな…」という相手への想いが
知らず知らずに態度に出て
それが、相手に伝わり
さらに相手との距離が広がっていく
残念ながら、よくあることですよね…
できればそういう展開は避けたいなぁ
と思われた方
その場合どうしたらいいのか。
一つの方法としては…
その行動にはどんな効果があるのか
「なぜそうなのか!」を知り、
しっかりと自分の中に取り込むことです。
そうすれば いざそんな状況になった時
ふと思い出し、行動をコントロールできるようになります。
誰に対しても、どんな時でも
平等な対応を取りやすくなりますよ
もちろん「常に気を付けていなければダメ!」というわけではありません
一度あなたの中で納得して消化できていれば
無意識に出てしまった時に、はっっと気付くことができます。
気付くことさえできれば、
徐々にあなたの行動に変化が出てきます
“知らぬ間にできている事”と
“納得してできている事”には
大きな差がありますよ
皆さまの人生が今より少しでも快適になりますように
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
衣理(えり)