最初の人類の祖先は「”頭蓋骨”を割って指で器用に”脳みそ”をすくって食べていた」!? | メインウェーブ日記

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世界ではいま、モラルに関する論争が過熱している
「遠い国のかわいそうな人たち」には限りなく優しいのに、ちょっと目立つ身近な他者は徹底的に叩き、モラルに反する著名人を厳しく罰する私たち

この分断が進む世界で、私たちはどのように「正しさ」と向き合うべきか?

オランダ・ユトレヒト大学准教授であるハンノ・ザウアーが、歴史、進化生物学、統計学などのエビデンスを交えながら「善と悪」の本質をあぶりだす話題作『MORAL 善悪と道徳の人類史』(長谷川圭訳)が、日本でも刊行される
同書より、内容を一部抜粋・再編集してお届けする

長谷川圭
高知大学卒業
ドイツ・イエナ大学修士課程修了(ドイツ語・英語の文法理論を専攻)
同大学講師を経て、翻訳家および日本語教師として独立
訳書に『10%起業』『邪悪に堕ちたGAFA』(以上、日経BP)、『GEのリーダーシップ』(光文社)、『ポール・ゲティの大富豪になる方法』(パンローリング)、『ラディカル・プロダクト・シンキング』(翔泳社)などがある

最初の人類の身体的特徴

ほかの類人猿から進化した直後の最初の人類の祖先は、現代の人間とは顔も姿もまったく異なる別種の動物だった
身長は1メートルをわずかに超える程度
霊長類に特徴的な長い腕、前に突出した口、大きく開いた鼻孔をもち、全身は黒茶色の毛で覆われていた

つまり、この時期の原人は現代の人間よりもはるかにサルに近い姿をしていた
文化あるいは知性の最初の兆しが見られたのは、ずっとのちになってからだ
タンザニアのオルドバイ峡谷で見つかった原始的な石器は、せいぜい250万年前のものに過ぎない

原人の食生活

そのころもすでに暖かかったが、おもに海抜1000メートルを超える高所で生活していたため、暑くはなかった

まばらに木々が茂る開けた草原で、人類は小さな集団を形成し、昼間に地面を掘って植物の根や球根、苦い新芽やゴツゴツした根茎、木の実やシロアリを探していた
運がよければ、ハイエナやライオン―当時はハンターとして人間よりもはるかに優秀だった―の食べ残した肉が見つかることもあっただろう
そうした死骸の乾燥した肉片がタンパク源だった
骨髄や脳もそうで、頭蓋骨を割って指で器用に脳みそをすくって食べていた

200万年前、更新世が始まる
人類の進化にとって、極めて重要な時代の幕開けだ
奇妙な見た目の巨大動物が地表を支配した
マンモス、ケブカサイ、サーベルタイガー、あるいは巨大なアルマジロ(グリプトドン)が地上を闊歩していた

どの種も絶滅したが、その責任は人類にもある

(この記事は、現代ビジネスの記事で作りました)

最初の人類の祖先は、ヒトというよりサルに近かった

生活や暮らしぶり、食生活もサルに近かったようだ

当時は人類が環境を激変させたり、他の種を滅ばすようになるとは思わなかっただろう

それどころか戦争などで同じ種の人類を殺戮している

人類は恐ろしい動物




 

 


人類は善と悪、道徳とどのように向き合ってきたか
善悪の価値観は時代とともに変わることも
モラル論争の過熱のそのモラルを考える