メインウェーブ日記

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気になるニュースやスポーツ、さらにお小遣いサイトやアフィリエイトなどのネットビジネスと大相撲、競馬、ビートルズなど中心

■■■このブログでは、以下について記載した記事があります


競馬の名馬やエピソードなど、大相撲の名力士やエピソードなど、ビートルズやビートルズのエピソードや名盤など、お小遣いサイトやアフィリエイトなどのネットビジネス、プロ野球やラグビーなどのスポーツ、各スポーツの名選手やエピソードなど、その他気になるニュースやスポーツなど

(以下はその一例です)


■競馬

(世界の名馬)~コラム(競馬)

シーバード、リボー、ニジンスキー、セクレタリアト、セントサイモン、キンチェム、オーモンド、ネレイデ、ノーザンダンサーなど

例:伝説の史上最強馬・シーバード

16戦全勝無敗と凱旋門賞連覇・リボー

(日本の名馬)~コラム(競馬)

シンボルルドルフ、ディープインパクト、エルコンドルパサー、サイレンススズカ、オグリキャップなど

例:日本競馬史上最強馬・シンボリルドルフ

日本近代競馬の結晶・ディープインパクト

(コラム)~コラム(競馬)

例:サンデーサイレンスの「遺産」とこれからの社台グループ

ノーザンダンサー系の今後

(世界のホースマン)~コラム(競馬)

例:ドルメロの魔術師~フェデリコ・テシオ

(日本のホースマン)~コラム(競馬)

例:天才、変幻自在の騎乗、オッズを変える男・福永洋一


■大相撲の名力士~コラム(大相撲)

雷電為右エ門、谷風梶之助、双葉山定次、大鵬幸喜など

例:史上最強力士・雷電為右エ門

横綱の中の横綱・谷風梶之助


■ビートルズ~コラム(ビートルズ)、音楽・名盤・ロック(ビートルズ)

例:20世紀最高のロックバンド・ビートルズ

ロックの金字塔・・・サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド


■お小遣いサイト~お小遣いサイト

お財布.com、げん玉など

例:おすすめのお小遣いサイト~お財布.com

おすすめのお小遣いサイト~げん玉


■アフィリエイト~アフィリエイト

例:ネットビジネスの代表的なァフィリエイト



●野球やラグビー

特にプロ野球やラグビーについて

■テニスの男女の名選手

(男子)~コラム(スポーツ)

ジミー・コナーズ、ビョルン・ボルグ、ジョン・マッケンロー、イワン・レンドル、ピート・サンプラス、ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダルなど

例:4大大会優勝回数史上1位などのロジャー・フェデラー選手

「土の絶対王者」ラファエル・ナダル選手

(女子)~コラム(スポーツ)

シュテフィ・グラフ、マルチナ・ナブラチロワ、クリス・エバート、セリーナ・ウィリアムズなど

例:「年間ゴールデン・スラム」を達成した女王・・・シュテフィ・グラフ選手


■F1の名ドライバー~コラム(スポーツ)

アイルトン・セナ、ミヒャエル・シューマッハー、アラン・プロストなど

例:「音速の貴公子」「最も速かった」アイルトン・セナ選手

「史上最強ドライバー」ミヒャエル・シューマッハー選手


■各種スポーツ


■その他気になるニュースやスポーツなど

地球上で起きていること、どれだけ知っている?

この地球で当たり前に感じていることでも、うまく説明できないことがありますよね
例えば、「青い空が夕暮れに赤く染まるのはなぜ?」「台風が日本列島めがけてやってくる理由は?」

そんな地球に生きる私たちが知っておくべき「理系雑学」をご紹介します
太陽系を含む地球の歴史をはじめ、地球上で成立した大自然や気候、動植物、資源など、地球をめぐる大疑問にスッキリ回答!
あらためて考えると、私たちはこの地球にまつわるさまざまなことを、じつはほとんど知らないのかもしれないかもしれません

※本記事は雑学総研著の書籍『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から一部抜粋・編集しました


実は硫黄は無臭だった!じゃああの「臭い」の正体は?

世界の火山地帯に黄色の結晶として多く存在する硫黄(元素記号はS)は、紀元前から知られている元素だ
人間の体にもタンパク質の構成元素として存在し、成人でおよそ140グラムの硫黄が含まれている
工業的にも重要な元素で、生ゴムに硫黄を加えることで弾力を増した加硫ゴムは、自動車タイヤなどに欠かせない存在となっている

硫黄は炭素や鉄、鉛、銅などと同じく、特定の発見者がいない元素だが、フランスの化学者ラボアジェにより、1777年に初めて元素として分類された。

ところで、「硫黄」と聞くと温泉を連想し、硫黄泉の温泉というと「クサい!」と思う人は少なくないはずだ
ただ、われわれが温泉街などで感じる、いわゆる「硫黄のニオイ」は、原子番号16の元素としての「硫黄」のニオイではない
なぜなら、単体の硫黄は無臭だからである

温泉の噴き出し口付近や火山の噴火の際に感じられる「卵が腐ったような」と形容される独特のニオイは、硫黄と水素の化合物である硫化水素のニオイである
たとえば、火山の噴火を伝えるニュースでしばしば使われる表現に「硫黄のようなニオイ」というものがある

これは科学的には間違っているにもかかわらず、慣用的に使われてしまっている表現の一つ
決して硫黄がニオイを出すことはない

ちなみに、ニラやタマネギ、ニンニクは独特の香りがするが、この中にも硫黄の化合物が含まれている
さらに、タマネギを刻むと涙が出てくるのも、硫黄を含む成分によって目がしみるためである

著=雑学総研/『人類なら知っておきたい 地球の雑学』

(この記事は、レタスクラブの記事で作りました)

硫黄は無臭ってホント!?卵が腐ったようなニオイの正体

「硫黄」と聞くと温泉を連想し、硫黄泉の温泉というと「クサい!」と思う人は少なくないはずだ
ただ、われわれが温泉街などで感じる、いわゆる「硫黄のニオイ」は、原子番号16の元素としての「硫黄」のニオイではない
なぜなら、単体の硫黄は無臭だからである

温泉の噴き出し口付近や火山の噴火の際に感じられる「卵が腐ったような」と形容される独特のニオイは、硫黄と水素の化合物である硫化水素のニオイである
たとえば、火山の噴火を伝えるニュースでしばしば使われる表現に「硫黄のようなニオイ」というものがある

これは科学的には間違っているにもかかわらず、慣用的に使われてしまっている表現の一つ
決して硫黄がニオイを出すことはない


温泉の噴き出し口付近や火山の噴火の際に感じられる「卵が腐ったような」と形容される独特のニオイは、硫黄と水素の化合物である硫化水素のニオイだ!!


 

 


地球(を含めた宇宙)には謎や不思議、ギモンが多くあります
空はなぜ青く、夕焼けは赤いのだろうか!?とか・・・
そんな「理系雑学」を楽しくわかりやすく解説

エジプト神話|理想の王であり冥界の王オシリス
生と死を巡る世界観を決定づけた特別な存在

オシリスはヘリオポリス創生神話を起源とする神です
ヌン(混沌)から生まれたアトゥムが大気の神シューと湿気の女神テフヌトを生み出し、この兄妹が結婚

さらにシューとテフヌトの間に生まれた大地の神ゲブと天空の女神ヌトの兄妹の間に生まれた4人の子どもの長男がオシリスです

ゲブとヌトは、あまりに仲睦まじくつねに一心同体だったため、父シューがそれを見かねて引き離したといいます

そのときすでにヌトは妊娠しており、父同様、夫婦に激怒していた祖父アトゥムの目を盗んで出産
そのとき助けてくれたのが、知恵の神トトでした

生まれたオシリス、イシス、セト、ネフティスの4人は、それぞれ兄と妹で結婚
この4兄妹は、さまざまに形を変えたエジプト神話の中で重要な役割を持ち続けます

オシリスは農耕の神でもあり、知的で温厚な性格でした
人々に農業と法の知恵を授け、好戦的だったエジプトの人々に、穏やかな暮らしをもたらしたといわれています

オシリスは人だけでなく、他の神からの崇拝も集める神として君臨しました
弟である砂漠の神セトは、兄の人気に嫉妬と します
それがオシリス神話の発端でした

トト:もともとは月の満ち欠けを記録する神。文字や数字を発明し、知恵の神となった。トキ、もしくはヒヒの姿で表現されることが多い。

復活して冥界の王となったオシリス

両側に1枚ずつ大きな羽をほどこした白い冠を頭に頂いている。これは上エジプト王の象徴。
王権の象徴である杖と竿さおを手に持つ。また、ミイラ姿の白い包帯で巻かれている。
死者の審判では、心臓の計量を終えた死者は玉座に腰かけたオシリス神と向かい合う。

エジプト神話の神々

創造神:アトゥム大気の神:シュー湿気の女神:テフヌト大地の神:ゲブ天空の女神:ヌト農耕神・冥界の王:オシリス豊穣の女神:イシス砂漠の神:セト葬祭の女神:ネフティス天空の神:ホルス

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 世界の神々』監修:鈴木悠介

(この記事は、ラブすぽの記事で作りました)

生と死を巡る世界観を決定づけた特別な存在、エジプトの神「オシリス」とは

エジプト神話|理想の王であり冥界の王オシリス
生と死を巡る世界観を決定づけた特別な存在

オシリスはヘリオポリス創生神話を起源とする神です
ヌン(混沌)から生まれたアトゥムが大気の神シューと湿気の女神テフヌトを生み出し、この兄妹が結婚

さらにシューとテフヌトの間に生まれた大地の神ゲブと天空の女神ヌトの兄妹の間に生まれた4人の子どもの長男がオシリスです

・復活して冥界の王となったオシリス
両側に1枚ずつ大きな羽をほどこした白い冠を頭に頂いている。これは上エジプト王の象徴。
王権の象徴である杖と竿さおを手に持つ。また、ミイラ姿の白い包帯で巻かれている。
死者の審判では、心臓の計量を終えた死者は玉座に腰かけたオシリス神と向かい合う。


エジプトといえば、ミイラを想起させ、ミイラは再生のために作られました
エジプトの死生観を決定づけた冥界の王・オリシスは、絶対神・アモン・ラーとともに特別な存在です



 

 


世界には様々な神話がある
各々の神話の特徴と神々のキャラクターを紹介
そこには、文化や死生観、宗教観、思想観などもうかがえる

エジプト神話|新旧の神々がまとまり強大化
古代からの信仰の源と新たな神が一体化することで力を増す

約1700年ともいわれる長期におよんで、絶対神であり続けたアモン・ラー
その強固で幅広い信仰は、アモン神とラー神の習合体だったからとも考えられます

ラーはもともとエジプトで絶対視されていた太陽を司る不死の神
アモン神は4つの神話中、最新であるテーベ神話の中で確立された神です

ただし、アモン神の起源は、ヘルモポリス神話の原初の八柱神(アグドアド)の中のアメン(アモン)にあります

アメンは見えざる存在としての性質を持ち、そのために自由自在に姿や意味合いを変えてきた神でもありました

生命の神、生殖の神などと結びついて力を増しながら、ヘリオポリス神話の創造神アトゥムと融合します

アトゥムはすでに太陽神ラーと習合していたため、アメンはアモン・ラーとなり創造神と太陽神が習合した神としても力を持つこととなったのです

平民出身のファラオ、アメンエムハト1世が、自らの権威づけのために新たな主神としてアモン・ラーを定めるなど、政治的な背景もともない、エジプトの神々の最高峰として人々の崇拝の対象となりました

アトゥム:原初の混沌「ヌン」から生まれた、ヘリオポリス神話の創造神。大気の神シュート湿気の女神テフヌトを独力で生んだ、両性具有の神とされる。

エジプト全域で信仰を集める太陽神ラー

天空の船に乗って太陽を運ぶことが仕事で、日の出とともに生まれ、日没とともに死ぬ
死と再生の船旅を続けている
ハヤブサの頭に太陽を象徴する円盤を頂く。ハヤブサは天空を象徴する神聖な動物

権威と結びつく神
王座に就いた王たちは自らがファラオであることを正当化するために、「ラーの息子」を自称し、強大な影響力にあやかった
ラーはヘリオポリス神話ではアトゥムと結合し、創造神として崇あがめられるようになる
かのアレクサンドロス大王もまた、アメン神の息子を名乗った

エジプトと太陽崇拝
作物の実りにかかわり生命をはぐくむ一方で、干ばつなどで恐怖をも与える太陽は、エジプトだけではなく、世界各地で畏られた
そのため、各地の神話では太陽神の力はとても強大だ
時代・地域を超えて崇拝されたのも無理はない

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 世界の神々』監修:鈴木悠介

(この記事は、ラブすぽの記事で作りました)

 

エジプト文明の長い繁栄には神々の合体が関係していた!?

約1700年ともいわれる長期におよんで、絶対神であり続けたアモン・ラー
その強固で幅広い信仰は、アモン神とラー神の習合体だったからとも考えられます

ラーはもともとエジプトで絶対視されていた太陽を司る不死の神
アモン神は4つの神話中、最新であるテーベ神話の中で確立された神です

ただし、アモン神の起源は、ヘルモポリス神話の原初の八柱神(アグドアド)の中のアメン(アモン)にあります

アメンは見えざる存在としての性質を持ち、そのために自由自在に姿や意味合いを変えてきた神でもありました

生命の神、生殖の神などと結びついて力を増しながら、ヘリオポリス神話の創造神アトゥムと融合します

アトゥムはすでに太陽神ラーと習合していたため、アメンはアモン・ラーとなり創造神と太陽神が習合した神としても力を持つこととなったのです


この神々の融合・合体がエジプト文明の長い繁栄に結び付いたといえます

融通性・柔軟性などを高め、信仰の拡大解釈、広がりなどを見せます

世界各地にみられる太陽信仰・崇拝も大きいと思います
作物の実りにかかわり生命をはぐくむ・万物に恩恵をもたらす一方で、干ばつなどで恐怖をも与える太陽は、エジプトだけではなく、世界各地で畏られた
そのため、各地の神話では太陽神の力はとても強大だ
時代・地域を超えて崇拝された

 

 


世界には様々な神話がある
各々の神話の特徴と神々のキャラクターを紹介
そこには、文化や死生観、宗教観、思想観などもうかがえる

魏国で迫害と屈辱を受けた范雎とは

古代中国の戦国時代、拷問を受け、簀巻きにされて厠(かわや)に投げ込まれたのちに、秦の宰相にまで上り詰めた男がいる

彼の名は范雎(はんしょ)
彼は、魏で身を立てようとしていた遊説家であり、弁舌に優れていたが、ある出来事をきっかけに運命が大きく狂い始めることとなる

范雎は魏の中大夫・須賈(しゅか)に仕えていた
あるとき、須賈の随行員として斉に派遣された際、范雎の弁舌の評判を聞いた斉の襄王が、黄金十斤と牛・酒を贈ろうとした
しかし、范雎は不必要な疑念を招かぬよう、これを固辞した

ところが、須賈はこれを不審に思い「范雎は魏の機密を斉に漏らした見返りに、報酬を貰おうとしたのではないか?」と疑い、魏の宰相・魏斉(ぎ せい)に報告した(范雎に嫉妬したという説もある)

これを聞いた魏斉は激怒し、范雎を捕えさせた

范雎は何度もむち打ちされ、肋骨を折られ、歯も砕かれるほどの苛烈な拷問を受けた

さらに簀巻きにされて厠(かわや)へ投げ込まれ、宴席で酔った客たちから小便をかけられるという、屈辱の極みともいえる扱いを受けたのである

生死も不明な状態にまで追い込まれたが、范雎はこの屈辱の中でも生き延びる術を模索していた

死を偽装し、秦への逃亡

こうして瀕死の状態となった范雎であったが、彼はこの状況でも希望を捨てなかった

番人に「私を逃してくれれば、後で必ず礼をする」と囁きかけ、買収することに成功したのである
その後、番人は「死体を捨ててきた」と偽り、范雎を外へと逃がした

范雎は逃亡後、魏の知人である鄭安平(てい あんぺい)のもとに身を寄せた
そして、魏の宰相・魏斉の追及を逃れるために「張禄(ちょうろく)」と名を変えて潜伏する

ちょうどその頃、秦の昭襄王は、各国の有能な人材を求めて使者を派遣しており、王稽(おうけい)が魏に派遣されていた
鄭安平は范雎を王稽に引き合わせ、范雎の才覚を売り込んだ

すると王稽は范雎の才を見抜き、彼を連れて秦へ向かうことを決意したのである

しかし、秦への道中、范雎は一つの危機に直面した
領地を巡視していた秦の宰相・魏冄(ぎぜん)の馬車に出くわしてしまったのである。

魏冄は秦国内で絶大な権力を握り、遊説家を嫌っていたため捕らえられる危険があった
范雎は急いで馬車の中に隠れた

魏冄は王稽に「関東から変な客を連れてきていないか?」と尋ねたが、王稽がとっさに「いません」と答えたため、范雎は間一髪で逃れることができた

こうして范雎はようやく秦の首都・咸陽に到着した。しかし、すぐに登用されたわけではなかった
昭襄王は宰相・魏冄らの専横に不満を抱きつつも、遊説家をあまり信用していなかったためである

そのため、范雎は約1年間、王稽の庇護のもと、慎ましい暮らしを送りながら、機会を待つこととなった

昭襄王への進言「遠交近攻の策」

当時の秦の宰相・魏冄は、昭襄王の母である宣太后(せんたいこう)の弟であり、彼の一族が秦の権力を掌握していた

魏冄は白起(はくき)らの名将を使って領土を広げたが、獲得した土地は魏冄やその一族の封地として分配され、王室よりも富を蓄えていた

范雎は1年以上も昭襄王に謁見できないままであったが、自ら書状を送り、「私の言が役に立つならば用い、不要ならば斬首してください」と直訴した

これが昭襄王の関心を引き、ついに范雎は謁見の機会を得ることとなった

そして范雎は、宮廷での対面の際、わざと宦官たちと口論を起こした
「秦に王などいない。ただ宣太后と穣侯(魏冄)がいるだけだ!」と放言したのである

これは、秦国内において実質的な権力が太后とその弟に握られていることを皮肉ったものであった
昭襄王はこれを聞いても怒らず、范雎の言葉に関心を示した。

范雎は、まず昭襄王に対して外交戦略を説いた

当時の秦の宰相・魏冄は、韓・魏と結んで斉を攻めようとしていた

しかし、范雎はこれを批判し「遠国である斉・楚と結び、趙とも協調しつつ、近国である韓・魏を攻めるべきです」と説いた

これは「遠交近攻の策」と呼ばれ、遠方の国々と同盟を結び、隣接する国々を攻撃することで、秦の領土を拡大しつつ、外交的な安定を確保する戦略であった

この進言を受け入れた昭襄王は、まず魏を攻めてその領土の一部を奪取し、韓にも圧力をかけた
そして、范雎の戦略が有効だと判断されたことで、彼の影響力は次第に増していった

さらに范雎は昭襄王に対し「秦王の権威を確立するためには、太后と魏冄らの勢力を排除すべきです」と進言した
これにより、昭襄王は次第に魏冄の権力を削ぎ、最終的には宰相の座から退けることとなる

范雎の「遠交近攻」策は、秦が戦国七雄の中で圧倒的な優位を築く基盤を形成し、後の中国統一の布石となったのである

宰相就任と復讐の果て

范雎の進言により、秦は韓・魏を圧迫し、領土を拡大していった

これに満足した昭襄王は范雎への信頼を深め、紀元前266年、范雎はついに秦の宰相の座に上り詰めた

宰相となった范雎が最初に手掛けたのは、かつて絶大な権勢を誇った魏冄の排除であった。
昭襄王は范雎の進言を受け、まず宣太后を政界から退け、次いで魏冄らを罷免し、彼らを封邑に追放した。

次に范雎が目を向けたのは、かつて自分を陥れ、苛烈な拷問を加えた魏の宰相・魏斉(ぎせい)と須賈(しゅか)であった

その頃、魏が秦の圧力を受け、須賈が講和の使者として秦に派遣されてきた

これを知った范雎は、みすぼらしい姿で須賈の前に現れ、まるで自分が落ちぶれたかのように装った

先述したとおり、当時、秦の宰相は交代したばかりであり、須賈は范雎がその新たな宰相であるとは夢にも思わなかった
それ以前に、范雎が生きていたこと自体に驚いただろう

みすぼらしい姿の范雎を見た須賈は哀れに思い、ともに食事をし、衣服まで買い与えた
その心中には、過去の行いに対する罪悪感や後悔の念があったのかもしれない

須賈の旧知の情を感じた范雎は、過去の恨みを抑え、須賈を即座に処刑することは避けた

しかし、須賈を囚人と並べて屈辱を与えた上で、「魏王に魏斉の首を持参させよ。さもなくば、大梁を血の海にする」と脅迫し、魏へ送り返した

須賈の報告を受けた魏斉は恐れ、趙の平原君を頼って亡命したが、最終的には自ら命を絶った

趙は魏斉の首を秦に送り、こうして范雎の復讐は遂げられたのである

宰相としての功績と晩年

その後、范雎は宰相として、秦の中央集権化を進め、昭襄王の権力を強化した
遠交近攻策によって韓・魏を圧迫し、趙・楚との関係を調整しながら秦の優位を確立した

しかし、范雎自身もまた権力闘争の渦中にあった
彼が推挙した王稽は、諸侯と通じた罪で誅殺され、恩人であった鄭安平は秦軍を率いた際に降伏するなど、人事面では失敗もあった

また、名将・白起を排除し、その後の戦局に影響を与えたことも評価が分かれる点である

晩年、遊説家の蔡沢が范雎に「権力に長く留まるのは危険だ」と説き、范雎はこれを受け入れて引退し、後任には蔡沢が宰相に就いた

『史記』には范雎が引退して生涯を全うしたとあるが、始皇帝時代の出土史料『編年記』には、昭襄王52年(紀元前255年)に王稽と共に処刑されたとの記述があり、その最期には異説も存在する

こうして、拷問と屈辱から秦の宰相にまで上り詰めた范雎の波乱の生涯は、幕を閉じたのである

参考 : 司馬遷『史記』「范雎蔡沢列伝」「秦本紀」他
文 / 草の実堂編集部

(この記事は、草の実堂の記事で作りました)

悠久の中国の歴史は数多くの人間ドラマであふれている

これらの歴史を記した中国古典は人間学の宝庫だ


古代中国の戦国時代、拷問を受け、簀巻きにされて厠(かわや)に投げ込まれたのちに、秦の宰相にまで上り詰めた男がいる

彼の名は范雎(はんしょ)
彼は、魏で身を立てようとしていた遊説家であり、弁舌に優れていた人物

彼を希望を捨てず、勇気をもって自身を売り込んで持ち前の弁舌で前記の境遇から秦の宰相にまで上り詰めた

最期や晩年がどうなったかは諸説あるようだが、拷問されてトイレに投げ込まれた後、秦の宰相にまで上り詰めたのは凄い!!



 

 

 


中国古典には現代にも通じる多くの叡智が詰まっている
ビジネスや実生活に応用できる
特に守屋洋氏の著作は平易でわかりやすく私も愛読しているものが多い
実践的だ

地球上で起きていること、どれだけ知っている?

この地球で当たり前に感じていることでも、うまく説明できないことがありますよね
例えば、「青い空が夕暮れに赤く染まるのはなぜ?」「台風が日本列島めがけてやってくる理由は?」

そんな地球に生きる私たちが知っておくべき「理系雑学」をご紹介します
太陽系を含む地球の歴史をはじめ、地球上で成立した大自然や気候、動植物、資源など、地球をめぐる大疑問にスッキリ回答!
あらためて考えると、私たちはこの地球にまつわるさまざまなことを、じつはほとんど知らないのかもしれないかもしれません

※本記事は雑学総研著の書籍『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から一部抜粋・編集しました


今は大量絶滅期!? 人類が全滅してしまうかもしれない!

地球上の生命は、過去5億年のあいだに5回の大量絶滅を経験したといわれているが、世界は今、まさに6回目の大量絶滅を迎えつつあるといわれている
そして、過去に起こった絶滅は、火山の噴火や隕石の衝突、それにともなう気候変動などが引き金となったが、6回目の大量絶滅を引き起こす原因は、我々人類になるかもしれない

最新の研究によれば、20世紀に発生した生物種の絶滅は、人類の活動がなかった頃に比べて約100倍のペースで進んだとされている
しかもこの研究は、ほ乳類、鳥類、は虫類、両生類など、我々がよく知る動物種だけに研究対象を絞ったデータに過ぎない
その数すらわかっていない、海や森などに生息する動植物を含めれば、さらに多くの生物種が、発見されることもなく絶滅している可能性が高いのだ

いったいどのくらいの生物種が、いつ頃までに姿を消すのか
現在のところ、その詳細について具体的な予測を立てることは不可能とされている
しかし、過去の大量絶滅の時期に匹敵する速いペースで、多くの生物種が失われていることだけは事実である

また、地球上の人口が70億人を超えたことで、今後も資源やエネルギーの消費などにより、環境に対する負荷が増え続けることも予想されている
人類がこうした環境負荷を減らす決断をしないかぎり、近い将来、生物種の消滅がさらに拡大していくだけでなく、人類も絶滅する種の一つになる可能性があることを、肝に銘じなければならないだろう

著=雑学総研/『人類なら知っておきたい 地球の雑学』

(この記事は、レタスクラブの記事で作りました)

今は大量絶滅期!? 人類が全滅してしまうかもしれない!

地球上の生命は、過去5億年のあいだに5回の大量絶滅を経験したといわれているが、世界は今、まさに6回目の大量絶滅を迎えつつあるといわれている
そして、過去に起こった絶滅は、火山の噴火や隕石の衝突、それにともなう気候変動などが引き金となったが、6回目の大量絶滅を引き起こす原因は、我々人類になるかもしれない

最新の研究によれば、20世紀に発生した生物種の絶滅は、人類の活動がなかった頃に比べて約100倍のペースで進んだとされている
しかもこの研究は、ほ乳類、鳥類、は虫類、両生類など、我々がよく知る動物種だけに研究対象を絞ったデータに過ぎない
その数すらわかっていない、海や森などに生息する動植物を含めれば、さらに多くの生物種が、発見されることもなく絶滅している可能性が高いのだ

いったいどのくらいの生物種が、いつ頃までに姿を消すのか
現在のところ、その詳細について具体的な予測を立てることは不可能とされている
しかし、過去の大量絶滅の時期に匹敵する速いペースで、多くの生物種が失われていることだけは事実である

また、地球上の人口が70億人を超えたことで、今後も資源やエネルギーの消費などにより、環境に対する負荷が増え続けることも予想されている
人類がこうした環境負荷を減らす決断をしないかぎり、近い将来、生物種の消滅がさらに拡大していくだけでなく、人類も絶滅する種の一つになる可能性があることを、肝に銘じなければならないだろう

さらにいえば核兵器の問題もある

これらの問題は人間が原因だ
一番恐ろしい、厄介な生物は人間だという人も・・・



 

 


地球(を含めた宇宙)には謎や不思議、ギモンが多くあります
空はなぜ青く、夕焼けは赤いのだろうか!?とか・・・
そんな「理系雑学」を楽しくわかりやすく解説

エジプト神話|万能の力を手に入れた神アモン・ラー
政治と歴史にもまれて融合されていった絶対の太陽神

4つの神話に多くの神の存在を信じた古代エジプトの人々
その中でもアモン・ラーは別格の存在です

神話の根底となるエジプトの考え方は、太陽への崇拝と、人間を構成する5つの要素からなります

心臓を守るためにミイラがつくられ、死者は命であるカーと個性であるバーが一体化したアクになることで、永遠に楽園「イアルの野」で暮らすことができました

そして、太陽を運ぶ神ラーが、日の出とともにこの世に生まれ、日没には死んで、冥界を旅します
この船旅が終われば魂は再生し、再び生まれ出て朝が訪れます

この世界観と死生観のもとに、数々の神話と神々の中から台頭したアモン・ラーが、絶大な力を持つ最高神となっていきます。

アモン・ラーは王であるファラオの権威を表すものともなりました
歴代ファラオは太陽王としてラーの息子を名乗り、自身の名前の中にアモンを取り入れていました

アモン・ラー信仰が強すぎることを懸念したファラオ、アメンホテプ4世は、アトン神を最高神と定める宗教改革を行ないます

しかし民衆はアモン・ラー信仰を捨てず、アトン神信仰は一代限りで終わりました

ファラオ:古代エジプトの王を指す称号のこと。もともとは「大いなる家」、つまり王の宮殿を意味した。神々と人間を結ぶ存在として崇められた。

絶大な崇拝を集めるアモン・ラー

主に2枚の羽でできた冠を頭に頂く人の姿で描かれる
左手に持つアンクという十字のものは清明、生命力の象徴
ヒツジの頭、もしくはヒツジそのものの姿で描かれることもある
また、誕生を象徴するガチョウとも結びついている。
もとはテーベの守護神で豊穣の神だったアモンに、太陽神ラーなどさまざまな神様が結合した
アモンは「隠すもの」「不可視」という意味

謎なぞ多き神から最高神へ
テーベの守護神・大気の神
一地方神だった

大気の神シューと習合
神々の「バー」を司つかさどる神へ

生殖の神ミンと習合
ガチョウの象徴も取り込む

ヘリオポリス神話の創造神アトゥムと習合
太陽神ラーも習合

テーベ3神として崇拝される
妻、息子そろって3大神に

創造神にして太陽神へ昇格

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 世界の神々』監修:鈴木悠介

(この記事は、ラブすぽの記事で作りました)

政治と歴史にもまれて融合されていった絶対の太陽神「アモン・ラー」とは?

エジプト神話|万能の力を手に入れた神アモン・ラー
政治と歴史にもまれて融合されていった絶対の太陽神

4つの神話に多くの神の存在を信じた古代エジプトの人々
その中でもアモン・ラーは別格の存在です

アモン・ラーは王であるファラオの権威を表すものともなりました
歴代(注1)「ファラオ」は太陽王としてラーの息子を名乗り、自身の名前の中にアモンを取り入れていました

(注1)ファラオ
古代エジプトの王を指す称号のこと
もともとは「大いなる家」、つまり王の宮殿を意味した
神々と人間を結ぶ存在として崇められた

アモン・ラー信仰が強すぎることを懸念したファラオ、アメンホテプ4世は、アトン神を最高神と定める宗教改革を行ないます

しかし民衆はアモン・ラー信仰を捨てず、アトン神信仰は一代限りで終わりました


・絶大な崇拝を集めるアモン・ラー
主に2枚の羽でできた冠を頭に頂く人の姿で描かれる
左手に持つアンクという十字のものは清明、生命力の象徴
ヒツジの頭、もしくはヒツジそのものの姿で描かれることもある
また、誕生を象徴するガチョウとも結びついている
もとはテーベの守護神で豊穣の神だったアモンに、太陽神ラーなどさまざまな神様が結合した
アモンは「隠すもの」「不可視」という意味

神話の根底となるエジプトの考え方は、太陽への崇拝と、人間を構成する5つの要素
太陽への崇拝、ミイラ、再生などの世界観、死生観などと政治と歴史にもまれ融合していきアモン・ラー信仰となった



 

 


世界には様々な神話がある
各々の神話の特徴と神々のキャラクターを紹介
そこには、文化や死生観、宗教観、思想観などもうかがえる

地球上で起きていること、どれだけ知っている?

この地球で当たり前に感じていることでも、うまく説明できないことがありますよね
例えば、「青い空が夕暮れに赤く染まるのはなぜ?」「台風が日本列島めがけてやってくる理由は?」

そんな地球に生きる私たちが知っておくべき「理系雑学」をご紹介します
太陽系を含む地球の歴史をはじめ、地球上で成立した大自然や気候、動植物、資源など、地球をめぐる大疑問にスッキリ回答!
あらためて考えると、私たちはこの地球にまつわるさまざまなことを、じつはほとんど知らないのかもしれないかもしれません

※本記事は雑学総研著の書籍『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から一部抜粋・編集しました


人口増加で食糧難時代に!乗り切る手段は「昆虫食」!?

2016年、イギリスにあるロイズ銀行のシンクタンクが発表した研究報告によると、2050年までに世界の人口は約90億人に達し、世界各国で深刻な食糧不足が発生すると予測されている
国際連合食糧農業機関(FAO)でも、世界人口の増加に対応するため、2050年までに食料生産を60パーセント増加させる必要があるとしている
しかし、実現は難しいようだ

なぜなら、20世紀を境に食用家畜の数が激増した結果、膨大な飼料や水を消費するようになっただけでなく、家畜の胃から出たゲップが温暖化の原因となるなど、地球環境に甚大な影響をおよぼすようになったからである

そこでFAOが推奨しているのが「昆虫食」だ
来るべき食料難時代を乗り切るために、まずは家畜の飼料用に昆虫を養殖することが提案されている
実際、昆虫の養殖には作物ほど広大な土地は必要とされず、温室効果ガスの発生も少ないことから、環境におよぼす影響は最小限にとどめられると推測されている

人間が食用とした場合、栄養価の面で見ると、白米が100グラムあたり約170キロカロリーであるのに対し、昆虫は400~500キロカロリー程度
バッタと豚肉の動物性タンパク質を同じ重量で比較した場合、バッタのほうが多く含まれている
昆虫の種類によってはビタミンなどが豊富な場合もあり、豚肉や牛肉に比べ、脂肪に含まれるコレステロール量が少ないのも特徴だ

すでに現在、世界では少なくとも20億人が約1900種類の昆虫を食用にしていることが、FAOによって報告されている
日本でも、地方によってはハチノコやイナゴがよく食べられていることから、今よりも昆虫食が一般的となる未来は、決して夢物語ではないようだ

著=雑学総研/『人類なら知っておきたい 地球の雑学』

(この記事は、レタスクラブの記事で作りました)

人口増加で食糧難時代に!乗り切る手段は「昆虫食」!?

2016年、イギリスにあるロイズ銀行のシンクタンクが発表した研究報告によると、2050年までに世界の人口は約90億人に達し、世界各国で深刻な食糧不足が発生すると予測されている
国際連合食糧農業機関(FAO)でも、世界人口の増加に対応するため、2050年までに食料生産を60パーセント増加させる必要があるとしている
しかし、実現は難しいようだ

なぜなら、20世紀を境に食用家畜の数が激増した結果、膨大な飼料や水を消費するようになっただけでなく、家畜の胃から出たゲップが温暖化の原因となるなど、地球環境に甚大な影響をおよぼすようになったからである

そこでFAOが推奨しているのが「昆虫食」だ
来るべき食料難時代を乗り切るために、まずは家畜の飼料用に昆虫を養殖することが提案されている
実際、昆虫の養殖には作物ほど広大な土地は必要とされず、温室効果ガスの発生も少ないことから、環境におよぼす影響は最小限にとどめられると推測されている

昆虫食は栄養価が高いという
昆虫の種類によってはビタミンなどが豊富な場合もあり、豚肉や牛肉に比べ、脂肪に含まれるコレステロール量が少ないのも特徴だ

すでに現在、世界では少なくとも20億人が約1900種類の昆虫を食用にしていることが、FAOによって報告されている
日本でも、地方によってはハチノコやイナゴがよく食べられていることから、今よりも昆虫食が一般的となる未来は、決して夢物語ではないようだ

確かに私の父は子供の頃ハチノコを食していたようだし、旨いともいっていた、私もイナゴを食べたことがあり、不味くはなかった

でも昆虫食となると、種類は見た目にもよるが「抵抗感」は少なからずありますね




 

 


地球(を含めた宇宙)には謎や不思議、ギモンが多くあります
空はなぜ青く、夕焼けは赤いのだろうか!?とか・・・
そんな「理系雑学」を楽しくわかりやすく解説

エジプト神話|4つあるエジプトの創世神話
4つの地域を中心に、たくさんの神々が交錯

エジプト神話の特徴は、定まったひとつの創世記がないことです
これには、エジプトとしてくくられる地域の範囲が広かったこと、群雄割拠で支配者が次々と変わったことなど、いくつかの原因が考えられます

支配者たちが民の忠誠を得るために、自分たちの都合のよい形に創世記や神の成り立ちを語り継いだという事情も関係しています

敗北した側が崇拝する神を排除するのではなく、勝者の神の世界に取り入れてきたため、複合神が生まれ、神話がより複雑になり、伝わってきました

創世神話もヘリオポリス神話、ヘルモポリス神話、メンフィス神話、テーベ神話と主に4つ存在し、主神も違います
ただ、何もない「ヌン」という混沌から世界がはじまったという点は共通です

ヘリオポリス創世神話では、太陽神が自らの意志でヌンから生まれて原初の丘を創造
そこに大気の神と湿気の神が生み出されて結婚し、子孫の神々が生まれました

ヘルモポリス神話でヌンから生まれる神は、4体のオスの蛙と4体のメスの蛇です

こうしてさまざまな世界のはじまりが語り継がれますが、やがて太陽神アモン・ラーが絶対の神になっていきます

4 神話の主神
ヘリオポリス神話では太陽神アトゥム
ヘルモポリス神話では知恵の神トト
メンフィス神話では創造神プタハ
テーベ神話では戦の神モントゥか太陽神アモン

エジプトに伝わる4つの創世神話
① ヘリオポリス神話
中心地:現カイロ付近
主神:太陽神アトゥム
内容:混沌の海ヌンから生まれた創造神アトゥムを中心に世界が創られていく。

② ヘルモポリス神話
中心地:現エル=アシュムネイン
主神:知恵の神トト
内容:ヌンから8神が誕生。その8神の見張り役がトト。

③ メンフィス神話
中心地:現ミトラヒナ
主神:創造神プタハ
内容:太陽神とは別の神プタハを信仰し、この神により世界のすべてを創造した。

④ テーベ神話
中心地:現ルクソール
主神:戦いの神アモン、太陽神アメン
内容:アモンが別の太陽神ラーと結合しアモン・ラーとなり、すべての創造神を取り入れ最高神になる。


世界を支え合う神々(ヘリオポリス神話)

シュー
創造神アトゥムから生まれた大気の神。ヌトとゲブの父でもあり、この2柱の神を引き離し、生命の生きられる空間を創出。

ヌト
天空の女神。この女神の体は天空で、昼間は太陽の通り道、夜は星が輝く。ゲブがヌトの手を離さないため、手足が伸びてしまった。

ゲブ
シューと湿気の女神テフヌトの間に生まれた大地の神。妹のヌトと結婚するも、離れようとしないのでシューによって引き離された。

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 世界の神々』監修:鈴木悠介

(この記事は、ラブすぽの記事で作りました)

エジプト神話|4つあるエジプトの創世神話
4つの地域を中心に、たくさんの神々が交錯

エジプト神話の特徴は、定まったひとつの創世記がないことです
これには、エジプトとしてくくられる地域の範囲が広かったこと、群雄割拠で支配者が次々と変わったことなど、いくつかの原因が考えられます

支配者たちが民の忠誠を得るために、自分たちの都合のよい形に創世記や神の成り立ちを語り継いだという事情も関係しています

敗北した側が崇拝する神を排除するのではなく、勝者の神の世界に取り入れてきたため、複合神が生まれ、神話がより複雑になり、伝わってきました

創世神話もヘリオポリス神話、ヘルモポリス神話、メンフィス神話、テーベ神話と主に4つ存在し、主神も違います
ただ、何もない「ヌン」という混沌から世界がはじまったという点は共通です

4 神話の主神
ヘリオポリス神話では太陽神アトゥム
ヘルモポリス神話では知恵の神トト
メンフィス神話では創造神プタハ
テーベ神話では戦の神モントゥか太陽神アモン

エジプトに伝わる4つの創世神話
① ヘリオポリス神話
中心地:現カイロ付近
主神:太陽神アトゥム
内容:混沌の海ヌンから生まれた創造神アトゥムを中心に世界が創られていく。

② ヘルモポリス神話
中心地:現エル=アシュムネイン
主神:知恵の神トト
内容:ヌンから8神が誕生。その8神の見張り役がトト。

③ メンフィス神話
中心地:現ミトラヒナ
主神:創造神プタハ
内容:太陽神とは別の神プタハを信仰し、この神により世界のすべてを創造した。

④ テーベ神話
中心地:現ルクソール
主神:戦いの神アモン、太陽神アメン
内容:アモンが別の太陽神ラーと結合しアモン・ラーとなり、すべての創造神を取り入れ最高神になる。

エジプト(神話)といえば、ミイラと再生をイメージします


 

 


世界には様々な神話がある
各々の神話の特徴と神々のキャラクターを紹介
そこには、文化や死生観、宗教観、思想観などもうかがえる

地球上で起きていること、どれだけ知っている?

この地球で当たり前に感じていることでも、うまく説明できないことがありますよね
例えば、「青い空が夕暮れに赤く染まるのはなぜ?」「台風が日本列島めがけてやってくる理由は?」

そんな地球に生きる私たちが知っておくべき「理系雑学」をご紹介します
太陽系を含む地球の歴史をはじめ、地球上で成立した大自然や気候、動植物、資源など、地球をめぐる大疑問にスッキリ回答!
あらためて考えると、私たちはこの地球にまつわるさまざまなことを、じつはほとんど知らないのかもしれないかもしれません

※本記事は雑学総研著の書籍『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から一部抜粋・編集しました


世界の平均気温は上昇中!都市の温暖化「ヒートアイランド現象」とは?

都市の気温が周囲よりも高くなる現象のことを「ヒートアイランド現象」と呼ぶ
なぜ「熱の島(heat island)」なのかそれは気温の分布図を描いたとき、高温域が都市を中心に島のような形で分布することが由来となっている

ヒートアイランド現象が起こる理由は、いくつかの要因が考えられる

まず、緑地や水面の減少により、地面や空気の熱が奪われにくくなっていること
同様に、アスファルトに覆われた地面やコンクリートでできた建物が増加することで、熱がたまり、冷めにくくなっている影響も大きい

さらに、自動車からの排気やエアコンの室外機から出される熱(排熱)の増大、ビルの密集による風通しの悪化もその原因として指摘されている

世界の平均気温は、過去100年で約0.7度上昇しており、地球温暖化が主な原因と考えられている
この影響を受け、過去100年で日本の中小規模の都市の平均気温が約1度上昇している中、東京では約3度上昇していることからも、ヒートアイランド現象による影響は大きいと推測されている

ヒートアイランド現象が引き起こす温暖化は、熱中症の増加や睡眠の阻害など、我々の健康にも悪影響をおよぼしかねない
都市内部における大気の循環をつくり出すことで、大気汚染物質の拡散を妨げたり、光化学スモッグの原因となる光化学オキシダントの生成を助長したりと、環境に対するさまざまな影響も懸念されていることから、その対策が急務とされている

著=雑学総研/『人類なら知っておきたい 地球の雑学』

(この記事は、レタスクラブの記事で作りました)

・ヒートアイランド現象が起こる理由と影響力

まず、緑地や水面の減少により、地面や空気の熱が奪われにくくなっていること
同様に、アスファルトに覆われた地面やコンクリートでできた建物が増加することで、熱がたまり、冷めにくくなっている影響も大きい

さらに、自動車からの排気やエアコンの室外機から出される熱(排熱)の増大、ビルの密集による風通しの悪化もその原因として指摘されている

世界の平均気温は、過去100年で約0.7度上昇しており、地球温暖化が主な原因と考えられている
この影響を受け、過去100年で日本の中小規模の都市の平均気温が約1度上昇している中、東京では約3度上昇していることからも、ヒートアイランド現象による影響は大きいと推測されている

ヒートアイランド現象が引き起こす温暖化は、熱中症の増加や睡眠の阻害など、我々の健康にも悪影響をおよぼしかねない
都市内部における大気の循環をつくり出すことで、大気汚染物質の拡散を妨げたり、光化学スモッグの原因となる光化学オキシダントの生成を助長したりと、環境に対するさまざまな影響も懸念されていることから、その対策が急務とされている




 

 


地球(を含めた宇宙)には謎や不思議、ギモンが多くあります
空はなぜ青く、夕焼けは赤いのだろうか!?とか・・・
そんな「理系雑学」を楽しくわかりやすく解説

神と英雄が愛した最強の武器~ケルト神話~

実にさまざまな神と英雄が躍動するケルト神話にも、バラエティー豊富な武器が登場する
最後に、ケルト神話の最強の武器を紹介しよう

Ⅰ.最高神ダグザ
あまりにも巨大で重いため、専用の車輪を使って運んだという棍棒
ひと振りで9人もの敵を倒す一方で、反対側を振ると人をよみがえらせるという不思議な武器だ

破壊と再生、生と死を司つかさどる棍棒

Ⅱ.英雄クー・フリン
「破裂する槍」「雷の投とう擲てき」「蛇じゃ腹ばら状の投槍」といった異名を持つ槍
穂先は海獣の骨からつくられていて、投げると30のやじりとなり、突くと30のトゲとなり相手を破裂させる

神々も恐れる破壊力 魔槍ゲイ・ボルグ

Ⅲ.英雄アーサー王
アーサー王の武器といえば、聖剣エクスカリバー
魔法の力が宿り、決して刃こぼれすることなく、まばゆい輝きを放つという
湖の乙女から与えられたものと言われている

あらゆるものを一刀両断 聖剣エクスカリバー

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 世界の神々』監修:鈴木悠介

(この記事は、ラブすぽの記事で作りました)

神と英雄が愛した最強の武器~ケルト神話~

実にさまざまな神と英雄が躍動するケルト神話にも、バラエティー豊富な武器が登場する
最後に、ケルト神話の最強の武器を紹介しよう

Ⅰ.最高神ダグザ
破壊と再生、生と死を司つかさどる棍棒

Ⅱ.英雄クー・フリン
神々も恐れる破壊力 魔槍ゲイ・ボルグ

Ⅲ.英雄アーサー王
あらゆるものを一刀両断 聖剣エクスカリバー



 

 


世界には様々な神話がある
各々の神話の特徴と神々のキャラクターを紹介
そこには、文化や死生観、宗教観、思想観などもうかがえる