関節が「ポキポキ」と鳴る原因は?ほどほどにしておいたほうがいい理由 | メインウェーブ日記

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地球上で起きていること、どれだけ知っている?

この地球で当たり前に感じていることでも、うまく説明できないことがありますよね
例えば、「青い空が夕暮れに赤く染まるのはなぜ?」「台風が日本列島めがけてやってくる理由は?」

そんな地球に生きる私たちが知っておくべき「理系雑学」をご紹介します
太陽系を含む地球の歴史をはじめ、地球上で成立した大自然や気候、動植物、資源など、地球をめぐる大疑問にスッキリ回答!
あらためて考えると、私たちはこの地球にまつわるさまざまなことを、じつはほとんど知らないのかもしれないかもしれません

※本記事は雑学総研著の書籍『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から一部抜粋・編集しました


関節がポキポキ鳴るのは、骨の音ではなかったらしい

映画やドラマでは、ケンカの前に指や腕の関節をポキポキ鳴らして相手を威嚇(いかく)するシーンがよくある
ふだんの生活でも、退屈したときに指を引っ張ったり、急に屈伸運動したりすると関節が鳴ることがある
ポキポキというあの音は、どうして鳴るのだろう

ポキポキという音は、ずばり「気体が弾ける音」である

関節のつなぎ目は滑液(かつえき)という液体で満たされ、関節包でくるまれている
滑液は卵白状の粘性のある液体で、タンパク質やヒアルロン酸を含み、関節の摩擦を最小限に抑え、スムーズな動きができる役目を担っている

指を引っ張ったり、急に関節を曲げたりすると、関節のつなぎ目は引き離されるが、滑液の量はそのままなので関節包内の圧力が一気に下がるすると滑液の中には、二酸化炭素などのガスが生じて気泡ができる
液体には、密封された状態で圧力が下がると、中から気体が発生するという性質があるのだ
そして、さらに関節が引き離されると、この気泡が一気に移動して弾けてつぶれてポキポキと音が鳴る

一度鳴らした関節を、続けて何度も鳴らせないのは、ガスがまた滑液に溶けるまで数10分かかるためである

面白がって関節を鳴らしていたら、「体に悪いからやめなさい」と叱られたことがないだろうか
体に害があるかどうか実証されたことはないが、気泡が弾ける瞬間は、小さな面積に1トン以上ものの力が働くといわれるので、関節の組織を損なう可能性もある
やはり、ほどほどにしておいたほうがよさそうだ

著=雑学総研/『人類なら知っておきたい 地球の雑学』

(この記事は、レタスクラブの記事で作りました)

ポキポキという音は、ずばり「気体が弾ける音」である

関節のつなぎ目は滑液(かつえき)という液体で満たされ、関節包でくるまれている
滑液は卵白状の粘性のある液体で、タンパク質やヒアルロン酸を含み、関節の摩擦を最小限に抑え、スムーズな動きができる役目を担っている

指を引っ張ったり、急に関節を曲げたりすると、関節のつなぎ目は引き離されるが、滑液の量はそのままなので関節包内の圧力が一気に下がるすると滑液の中には、二酸化炭素などのガスが生じて気泡ができる
液体には、密封された状態で圧力が下がると、中から気体が発生するという性質があるのだ
そして、さらに関節が引き離されると、この気泡が一気に移動して弾けてつぶれてポキポキと音が鳴る

一度鳴らした関節を、続けて何度も鳴らせないのは、ガスがまた滑液に溶けるまで数10分かかるためである

ポキポキとやたらに鳴らすのはやめたほうがいいかも・・・

体に害があるかどうか実証されたことはないが、気泡が弾ける瞬間は、小さな面積に1トン以上ものの力が働くといわれるので、関節の組織を損なう可能性もある
やはり、ほどほどにしておいたほうがよさそうだ


 

 


地球(を含めた宇宙)には謎や不思議、ギモンが多くあります
空はなぜ青く、夕焼けは赤いのだろうか!?とか・・・
そんな「理系雑学」を楽しくわかりやすく解説