酸素なしで18分も生きられ、女王だけが繁殖し、異例の長寿を誇るハダカデバネズミ | メインウェーブ日記

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まるで歯のついたソーセージのような姿、東アフリカに主に地中に生息
デバネズミはおよそ30種類いるが、最も有名なのはハダカデバネズミだろう
体毛がなくしわしわの体は、まるで歯のついたソーセージのように見える

ハダカデバネズミは哺乳動物だが、ハチなど一部の昆虫のようなコミュニティーを作って生活する
数十匹のネズミが、1匹の女王ネズミを頂点とするコロニーで共同生活を営むのだ
繁殖できるのは女王ネズミだけである
働きバチにあたる働きネズミたちは突き出た歯と鼻を使い、群れ全体が暮らす穴を掘ったり、皆が食べる植物の根や球根を集めたりする
ほかのネズミは女王の世話をする

ほかの種類のデバネズミは、たいてい単独か少数の群れで暮らす
メクラネズミには実際は目があるが、とても小さくて皮膚と毛皮の下に隠れている
彼らは鋭敏な体毛の感覚に頼って地下の穴を進んでいく
デバネズミはほとんどの時間を巣穴の中での穴掘りとエサ探しに費やすが、ときおり種子などの植物を探しに穴から出てくる

生息域は地理的に広く、海抜以下の土地でも山腹の平原でも適応できる
穴を掘って生活するため、砂地やローム質の土がある場所を好む
多くのデバネズミはサハラ以南のアフリカで生息するが、メクラネズミは、主として南東ヨーロッパ、中東および地中海に面した北アフリカに分布している

(この記事は、NATIONAL GEOGRAPHICの記事で作りました)

ハダカデバネズミは、酸素なしで18分も生きられ、女王だけが繁殖し、異例の長寿を誇るという

ハダカデバネズミは、無酸素で18分も生きられ、老化細胞がたまりにくく、がんにもなりづらく、最長37年以上と普通のマウスの10倍生きるマウスでは異例の長寿

ハダカデバネズミの無酸素でも18分生きられるというのはもちろん驚異的ですね

老化細胞がたまりにくく、がんにもなりづらく、最長37年以上と普通のマウスの10倍生きるマウスでは異例の長寿も驚きです

このメカニズムが解明されれば、ヒトでの老化防止技術に応用できるかもしれません

あとアリやハチなど一部の昆虫のように女王中心のコミュニティを作り、女王だけが繁殖する点も面白いですね

さらにハダカデバネズミの生殖能力は死ぬまで有効だそうで、この点もヒトへの応用が出来るかも注目です

無酸素で18分も生きられるハダカデバネズミも驚きですが、過酷な環境下でも生き延びることができる最強生物はクマムシ・・・

高温、極低温、放射能などにも耐えられるクマムシはその点では最強生物といえるかもしれません

ただし、サイズが極小で、ヒトの指で簡単につぶれる(死ぬ)のですが・・・


動物の寿命に関しては、一般的にサイズの大きさと比例します
(もちろん例外もあります、また医学の進歩でヒトは寿命を延ばし、ヒトに飼われているペットも寿命を延ばしました)

「ゾウの時間、ネズミの時間」によれば、個々の動物の心臓の一生に打つ回数は同じだという

長寿は遅く、短命は早いという

また個々の動物自体に流れる時間は寿命が長かろうが短ろうが「感覚的」には同じだという

 


ベストセラーとなった著書
いかなる動物も一生に打つ心拍数は同じだという
また動物自体が感じる「一生の感覚的時間」は寿命の長短にかかわらず同じだという