もっさん、この日も六本木ヒルズへ。


へ参加のカレーを頂きます。
参戦Day1の2軒目は、こちらへお邪魔していました。





「バルバッコア 六本木ヒルズ店 (ばるばっこあ ろっぽんぎひるずてん)」さん。
2024年4月8日訪問。
13時57分入店。



日本ではまだまだ数少ないシュラスコ料理の専門店、バルバッコアさん。
言うてもっさんはバルバッコアさんにお邪魔すると、カレーだのハンバーガーだのばかりを頂いておりますので、肝心のシュラスコが未食でした。
できれば複数人で頂きたいお料理ですから、ぼっちには辛いんでござるよ。

さて。
今期カレーグランプリに参加の店舗は、下記の3つに区分出来ます。

① カレー専門店
② カレー専門店ではないが、普段からカレーを提供している
③ カレー専門店ではなく、普段もカレーは提供していない

①に入るのは「インド料理 ディヤ」さんと「ヤミーズ 旧ヤム邸」さんの2軒。
②に入るのは、バルバッコアさんと「HOBA」さんの2軒。
大多数を占めるのが③で、中華料理店・韓国料理店・イタリア料理店・蕎麦屋・寿司屋などの14軒です。
もっさんが参加各店に対して「森ビルさんの無茶振りに応えた」と敬意を表している事、カレー専門店以外のカレーに注目している事は、まさにこの区分が要因です。

バルバッコアさんはグルメバーガーグランプリのレギュラー枠にして、重ねられた実績も十二分です。
カレーグランプリは一昨年も参加、更にカレーに於いては「一日の長」があり。
もっさんにしてみれば「避けては通れぬ」お店と言えましょう。

◯ 本日のランチ:ロデオ ラムチョップ カレー、マラクジャジュース



今期バルバッコアさんがグランプリに用意したのは、何とラムのカレー!
1日限定10食の提供でした。

◯ 見た目のインパクト:★★★



カレーにはラムチョップのローストがどーんと2本!
もう絶対に美味い、ズルい!



ラムチョップだけでインパクト3点の価値ありですが、野菜やハーブでの彩りの付け方、ヴォリューム感を出したお肉の盛り付けも評価したいですね。
インパクトは矢張り、3点以外に無いと思います。
◯ クリエイティビティ:★★☆

所謂インネパ系のカレー屋さんでマトンカレーはちょくちょく目にしますが、ラムカレーは珍しい、珍しくない?
定番のビーフカレーのモディファイでは無く全く新たな一品を作り上げられた事は、素直に評価に値します。

が!
今年は間が悪かったと言いますか。
「羊肉+羊出汁のカレー」が、「中国料理 ゴールデンタイガー」さんと被っちゃったんですよね。
そこは減点という事にさせて頂いて、クリエイティビティは2点でございます。

◯ 味:★★★★★




お先に配膳されたのはマラクジャジュース。
マラクジャは、日本で言うパッションフルーツです。
甘過ぎずスッキリめの味わいでうまし。




ではカレーを頂きましょう!
先ずは手掴みでラムチョップに齧り付きます!




柔らかくてうまああああい。
ローストは熱々でとてもジューシィ!
もっさん的に「シュラスコ = 牛肉」のイメージが強いのですが、現地では羊も良く用いられるのだとか。
やや強めに付けられたハーブソルトがラムの癖を上手いこと消し去り、美味しさを引き立てています。



方や、カレーの方のラム肉はしっかりと煮込まれておりトロトロな食感。
成る程、煮込んだラムとはこうした代物でしたか。


以前に「ラムしゃぶ」を頂いた事がありますが、スープへは良きにつけ悪しきにつけ、「ラムらしさ」が出て来るように思います。
ラム出汁はシェフによるオリジナル調合のスパイスで、ガッチリと欧風カレーへアジャストされています。
ラム肉の旨さと相俟って、ご飯がモリモリと進みますぞ!



合間合間に焼き野菜をパクり。
トマトの酸味が、ええ塩梅に口内をリセットしてくれます。




フライドオニオン・フライドガーリックによる味変がまたキマっています。
カレー自体にパンチがありますので、派手にザラザラっと振り掛けて問題なし。
味わいや香りは勿論のこと、食感に於いても良いアクセントになってくれました。


ラストはラムチョップにカレーをたっぷり乗せまして。
ラムを噛み千切ったら、即座にライスも口へ放り込むッ!
めがっさ美味い!
これもう、毎日でも食べたいです。
味は5点で確定ですね。

◯ 総合評価
味:★★★★★
見た目のインパクト:★★★
クリエイティビティ:★★☆



結果、星ひとつを落としての計10点。
もっさんの内部では10.6点くらいの位置付けなのですが、審査は公平に行いませんとね。

ラムカレー、堪能しました。
ご馳走様でした。