もっさん、この日は六本木へ。
南北線を六本木一丁目駅にて降りましたら、駅に直結の泉ガーデンタワーへ。



最早通い慣れた施設ですので、特に見るべきところもありません。
エレベーターでまっすぐ5階へ。
こちらのお店へお邪魔します。





「BLT STEAK ROPPONGI (びーえるてぃー すてーき ろっぽんぎ) さん。
2024年4月10日訪問。
11事30分入店。



もっさんにとって

「『アメリカンステーキ』っちゅーたら」

BLT六本木さんがファーストチョイスでございます。
言うて、約1年ぶりのご無沙汰でしたが。

今回も、名物のステーキを頂くべくお邪魔しましたぞ。

◯ 本日のランチ:ハンガーステーキ ランチセット

BLTさんのランチセットは、メイン料理にポップオーバー・サラダ・プティフル・コーヒーor紅茶付き。
例によってオーダーをカスタムさせて頂きます。

◯ ポップオーバー
◯ サラダ


最初に登場はBLTさん名物のポップオーバー。
続いてサラダの配膳。



サラダには大きなミルを用いて、ブラックペッパーを振り掛けるパフォーマンス付き。
コレが無いと、BLTさんでのお食事が始まらない気がします。





ポップオーバーは中身が空洞とは言え、やっぱり戸惑う大きさ。
グリュイエールチーズを巻き込んでありますから、そのまま食べても十二分に美味しいです。



もっさんはホイップバターをたっぷりと塗り付け、ちょいとお塩を振って頂きます。
塩っぱさは正義。

尚、ソルトシェイカーも矢鱈とデカいので、カシャカシャ振るとどえらい目に遭います(経験者 談)。



サラダには摺り下ろしオニオンベースのドレッシングがたっぷり。
これまた、濃いめの味付けがうまし。

◯ マグロのタルタル



ここで、アラカルトから前菜を一品追加。
メインがお肉につき、シーフードを頂きましょう。
NYの本店さんでも1番人気と聞く、マグロのタルタルを久々に頂きます。


お米よりやや大きいくらいの細かさに叩かれたマグロをアボカドのペーストへ乗せ、綺麗なスクウェアに切り出しています。



マグロは何処のお店へ持って行ってもお刺身で通用するクオリティ。
アボカドとの相性の良さについては言うまでもありません。



特筆すべきは、器に敷かれたライム醤油ソース。
これは九州醤油をブレンドしているのかしら?
甘口なお醤油にライム果汁の酸味と爽やかさが加わり、マグロとアボカドの美味しさを更に一段階上へ引き上げています。
◯ ロブスターのビスク

偶の機会に高級レストランへお邪魔しているのですから、スープも頂いて置きたいところ。
こちらもアラカルトにて追加オーダーです。

「本日のスープ」はミネストローネとのこと。
ここまでサラダ、マグロのタルタルと酸味のある味わいが続きますので、ガラッと変化を付けたいと考えました。




と言う訳で、スープのオーダーはレギュラーメニューよりロブスターのビスク。




身ごろや殻の旨みが丹念に抽出されており、とても濃厚な味わい。
やや濃いめの味付けが、後味にキレをも齎しています。
白いご飯と一緒に食べても最高やろなあ!

◯ ハンガーステーキ
メインのステーキは、BLTさんにて未食だったハンガーステーキをお願いしました。

お肉は勿論、USDA(アメリカ農務省)認定のプライムグレードビーフ。
部位はもっさんが大好きなハンギングテンダー、日本でいうサガリです。
ランチセットのステーキは通常150gですが、これを300gにサイズアップ。
焼き加減はミディアムレアでお願いしました。




待つこと暫し。
じゅうじゅうと音を立てて登場のハンガーステーキ!



さっと全体を撮影しましたら、ひと切れをお皿へ。
火通しはこんな具合。



加熱調理は庫内温度が925℃迄上がるブロイラーオーブン。
ご覧の通り外側はカリッカリですが、内側はジューシィでとても柔らか。
これぞアメリカンステーキの醍醐味!


お肉は中心部に赤みを残し、かつきちんと温か。
完璧なミディアムレアに仕上がっています。
鉄板の上へ置いておくとどんどん火が入ってしまいますので、ふた切れを残して取り皿へ移動しておきましょう。


BLTさんではステーキソースを6種類から選ぶ事が出来ます。
プライムグレードハンギングテンダーはそれ自体に強い旨味がありますので、ソースはあっさり若しくは酸味のあるものが合うとのこと。
スタッフさんのおススメに従い、あっさりタイプの和風ソースをお願いしました。


あ〜〜、コレも良きですねぇ!
摺り下ろし玉ねぎの口当たりがお肉を食べ易くし、お醤油が更なる旨みを齎してくれます。
うまあ〜〜い〜〜〜。


残して置いたふた切れは、鉄板に溶けたハーブバターの上でお休みして貰っていました。
切り口が加熱され、こんな具合に。

お醤油とバター、ハーブと玉ねぎの相性の良さ。
それら全てをしっかりと受け止めるお肉の美味しさ。
白いご飯と(
さて。
泉ガーデンタワーからお隣のアークヒルズまでの間には、150本の桜並木が続いています。
ハイシーズン中は夜間にライトアップも施される、六本木界隈の桜の名所のひとつです。

BLT六本木さんでは3月19日より4月14日まで「桜まつり2024」を開催。
桜に因んだ期間限定特別メニューを提供していました。
そして、BLTさんで特別メニューと言えば……?

◯ 桜バーガー




はい。
ハンバーガーでございます。

BLT六本木さんはステーキのみならず、ランチタイムに頂けるハンバーガーがまた、とても美味しいのです。
と言う訳で、実は今回の主目的はこれでござった。
ステーキランチの〆にハンバーガーを追加して貰いました。


桜バーガーはレギュラーメニューのプライムビーフチーズバーガーに、チェリーソースと桜パウダー等のアレンジが加わったものです。
言うて、ガラッと変わっておりますが。





早速バーガーペーパーへセット。
On Your Marks。
頂きます!



やはり注目株はチェリーソースでしょう!
ドイツ産のサワーチェリー、ブランデー、桜の花の塩漬け等から作られているそうです。
ダークチェリーのジャムを乗せたハンバーガーは、「アメリカン味」のド定番のひとつであり、ジャムの遠慮しない甘さが特徴と言えます。
対してこの「桜バーガー」のチェリーソースは、甘み抑えめで味付けもあっさりめ。
より甘酸っぱさを活かしたチューニングにより、「桜の香り」の存在感を強く印象付けています。



ピンク色のきな粉のようなものは桜パウダー。
文字通り、桜の花びらとエキスを粉末化したものだそうで、もっさんは初めて頂く食材でした。
香りの演出にひと役買っています。


ビーフ100%パティに用いるお肉は、ステーキと同じくUSDAプライムグレード。
ステーキハウスで頂くハンバーガーは、
「兎に角、お肉の美味しさを前面に押し出す」
というアティトゥードのものが多いように感じていますが、BLTさんのシェフはハンバーガーにも造詣が深い方。
故にこの桜バーガーは、日本的な「グルメバーガー」ですね。
⁡尚、

「『日本的なグルメバーガー』とは何ぞや」

という定義については、別の機会にてお話ししたいと思っております。



殊、ハンバーガーの味わいに於いて、もっさんが重視したいのは全体のバランス感です。



畢竟、どこまで正確・明確に設計図を描き、それを現実のお料理に落とし込むか。
そのチャレンジを続けられるお店でなくば、グルメバーガーは作れません。

今回の桜バーガーは桜ソースを正面に捉えつつ、パティを始めとした各パーツそれぞれが活かされています。



決して、パティのチカラのみに頼ったハンバーガーではありません。
そうした点がとても、もっさんの好みに合っています。
バーガーをお目当てに、BLTさんを何度もリピートしている理由ですね。
◯ プティフル
◯ コーヒー





最後はステーキランチに戻りまして、セットのプチケーキとカフェを頂きます。



今日のケーキは苺クリームのミルクレープでした。
スィーツも芸細でござるなあ。






久々にステーキ&ハンバーガーをダブルで堪能出来て、大満足!
やっぱりBLTさんは良きですね。
ご馳走様でした。