生成AIを利用していた生徒の半数近くが同じ間違いをしていたという問題を取り上げている番組があったと思いねぇ。
子ども(総称)が使うことが是か否かという問題になっていくが、私は是だと思う。
というか子どもと一緒に大人(総称)も使って、コンテクスト(文脈)の組み上げ方と自分のクリティカルシンキング(批判的思考)の再確認あるいは学習のし直しをしろと思うね。
生成AIを使って出した答えが間違っているわけではなくて、生成AIする出題が間違っているということに気づくようにしなきゃいかんのだわ。
シンギュラリティを警戒したり心配する必要はない。そこいらへんは現状にあってはソフト開発者の方が理解している。生成AIはいえば1題(1スレッド)のみの出題者の自問自答ということなんだよ、知能というのは知識の蓄積と連携を要するが、現状の生成AIはスレッド間の連携ができない。
ここが重要なところだ。
人の知識の連携能力を電脳が超えるか。そもそもAIで何かを成そうと考えるのは人間の側であって、AIが独自に何かを成そうと考えるということは不可能に近いと思う。というか究極にはそんなことを考えてアプリケーションをプログラムすることには意味がないと思う。それを使うのは人間だからだ。
深く考えていくと無限にでかい話になるので、ここにはこれ以上書かない。
情報化にかかるリテラシーを醸成するにも早めに生成AIに内包される陥穽(かんせい:落とし穴)に気づくことは何より大事なことだと思うのだ。
コンテキスト:記号学、言語学、社会学、人類学において、コンテキストとは、「焦点となる出来事」を取り囲む対象や実体を指す。これらの分野では通常、何らかのコミュニケーション上の出来事をいう。コンテキストとは「出来事を取り囲み、その適切な解釈のための資源を提供する枠組み」である。 ウィキペディア
批判的思考またはクリティカル・シンキングとは、「物事や情報を無批判に受け入れるのではなく、多様な角度から検討し、論理的・客観的に理解すること」とされる。クリティカルの語源は「きびしく批判する」、「危篤の」、「批評の」、「慎重な判断を下す」など。 ウィキペディア