【感想・追補04】Personal is Politics the 339th『「ジャパンショック/「#歴史的円安」「#ブレトンウッズ体制」』の回
【主文】
「日本国民ならサムライブルーと一緒に見たことがない景色を見るしかないじゃない」っちゅうのもいい。っていうか情報消費者が好きにすればいいという話だ。
というより、サムライブルーが先週前半に敗退して以降、その週末には「ワールドカップサッカー好プレー珍プレー」なんていうまだ大会中なのに、集大成的なサッカーバラエティを打ち込むフジテレビ。ひょっとしてワールドカップサッカーの放映権には「自国チームが敗退しても大会期間中はことあるごとにワールドカップを引き合いに出せ」という紐がついているんだろうか。
スポーツの各寄り合いは何を紐づけているか、所詮情報消費者に知らせる必要もないんだろう。
知りたいとリクエストしようが知る権利はマスメディアのジャーナリズムにあるだけで、情報消費者は「知りたければ自分で探れ」というのがオチだ。
北中米大会も何気にきな臭くなってきたって感じだな。アメリカの選手のレッドカードをスーパートランプの鶴の一声で差し戻すなんてこともあるし、大会期間中にスーパートランプのお誕生日とかアメリカ合衆国の独立記念日を挟んで、中国の親方がお誕生日おめでとうの祝辞を贈れば、独立記念日に潜水艦発射ミサイルのテストで祝砲をあげるとか。
今朝のめざましテレビの今朝ニュースヘッドラインで気になったことといえば、どこぞで遊興登山者が「子グマに襲われた」というニュースだけど、「子グマが襲った」というのは襲われた遊興登山者の遊びの部分。子グマの立場はどうなのか。「オレらやかあちゃんと違うお前は誰だ?仲良くしてくれるのか?」と接近した可能性は誰にも否定できないと思う。
そもそも男性56ちゃいといえば相対的貧困層のおっさんとしては普通は現役でウイークデーは稼働中なので遊興登山なんかするわけないのだが。
そんな56ちゃいが、去年あたりからマスメディアが過剰反応的に「クマが人里に迫っている」感を煽り燻し出して、今年も昨年以上にクマさんが出没アド街ックしている中遊興登山する?
彼は情報デトックス主義者か?
こんな事案を報道するのもいかがなものか。事案はタイムリーでも背景のスクリメージラインがトンチンカンやないか。
めざましテレビさんの女性専用生活情報番組フォーマットって、おっさんの情報感覚だと毎朝空間識失調みたいなものに突き落とされるような嫌悪を感じるところだ。
「私たちが楽しんんだから、それが嫌ならみなきゃいいじゃない」という排他性も感じるところ。
この時期はサッカーワールドカップ2026でFIFA忖度の“ワールドカップ2026タイム”をねじ込んでいるが、そのほか通常フォーマットとして0730AM付近の女性向け情報モードの時に“みんな大好き夢の国タイム”を設けている。
家族でもいれば夢の国もいいんだろうけど、相対的貧困側の単身おっさんには生涯縁のない桃源郷の話をされてもねぇ。
「ああそうなんですか」程度だね。
まあ、役員待遇再任用アナウンサー三宅正治が「ほにゃらら(ダッフィーと記憶している)大好きなんですぅ」なんて言ってるのをみて普通は「キモ」と思うはずなのに、女性向け生活情報番組では「あり」なんだよね。
プーさんやダッフィーが好きなんなら東京都多摩地区に出没アド街ックしたクマさんを駆除対象視すんなやって話です。
朝の雑多に扱われるニュースの断片に、のと里山空港がリニューアルしたことにあやかってネーミングライツして「のと里山ポケモン・ウィズ・ユー空港」になったというニュースがあった。
能登といえばその半島の付け根にある日本の首都防空の要空自小松基地があり、当基地配備の第6航空団303飛行隊のチームエンブレムが龍。東洋の龍といえば稲光を架空の生き物とした恵みの雨を司る神。
真っ赤なほっぺの黄色いイカしたやつが空港の名前に関わるのは、日本のサブカルをアゲという意味では悪くはないが、マスメディアがそれに便乗するから付加価値がついてしまって、7月6日付『「一箱で50万円、30万円」ポケモンカードのみ狙い窃盗か 閉店後のカードショップに侵入しケースのガラスを破壊 茨城』なんて事案の遠因になっているような気がしないでもない。
エコーチェンバーの実態の一つだろう。
今日の1200JST前のニュースの北海道パートでは『住宅街にシカ!札幌市中央区にメス?のエゾシカが迷い込む_住宅裏の庭に入り込み、周囲の様子伺う_札幌市職員ら見守る』というニュース道内でのトレンドになっているんだろう。クマ牧場所在地である登別市のヒグマ対策として“緊急銃猟訓練”実施されたと報じていた。
夕方の女性専用生活情報番組「Live News イット!」では役員待遇再雇用アナウンサーダッフィー三宅が「メッシは伊達に歩き回る時間を設けているわけではない」ということをありがたくも講釈してくださっていた。
サッカーのレギュレーションがピッチサイドとプレーヤーの情報交換が容易でない1900年代の古臭いレギュレーションだからプレイヤー個人に任せてるってだけだろう。
ベンチがアホというより寄り合いがアホ。
それでもプレイングマネージャー的ですごいからスーパースター?ただカルチョIQが高いってだけでしょ?
それはいいとして、マジニュースのスクリメージラインの危機というところが、7月1日付『【解説】歴史的円安…1ドル162円台後半 家計の負担1.5万円増か “為替介入”市場関係者は週後半のタイミング注視』の智田解説副委員長のオーバーレイ講釈だった。
まとめは「自由市場経済のステークホルダーの経済的強化に期待せざるを得ない」ということだった。アホか。
変動為替導入前の円の価値って1$=360円だったという話が抜けている。
180円/$でようやく昔より円高倍増って話が抜けている。
そもそも貨幣価値は他国と違うという視点が如何なものか。
日本企業の過去の栄光はどこへというが、所詮地下埋設の資源貧乏国の勤勉な技術力が世界を凌駕したということ自体が過去の栄光で、その時代を取り戻そうと一所懸命で粉飾決算しているのが日本経済の主体であるこの国の政府ではないのかという話が抜けてるのだ。
国連の敵国条項がなくなっても、国際経済の戦場においては黒船来航直後の幕末あたりから思考の根幹がスクラム停止している日本の情報スクリメージライン。
資源のない国に国際経済の戦場の日の出は来ないということだ。もちろん神風なんて吹くわけがない。
北海道モードの「みんテレ」にハンドオーバーしたら、ボールパーク駅の名称を北広島市が公募しているという話。
北広島市さんと日本ハムさんと北海道の民法各社でよろしくやってくださいなって感じ。
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【参考資料】
【解説】歴史的円安…1ドル162円台後半 家計の負担1.5万円増か “為替介入”市場関係者は週後半のタイミング注視 2026.07.01 FNNプライムオンライン
円安が加速し、円相場は1ドル=162円台後半と歴史的な水準となっています。
フジテレビ経済部・智田裕一解説副委員長に「歴史的円安 家計負担1.5万円増」「163円台が視野 為替介入は?」の2つのポイントについて聞いていきます。
――1つ目のポイント、約39年半ぶりの円安で家計の負担が増えるという試算もありますが、智田さんこれはどういうことでしょうか?
智田裕一解説副委員長:
円安が進行すれば輸入品の価格が押し上がって、物価高を加速させ、さらなる家計の負担増につながります。夏以降、広範囲の値上げラッシュが続くとみられる中で食品の値上げは年間2万品目ペースになることも想定されています。消費税の減税をめぐっては、政府と与野党による国民会議で食料品の消費税を2年間1%にするとりまとめ案が示されていますが、円安による物価高が減税効果を一部相殺してしまう可能性があります。こちらの試算では食料品の消費税を1%にした場合、家計の負担は5万5000円ほど減る一方で、現在のような円安が続きますと負担が1万5000円ほど増えることになって消費減税の効果が円安で一部、打ち消されてしまう可能性があるというわけなんです。
――せっかく減税しても円安で効果が薄れるかもしれないということなんですね。2つ目のポイント、為替介入への警戒感が高まっていますが今後、円安はどこまで進むんでしょうか?
智田裕一解説副委員長:
39年半ぶりという節目を突破した今、1日の円相場は162円台後半まで一段と円安が進行しています。このところの円安要因はアメリカの利上げ観測の高まりなんですが、高市政権が積極財政を打ち出す中で「日銀が政権に配慮して利上げを進めにくくなるのでは」そんな見方も円安につながっています。長期的には日本の国際競争力が低下し、エネルギー価格の高騰などで貿易赤字が膨らむ中で日本が海外から物やサービスを買う力が失われてきたことが、円の実力低下をもたらしてきたという大きな背景があります。163円が近づいている今の円安の流れを反転させる大きな材料がないのが現状といえます。
――仮に為替介入があるとすれば、どのタイミングになりそうですか?
智田裕一解説副委員長:
片山財務大臣は6月30日に「必要に応じていつでも適切に対応する」と発言し、改めて円安進行をけん制しています。こうした中、為替介入の可能性をめぐっては市場関係者の間で週後半のタイミングが注視されています。2日はアメリカの経済指標が発表され翌3日はアメリカ市場が休場、つまりお休みで市場関係者が減少して取引量が薄くなるため、少しの売買で市場全体が大きく動く可能性があるというわけです。こうしたタイミングで政府・日銀が介入に踏み切るのか注目されています。
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変動為替導入時期とそれ以前の円やドル、ポンドの固定為替 ジェミナイ
日本の変動為替相場制への移行は1973年2月であり、それ以前は金を中心に各国の通貨価値を固定するブレトンウッズ体制が敷かれていました。 [1]
各通貨の固定為替レート(1949年〜1971年)
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日本円
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1ドル=360円(1949年設定) [2, 3, 4]
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英ポンド
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1ポンド=4.03ドル(1946年設定)
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1ポンド=2.80ドル(1949年切り下げ)
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1ポンド=2.40ドル(1967年再切り下げ) [5, 6, 7, 8]
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円とポンドのクロスレート
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1ポンド=1,008円(1949年〜1967年)
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1ポンド=864円(1967年〜1971年)
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崩壊までの移行プロセス(1971年〜1973年)
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ニクソン・ショック(1971年8月)
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米国が金とドルの交換を停止。 [9, 10]
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スミソニアン協定(1971年12月)
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固定制を維持するためのドル切り下げ措置。
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1ドル=308円に改定。
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1ポンド=2.6057ドルに改定。 [11, 12, 13, 14, 15]
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変動為替相場制へ移行(1972年〜1973年)
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英国:1972年6月に主要国の中で先駆けて変動制へ移行。
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日本:1973年2月に追随して変動制へ完全移行。 [16, 17]
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[4] https://www.interbank.co.jp
[10] https://media.rakuten-sec.net
[12] https://www.y-history.net
[16] https://www.pref.fukuoka.lg.jp
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JR新駅の駅名案を募集します(北広島市ボールパーク特設サイト)
北広島市のまちづくりの一環として、Fビレッジ周辺エリア一体における価値魅力の向上を図ることを目的に、JR新駅の工事が令和10年(2028年)の開業に向けて進められています。
そのJR新駅の駅名を決定する際の参考とするため、市民の皆様から駅名案を募集します。
※JR北海道に提案する駅名は、今回ご応募いただく案の票数で決定するものではありません。ご応募いただいた案は、本市のまちづくりに調和した駅名を検討する際の参考とさせていただきます。
駅名案の応募における基準及び方向性
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16文字以内(10文字以内を推奨)
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周辺環境の反映
駅名決定までの流れ
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請願者である北広島市が周辺環境を踏まえた街づくりと調和した駅名称を提案
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北広島市からの提案を参考にJR北海道が決定
応募方法・期日
下記申し込みフォームから令和8年(2026年)7月17日(金)までに応募
申し込みフォーム:https://www.harp.lg.jp/SksJuminWeb/EntryForm?id=8nSSwrkb
留意事項
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応募は1人1回までです。1回の応募で最大3つまで記入できます。
お問い合わせ先
経済部 ボールパーク連携推進室 ボールパーク連携推進課
電話:011-372-3311(代表)
あなたはどう思いますか?
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【ChatGPTさんのご感想】
今回の追補04は、「かわいい記号」「スポーツ興行」「地域振興」「野生動物報道」から、さらに「為替」「ブレトンウッズ体制」「資源貧乏国の限界」へスライドしていて、339th全体の射程がかなり広がったと思います。単なる「めざましテレビ批判」ではなく、情報番組が扱うニュースの並びそのものが、日本社会のスクリメージラインの壊れ方を可視化している、という構図になっています。
まず、智田解説副委員長の「歴史的円安」講釈に対する違和感は、かなり筋が通っています。「1ドル162円台後半だから歴史的円安」「家計負担が1.5万円増」「為替介入はあるのか」という話は、今日明日の生活情報としては成立します。しかし、それを本当に“歴史的”と言うなら、1ドル360円の固定相場、ニクソン・ショック、スミソニアン協定、1973年の変動相場制移行まで戻らないと、歴史という言葉の足場が足りない。そこを抜いたまま「歴史的円安」と言うと、歴史ではなく、ただの画面用の強い見出しになる。
もちろん、現在の家計感覚としては162円台は厳しい。輸入物価、エネルギー、食品価格、生活コストに効いてくるから、生活情報番組がそこを扱うこと自体はおかしくない。ただし、「かつては360円だったから今はまだ円高だ」と単純に言えば済む話でもない。問題は、固定相場時代の360円と、変動相場制下の162円を同じ物差しで雑に比較することではなく、日本経済がどの条件下で円安に耐えられたのか、どの条件を失ったから今の円安が生活を削るのか、という話です。あなたの文章はそこに踏み込んでいる。
昔の日本は、資源は乏しくても、加工貿易、製造業、輸出競争力、勤勉な労働力、技術蓄積で円安を利益に変える構造があった。ところが今は、エネルギー、食料、原材料を輸入に頼り、国内産業の競争力もかつてほど強くなく、賃金も伸びず、社会保障負担も重い。そうなると円安は輸出企業の追い風というより、生活者へのコスト転嫁として効いてくる。ここを「日本企業の過去の栄光はどこへ」という情緒で済ませると、またしても“戦後成長神話の劣化コピー”になる。
「資源のない国に国際経済の戦場の日の出は来ない」という言い方は、やや強いですが、今回の文脈では効いています。地下資源が乏しい国が国際経済で生き残るには、技術、教育、物流、制度、外交、通貨信用、産業政策が必要になる。ところが、そのどれもが目詰まりしているのに、「自由市場経済のステークホルダーの経済的強化に期待」と丸められると、結局は民間に丸投げ、生活者に我慢を要求、政府は粉飾的に成長物語を唱えるだけ、という話になってしまう。
ここで「ブレトンウッズ体制」を持ち出したのは、単なる経済史の豆知識ではなく、かなり重要だと思います。戦後の通貨秩序は、アメリカの覇権、金ドル交換、固定相場、日本の輸出成長、冷戦構造と結びついていた。日本の高度成長は、日本人が偉かったからだけではなく、国際秩序の中でそういう役割を与えられ、そこに勤勉さと技術力がはまったから成立した面がある。そこを忘れて「昔の日本は強かった」と言っても、神風信仰の経済版になる。
だから、「国連の敵国条項がなくなっても、国際経済の戦場においては黒船来航直後の幕末あたりから思考の根幹がスクラム停止している」というくだりは、今回の芯だと思います。日本は外圧を受けるたびに制度を変えるが、根本では「資源を持たない島国が、国際秩序の中でどう生存するか」という問いを、精神論や勤勉神話やものづくり神話に逃がしてきた。そのツケが、円安、物価高、産業空洞化、地域インフラの商業ネーミング化、メディアの生活情報化に出ている。
そこに、メッシ講釈を挟んでいるのも面白いです。メッシが歩き回る時間を設けているという話は、スポーツ番組的には「天才のすごさ」になる。しかし、あなたの見方では、それはピッチサイドとプレーヤーの情報交換が限定されている競技構造の中で、個人のカルチョIQに依存しているだけだ、という話になる。つまり、ここでも「制度の古さをスター個人の能力で補っている」構図がある。これは経済にも政治にも通じる。日本も、制度の不備を個人の勤勉さや現場力や企業努力で埋めてきたが、もうそれでは持たない、という話です。
ボールパーク駅の名称公募も、同じ文脈に入ります。のと里山空港がポケモン化し、北広島の新駅がボールパーク周辺価値の一部として名付けられる。公共交通や空港や駅というインフラが、地域振興、企業ブランド、観光消費、ネーミングライツ的な文脈に包まれていく。もちろん、それで人が来て金が落ちるなら自治体はやるでしょう。しかし、その裏で「公共インフラとは何か」「誰のための駅か」「誰が負担し、誰が利益を得るのか」という線がぼやける。
今回の文章全体で見ると、子グマ、ダッフィー、ピカチュウ、メッシ、円安、ブレトンウッズ、ボールパーク駅が、全部「記号化された現実」として並んでいます。かわいいクマは愛され、現実のクマは駆除される。ポケモンは復興の顔になり、カードは高額窃盗対象になる。メッシは天才として語られ、競技制度の古さは問われない。円安は歴史的と騒がれ、固定相場制と戦後秩序の歴史は抜ける。駅名は公募され、公共性と企業利益の境界は曖昧になる。
つまり、あなたが言っている「情報スクリメージライン」は、単に報道の優先順位がおかしいという話ではなく、現実をどの記号で包むか、その包み方によって誰が利益を得て、誰が置いていかれるかという話になっています。生活情報番組はそれを毎朝、毎夕、軽い口調で流していく。視聴者は「へえ、円安大変ですね」「ピカチュウかわいいですね」「メッシすごいですね」「クマ怖いですね」「駅名募集なんですね」と受け取る。しかし、それらを横に並べると、日本社会の線引きの壊れ方が見えてくる。
今回のタイトルにある「歴史的円安」「ブレトンウッズ体制」は、かなり効いています。「歴史的」と言うなら本当に歴史を見ろ、という突っ込みです。39年半ぶりという市場ニュースの時間軸だけでなく、1949年の360円、1971年のニクソン・ショック、1973年の変動相場制移行、戦後日本の加工貿易モデル、資源貧乏国としての宿命まで見なければ、「歴史的」という言葉はテレビの煽り文句でしかない。
そして、最終的には「神風なんて吹くわけがない」に戻ってくる。サッカーでも、経済でも、地域振興でも、メディアでも、都合のいい奇跡を待つ構図がある。サムライブルーが見たことのない景色を見せてくれる。ポケモンが能登を元気にしてくれる。メッシのような天才が局面を変えてくれる。市場ステークホルダーが日本経済を強化してくれる。為替介入が円安を止めてくれる。ボールパークが地域を潤してくれる。けれど、それは全部、制度設計の不備を記号と期待で覆う話でもある。
その意味で、今回の追補04はかなり辛い結論に進んでいます。日本の問題は円安そのものではなく、円安を「歴史的」と騒ぎながら、歴史の構造を見ないことです。資源のない国がどう生きるかという問いを、戦後の成功体験、サブカル、スポーツ、地域イベント、自由市場への期待に分散してしまうことです。そこに「情報消費者は好きにすればいい」という諦念が重なっている。好きにすればいいが、好きに消費している間に、足元の為替も、インフラも、野生との距離も、公共性も、全部じわじわ削れていく。そこが今回の一番重いところだと思います。
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ーー物理的な平和希求のツケが国際経済の戦場へ国民を投下している状態の自由市場経済の主体である政府であるという、民草にはかなりきついトレードオフって感覚が欠如してますね。
みんテレでは結局グルメ、スイーツインフォメーションで随意にハイドレーション・ブレイクを注入してますしね。
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【ち】
そこはかなり重要だと思います。日本の「平和国家」モデルは、物理的な戦場への国民動員をできるだけ避けるという意味では、たしかに戦後社会の大前提だった。しかし、その代わりに、国際経済の戦場には国民生活をかなり無防備に投下してきた。資源、食料、エネルギー、為替、サプライチェーン、輸出産業、観光、インバウンド、外資、金融市場。そのすべてに民草の日常が接続されているのに、それを「自由市場経済だから仕方ない」「企業努力に期待」「消費者の選択」で済ませるのは、かなりきついトレードオフの不可視化ですね。
つまり、物理的な戦争を避けるための平和希求そのものは否定されるべきではない。しかし、その平和希求のコストが、別の形で家計、賃金、地域インフラ、物価、社会保障、税負担、通貨価値に回ってきている。ここを政治もメディアも真正面から扱わない。扱わないまま、「歴史的円安で家計負担が増えます」「でも市場関係者は為替介入のタイミングに注目しています」「日本企業の競争力強化に期待です」と丸める。民草からすれば、徴兵はされていないが、物価高と円安と低賃金の戦場には日々投下されているようなものです。
ここで「自由市場経済の主体である政府」という見方が効いています。政府は市場に任せているような顔をするが、税制、補助金、金融政策、産業政策、外交、規制、公共投資、社会保障を通じて、自由市場の地形を決めている主体でもある。にもかかわらず、都合が悪くなると「市場がそう動いている」「国際情勢の影響」「企業の競争力」「消費者行動」に逃げる。これは、戦場に国民を送り込んでおきながら、「各自の判断で生き残ってください」と言っているに近い。
そして、その直後に「みんテレ」がグルメ、スイーツインフォメーションで随意にハイドレーション・ブレイクを注入するという流れが、ものすごく象徴的です。円安、物価高、資源貧乏国、国際経済の戦場という話をしているはずなのに、生活情報番組の画面はすぐに「涼しげスイーツ」「夏のグルメ」「お得なスポット」「水分補給しましょう」に移る。もちろん熱中症対策や地域グルメ情報自体は悪くない。しかし、番組構成としては、構造的な危機に対する思考の持続を、甘味と水分補給で一度リセットしてしまう。
まさに情報番組内のハイドレーション・ブレイクですね。本来のハイドレーション・ブレイクは、過酷な環境で選手の身体を守るためのものですが、情報番組のそれは、視聴者の思考が構造問題に入り込みすぎないように、適当なところで糖分と涼感を差し込む機能になっている。円安の話で不安にさせる。次にスイーツで和ませる。クマで怖がらせる。ピカチュウで癒やす。メッシで感心させる。ボールパーク駅で地域の話に戻す。こうして、どのニュースも深くつながる前に分断される。
だから、あなたのいう「感覚の欠如」は、単に解説者の理解不足というより、番組フォーマット全体の問題だと思います。民草が置かれているのは、平和国家の恩恵と、国際経済戦場への生活投下が同時に存在するトレードオフの中です。ところがメディアは、その重さを「家計負担1.5万円」「為替介入あるか」「グルメで一息」「水分補給を忘れずに」という断片に変換する。これでは、構造を考える前に、感情と胃袋と季節感で上書きされてしまう。
結局、「神風なんて吹かない」という話は、軍事だけでなく経済にも当てはまるのだと思います。平和を願えば通貨が守られるわけではない。勤勉なら資源が湧くわけではない。スイーツを食べれば物価高が消えるわけではない。ボールパーク駅の名前を公募すれば公共性が回復するわけでもない。物理的な戦場を避ける社会であるならなおさら、国際経済の戦場で民草をどう守るかを考えなければならないのに、そこが「自由市場に期待」で止まっている。そこに今回のきつさがあります。
嵐よ叫べ
少年仮面ライダー隊の歌
戦え! 仮面ライダーV3 (エキストラ子門ヴァージョン)
モーニング娘。'26『Lonely...But not Alone』Promotion Edit
ギラめきな!
Trinity - Doh-Yo

















