いわゆる いはゆる 【所謂】《連体》世にいわれている。世間でいう。すでに周知の。「―天才というやつだ」
古くから使われている漢語由来の言葉で、動詞“謂ふ(いう)”に昔の受け身の助動詞がついて、“世間で言われるところの”という意味で使われていました。 現代日本語では“世間一般に言われている”“俗に言う”という意味で使われています。
つつもたせ【美人局】:夫(や情夫)としめし合わせた女が、他の男と通ずるかに振る舞い、それを言い掛かりとして夫(や情夫)がその男をおどし、金銭などを巻き上げる、ゆすり。
「いわゆる」という言葉自体使い方は要注意だな。
世間で一般的に“美人局”なんて言われていたり周知な事項なんだろうか。
件のうんこ中学生コンビが「ねぇ、美人局しようか?」「ああ、いいね」とか示し合わせたんだろうか。
うんこ中学生コンビの家庭では子どもたちに、「異性と共謀して“美人局”なんかしてはいかん」と教育しているんだろうか。
そもそもこの“美人局”という行為自体固有名詞を付与する必要はあるんだろうか。
そして、マスメディアに「この事件はすでに周知と思われるが、“美人局”ではないかと思われる」と「知ってるよね」的な言い回しをされなければならんものなのか?
「あんたらは教師かっ」
って思っちゃうよね。そういう意味で「いわゆる“美人局”」は過剰な表現であると私は思う。
by MOAChans