今回からはステイサム主演作を特集/復刻…していきます!
今日はこの作品を復刻します。
ここから原文&加筆記事↓↓↓
「Homefront」(2013年/邦題「バトル・フロント」)
意味的にはバトルフロントが「戦線」、ホームフロントは「銃後」(戦線よりも後退したエリア)の意味らしい。
この映画においては…「家族と他人との境界線」という意味でしょう。
なんせ主人公が最強ステイサム様なもんだから、邦題を聞いた時に「超大掛かりな戦争アクション大作」…かと思いましたよ…。
●データ
監督=ゲイリー・フレイダー
脚本=シルベスタ・スタローン
製作=ケヴィン・キング=テンプルトン、S・スタローン、ジョン・トンプソン
製作総指揮=ジェームズ・D・スターン、ダグラス・E・ハンセン、アヴィ・ラーナー、トレヴァー・ショート、ボアズ・デヴィッドソン、レネ・ベッソン、マーク・ギル
原作=チャック・ローガン「Homefront」(小説)
撮影=テオ・ヴァン・デ・サンデ
音楽=マーク・アイシャム
製作費=$22,000,000
興行収入=$43,058,898
出演=ジェイソン・ステイサム、ジェームズ・フランコ、ウィノナ・ライダー、ケイト・ボスワース、フランコ・グリロ …etc…
●超・簡単な…あらすじ
ICPO(国際警察)で囮捜査官のフィル(ジェイソン・ステイサム)はある麻薬組織に潜入し内定をしていた。
内定が終わりDEAと合同での麻薬精製工場急襲の際、組織のボスの息子が銃撃戦の最中逃走を図る。
逃げる親子を追い詰めるフィル。
逃げ場を失った息子は警察を挑発するように銃を手に取る振りをした。
発砲する警官隊。
フィルはボスの息子が警官隊に射殺される場面を目の辺りにしてしまう。
「撃つな!と言ったろ!」とフィルは食ってかかるが「銃を取ろうとした。撃たれて当然だ」と反論にあう。
組織のボスはフィルに向かって「お前とお前の家族を殺してやる」と言い放ち逮捕された。
フィルはこの事件を機にI.C.P.Oを辞職し、娘と共に亡き妻の故郷であるアメリカ南部へ引っ越すのだった。

ある日の学校での出来事。
マティが自分にチョッカイを出した悪ガキを警告後、父であるフィルから教わった護身術で叩きのめすという事件が起きる。
これに腹を立てたのが近所いや街の札付きキャシーで叩きのめされたのは彼女の息子だったのだ。
呼び出しを受けフィルが学校に向かうと凄い剣幕でキャシーとフィルに食ってかかるキャシー。
一度は離れるのだが帰りの駐車場でまたも口論となり先に手を出したキャシーの夫をフィルがのしてしまう。
これに頭にきたキャシーは街で一番の悪であり麻薬密造者でもある自分の兄ゲイター(ジェームズ・フランコ)にフィルを脅すように頼むのだった。
最初は軽く脅すつもりのゲイターであったが手下がやられてしまい本格的にフィルの身辺を探るようになる。
フィルがマティと乗馬に出掛けた際、ゲイターはフィルの自宅に侵入。
フィルが街の人々に黙っていた「過去」をゲイターは知りそれを元に自分が精製しているドラッグで一儲けしようと考えるのだった。
自分の女で悪に精通しているシェリルを呼びつけ逮捕された組織のボスに「息子を殺した捜査官の情報をやる」とボスの弁護士の元へ向かわせた。
これがきっかけで組織に狙われるフィル。
愛する娘を守ることができるか・・・・・・・。
・・・といった感じ。
●登場銃器
基本的にステイサムには銃はいらないはず・・・なんだけどね。
この映画、大きく別けてというか序盤に1回、後半で1回、銃撃戦があります。
序盤は麻薬精製工場急襲ですね。
DEAはお決まりのブラック・ファティーグにアサルト・ベスト(DEAと背中にポン)、フリッツ・タイプのヘルメットで武器はM4です。

ロン毛のステイサム様が途中で久々登場のS&Wのステンレス・リボルバー(多分M629)を使います。
お次はフィルの自宅をギャング組織が急襲する場面(後半)

ギャングさん達でわかったのはベレッタM92FとMP5K、TP9くらい。
用意周到のフィルはベット下に隠してたガンBOXからベネリM4ショット・ガンを取り出し応戦し撃退します。
最後に残った敵の一人は銃じゃなくお約束の肉弾戦で関節決めて分殺(少し手間取ったから)でした。
ラストでゲイターはS&W M659 を使います。
●総評
正直、この映画はステイサムじゃなくてもっと普通のお父さんが似合う俳優さんが良かったかも。
だってステイサムってだけで.もう「無敵」じゃないですか。
それと主人公に対して敵(麻薬ギャング)のスケールが小さすぎるし超・弱すぎます。
なので…点数を付けるなら…今回は敵側のスケールが小さいから…55点…くらい…かな。
次回もステイサム作品を取り上げる…予定…。
では♪