日本における

アサーション・トレーニングの

第一人者

 

平木典子先生

の著書

 

『がまんをやめる勇気』

 

を読みました。

 

 

 

 

アサーションってなぁに?

 

日頃の人間関係において、

「自分の言いたいことを大切にして表現する」

「相手が伝えたいことも大切にして理解しようとする」

コミュニケーションです。

 

例えばね、

 

あなたはパートナーと

子どものことを

話してます。

 

パートナーは、

いつも仕事が遅くて、

平日はワンオペ状態。

 

子どもは、とっても

手がかかる年ごろで、

あなたは毎日へとへと。

 

毎日は無理でも

もう少し早く帰ってきて、

 

一緒に子どもの世話を分担したり、

家事に参加してほしいって

思ってます。

 

 

 

「ねえねえ、もう少し早く帰れないの?」

 

「無理だよ、今、忙しくて。」

 

「毎日子ども達が大変なのよ。今日だって

買い物中に駄々こねて、最後は引きずって連れて帰ったのよ。」

 

「俺だって、早く帰れるなら帰りたいよ。

でもみんなもギリギリまで仕事してるし、量も多くて

無理なんだよ。」

 

「・・・・・・・もういい。わかった。」

 

 

 

結局、お互いの大変さを

伝えあっただけで、

 

あなたは、

これ以上伝えることを

諦めてしまいます。

 

そして

何とも後味の悪い

会話の終わり方ですよね。

 

 

アサーティブな自己表現が

使えるようになると

 

自分も相手も

気持ちよくコミュニケーションが

できると言われてます。

 

 

まずはね、

あなたが

どう思っているのか

 

っていうことを

あなた自身が知ることが

第一歩なんです。

 

 

先ほどの話だとね、

 

・私は、一緒に子育てができなくて

さみしい。

 

・子供の成長を、一緒に見られなくて

悲しい。

 

・私もたまには、子どもから離れたい。

 

・自分の時間が欲しい。

 

色々あると思うんです。

 

ここは

とても大事なところで、

 

私は、こんな風に

感じてるんだ。

 

私はこんな風に

思ってるんだ。

 

これをはっきりと

させることが

大事だと言われています。

 

ここが分かるとね、

次のステップに進みます。

 

自分のもっている

言葉で、素直に相手に伝える。

 

そして、

伝えた後の相手の反応を

 

見届けることをしていくと

言われています。

 

 

 

・・・でもね、

方法が分かっても

 

そんなにすぐに

できないところが

苦しいところなんですよね~えーん

 

 

がまんをしてるのって、

きっと

優しくて気遣いのできる人に

多いのかもしれないけれど、

 

我慢が当たり前になると

自分が我慢していることに

気づかなくなるんです。

 

そりゃそうですよね。

 

我慢することが

当たり前になってるんですから。

 

だから、

何とか自分を奮い立たせて

頑張り続ける。

 

だけど、

 

「もう嫌だ」とか

「やってられない」とかを

感じなくなっってしまうと、

 

うつになってしまうことも

あるそうです。

 

 

だから、

初めにお伝えした

 

あなたは

どう思っているのか

 

を知る

っていうことや

 

どんな風にすればいいのかを

知ることで

充分だと思います。

 

すぐにできない自分を

責めないでください。

 

知ることが、

大きな一歩です。

 

 

≪関連記事≫

ここにも、書いてますね~。

知ることから始めようって♪

 

 

 

 

この本には、

・がまんのメカニズム

・がまんをやめる方法

・がまんしないコミュニケーション

 

について詳しく書かれています。

 

がまんしている人は、

さまざまな感情を

抑制していると言われています。

 

 

怒り、悲しみ、寂しさ、嫉妬などの

ネガティブな感情を

悪者と捉えているのかもしれません。

 

 

≪関連記事≫

ネガティブな感情は、悪者では

ないんですよ~。

 

 

 

自分のことを知ると同時に

感情について知ることも

とても大切なことなのかなと

思いました。

 

 

今日も最後まで読んでいただいて

ありがとうございました。

 

 

≪参考文献≫

平木典子先生のこちらの本は、

漫画なので、さらに分かりやすいかもしれません。

 

 

 

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