にっしん30-② 海外の形勢斯くの如く日新月盛なるに、日本独り太平の安を偸んで、騎兵を駆りて児戯に等しき操練を事とすとも、何ぞ敵愾の用をかなすべき。 日進月歩 日新月盛 日就月将 日に就(な)り月に将(すす)む。 【訳】海外情勢は日々進んでいるにもかかわらず、日本だけが平和に甘んじて、兵士を使い子供の遊びのような訓練をしたところで、どうやって対抗できるというのか。 30-② 此の文素の要用にしてソウコシャの閑却し能わざる所以を述べ、 操觚者